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近隣諸国で助けを待つ人たち:ナディアさん(47歳)

息子の将来のため、開かれた国ならどこでもと再定住を希望

ハムードさんナディアさん

ホムス出身のナディアさんは14歳の息子と暮らしています。紛争が起き、息子の将来が心配でシリアを出ました。夫は数年前に亡くなり、助けてくれた兄も亡くなりました。

2011年8月にヨルダンに来ましたが、物価がとても高く、食べ物も買うことができず、電気代すら支払えないといいます。息子がよい教育を受けることができるように、勉強するように励ましているそうです。息子の将来のため、開かれた国ならどこでもと再定住を希望しています。

ナディアさんのお話

紛争のためにホムスを出ました。安全ではなかったので。息子を学校に送ることができませんでした。子どもが誘拐されたり、女性を強かんされると聞きました。とても怖い思いをしました。爆弾の音は息子を震え上がらせました。息子が心配で、ヨルダンに連れて逃げました。2人だけで逃げてきたのです。兄がヨルダンで働いていて、私がヨルダンに来るのを手伝ってくれましたが、癌で亡くなりました。

シリアでの生活は快適でした。きれいな家を持っていました。豪華だったんですよ、こことは違って。この絨毯はモスクから持ってきました。家具付きで家を借りています。もし今、私に出ていけと言われたら、私と息子の服だけ持って出ていくことになるでしょう。

ここはシリアと違って何でも高いです。電気代さえ払えません。とても貧しい暮らしです。学校は遠く、息子はバスで通っています。バスに乗るためのお金がない時もあって、息子は家にいるしかありません。私たちは本当に貧乏なんです。食べるものもない時があります。隣の家の人が私に料理を作るよう頼んでくれて、お金をもらったりしています。息子がモスクに行くと、お金を恵んでくれる人もいます。

他の国に行きたいです。私たちの将来のために。どこにでも行きます。依存して生きる必要がない所なら、どこでも。尊厳があった以前の生活を思うと涙が出てきます。いつも施しを受けなければならないんです。息子の将来のためにここを去りたい、息子には友達も人生もありませんから。

私の家はなくなりました。ホムスもなくなりました。ここでは十分に料理できません。以前は先生たちのために調理していました。いつも食事しに来て、お金をもらっていました。

心も体も疲れています。息子が唯一の希望です。いい人生を送れるなら。いつも将来のために英語を勉強するように言っています。もう考えるのも疲れました。これからのことを考えると、息苦しくなります。ここを出たいです。誰も訪ねてこないし、誰も私を頼ってきません。ここで人生を終えるんです。家賃が払えなくなったら、どうしたらいいでしょう。

世界の人にお願いです、どうか私をここから出してください。息子は冬にブーツが必要なのに、私はガス代さえ払えません。我慢するように言っています。いつか、欲しいものが買えるようになるからと言い聞かせるんです。私の手伝いをしたいと言ってくれますが、まだ子どもです。お祭りの日に服も買ってあげられませんでした。息子も頼みませんでしたよ、お金がないのを分かっているので。

どんな国でも受け入れてくれる国へ行きます。

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