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近隣諸国で助けを待つ人たち:ハムードさん(21歳)

ゲイであるために、武装グループによって脅迫されシリアを逃れた

ハムードさんハムードさん

2013年3月にヨルダンに逃れたハムードさんは、ダルアー出身のゲイの男性です。ゲイであるために、ある武装グループによって脅迫され、シリアを逃れました。

ヨルダンでは、兄弟に殺されそうになり、6人の男性に強かんされました。ヨルダンでも差別されており、仕事もできないと嘆いています。

ハムードさんのお話

シリアの紛争でヨルダンに逃れました。ヌスラ戦線や他の武装グループがやってきて、国にいられなくなったからです。私がゲイであることは、友達以外は知りません。

ヨルダンでは、1人で暮らしています。ザータリ難民キャンプ(ヨルダンで最大のキャンプ)を出た後、家族と離ればなれになってしまい、それ以来会っていません。兄は、私がゲイであることを知り、脅して殺そうとしてきました。

できればシリアに帰りたいです。ヨルダンよりシリアの方が寛容です。ヨルダンは、ゲイに反対していますから。ゲイとして生きるには、シリアのほうがまだ良いかもしれません。ここでは強いプレッシャーを感じています。今、家賃を滞納しています。国連からの食糧配給券をもらえるはずですが、家族がもらっています。

仕事をすることはできません。仕事を探しに出かけても、「シリア人?ダメダメ、ダメ!」と言われました。「なんでですか、私が料理に毒を入れるとでも思うのですか!」と言い返しましたが。

時々、お金のために身体を売っています。インターネットサイトで相手を見つけるんです。部屋がある人なら、そこまで行きます。生きるためにしています。本当はシリアへ帰国したい。でも、シリアには死があるだけです。

ある男に連れられて、その男の友達6人とセックスするように強制されました。もちろん警察には通報できませんでした。通報したら、シリアに送還されるからです。6カ月か7カ月前の出来事です。怖くて誰にも言えなかった。今もどういったらいいのかわかりません。

女装するのが好きです。時間がある時に着ています。外で着ることはできません。ゲイカップルの結婚式の写真を見せますよ。ヨルダンで行いました。男性として式場に入って、女装に着替えました。

友達は美容院で働いています。外を一緒に歩くと、通りすがりの人にたくさん暴言を吐かれます。警察すら無礼なことを言います。「もし神様が力を与えてくれたら・・・」と言うのですが、それは権力があれば、処刑してやるという意味です。普段は無視していますが、毎日のように通りで脅されます。だから暗くなるまで外に出ないようにしています。雨の日が大好きです。外に誰もいないので。夏は1回か、2回しか外に出ません。つらいですね。

アラブの国がシリア難民を受け入れないことは良く知られています。欧州の国へ行くため、何度も再定住のための面接を受けています。もし、行けるなら生まれ変われると思います。生きていると実感できるでしょう。インターネットで見るような、ゲイの人たちの生活をしてみたい。まず仕事をしたい。できれば一生を共に過ごせるパートナーに出会いたい。着飾って、お化粧をして、何の支障もなく外に出ること、それが夢です。一日でも実現できたら、死ぬほど嬉しいですね。

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