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アウンサンスーチーさんの来日を機に、ビルマ(ミャンマー)問題を考えよう

ビルマの非暴力民主化運動を牽引してきたスーチーさん

2013年4月13日~19日の一週間、ビルマ(ミャンマー)のアウンサンスーチーさんが来日しました。17日には、NGOとの会合の場が持たれ、アムネスティ日本からは事務局長と他2名が出席しました。

ビルマの非暴力民主化運動を牽引してきたスーチーさん

スーチーさんとアムネスティとの関わりは、1989年にさかのぼります。

その前年、26年続く軍政の横暴に耐えかねた何万人もの人びとが立ち上がり、全国的な民主化運動が起こりました。しかし、軍は武力でこれを鎮圧。大勢の人の命を奪いました。

この民主化運動に参加していたスーチーさんは、非暴力と市民としての不服従の方針を掲げて国民民主連盟(NLD)結成しました。しかし、スーチーさんの影響力を恐れた軍は、起訴も裁判もなく彼女を自宅軟禁してしまうのです。

アムネスティは、ただちにこの不当な扱いに抗議し、釈放に向けて動き出しました。以来、断続的に20年続いた彼女の自宅軟禁からの即時解放を求め、軍政に圧力をかけ続けてきました。
 

民主化の機運が高まるビルマ

民主化の機運が高まるビルマ

鎖国的な経済政策とその後の恣意的な経済政策で、ビルマの経済は疲弊しきっていました。その上、非人道的な政策に対する欧米諸国の経済制裁と、民主化への内外の圧力に耐えかね、ついに、軍は50年近く続いてきた軍事独裁政維持をあきらめました。

2010年、総選挙が行われ、2011年、議会も首長もなかったビルマは、形の上では「民政移管」しました。その後、政府は大量の政治犯を釈放し、検閲も廃止。民主活動家との対話も積極的に進め、限定的ながら街には自由や民主化を求める市民の活動も見られるようになってきました。

経済特区の建設、為替制度の改定など、政府は経済改革を目指す一方、豊富な資源や勤勉な国民性に期待する日本企業は、次々にビルマへの進出を検討しています。
 

変化の陰で、安心して暮らせない人がまだまだ大勢いる

変化の陰で、安心して暮らせない人がまだまだ大勢いる

明るいニュースばかりが聞こえてきますが、実はこの民主化、権力を保持しながら、内外に認められる政権をつくりたかった軍の主導で進められたものです。不公正な総選挙(2010年)の結果、議会の8割は軍人や軍関係者が占め、政府の実権は、今も軍が握っているといっても過言ではありません。

民主化の陰で、軍による少数民族への弾圧は激しさを増しています。ビルマには多くの少数民族が存在します。少数民族武装勢力掃討の名の下に、国軍は、少数民族一般市民に対して村の焼き討ち、性的暴力、強制労働、強制移住など、熾烈な人権侵害を繰り返しています。

そして、現在でも多くの政治犯が拘禁され、劣悪な環境で苦しい毎日を送っています。
 

ビルマの人びとが、本当の自由を取り戻すために

ビルマの人びとが、本当の自由を取り戻すために

「民政移管」後、アムネスティは、現地の活動家、元政治囚、政治家、NGO、国際NGOとともに、不当な投獄を調査する機関を設置するよう、ビルマ政府に働きかけてきました。

そして、この2月、政府は、政治囚の個別案件を再調査する委員会の設置を決めました。この委員会で政治囚の恩赦を検討すると発表していますが、私たちは、この動きを注視し、委員会が着実な成果を挙げるよう求めています。

少数民族に対する苛酷な人権侵害に関しては、日本政府を含む国際社会をも巻き込みながら、ビルマ政府に弾圧をやめるよう、さまざまな手段で訴えていきます。

アムネスティの活動を支えて下さい

表面的には民主化が進み、よい方向に変化しているよう に見えても、その陰で今もなお深刻な人権侵害が続いているビルマ。その状況を変えていくために、アムネスティ日本は粘り強く活動を続けていきます。ぜひ、ご支援をお願いします。

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