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リビア:
リビアで拘束されていた国際刑事裁判所の4人の職員が釈放される

最新情報:
2012年7月12日 (stop情報)
更新履歴:
2012年6月25日
国名:
リビア
対象者:
リンダ・テイラー、ヘレン・アサフ、エステバン・ペラルタ・ロシーラ、アレクサンダー・コダコフ
期限:
2012年8月12日
配信日:
2012年7月12日
UA No:
179/2012

2012年7月2日、リビアで拘束されていた4人の国際刑事裁判所(ICC)職員が釈放された。4人はセイフ・アル・イスラム・カダフィと面会した後、都市部から遠く離れた西部の町ジンタンで民兵グループにより26日間にわたり拘束されていた。

国連安全保障理事会やICC裁判所長会議ほか複数の政府が釈放を求め、2012年7月2日、4人は釈放された。そしてその後無事にハーグに戻った。

カダフィの弁護人に指名されたメリンダ・テイラー弁護士と通訳ヘレン・アサフ、そしてICC書記局上級代表エステバン・ペラルタ・ロシーラとアレクサンダー・コダコフは、ICC予審裁判部第一法廷代表として、リビア当局によりセイフ・アル・イスラムとの面会を許可されていた。面会の目的は、ICCでの裁判手続きの進捗状況を本人に知らせることや、リビア当局が同氏をICCで裁判にかけることに異議を申し立て、国内での訴追を主張している件に関して指示を受けることだった。リビア当局は、テイラー弁護士がセイフ・アル・イスラムに渡した書類が国家の安全を損なうものだとして、拘束を命じた。

テイラー弁護士は釈放後、アムネスティ・インターナショナルに対し、次のように伝えた。「私たちの釈放のために力を尽くしてくれたことに感謝します。アムネスティが動いてくれたことは大きかった。釈放運動に関わってくれたたくさんのメンバーに感謝します」

しかしながら一方で、テイラー弁護士もアムネスティも、このことでセイフ・アル・イスラムが公正な裁判を受ける権利が侵害されたことに懸念を持っている。アムネスティは、4人が拘束されたことはまったく容認できないことであるばかりか、セイフ・アル・イスラムが効果的な弁護を受ける権利までも侵害されたと改めて述べた。その上、この拘束によって、リビアが国内での訴追を求めている件についてICCが決定を出すのも延期された。

ICC予審裁判部第一法廷は、リビア当局が4人を拘束したことに関して徹底した調査を行わねばならない。また同法廷は、今回の拘束事件がもたらした影響を検討し、セイフ・アル・イスラム・カダフィがどこで裁判を受けるかを決める手続きに対して弁護側が準備に十分な時間と便益を与えられるよう、実効性のある措置をとるべきである。

ICC職員の釈放のためにアピールを送ってくださったみなさん、本当にありがとうございました。この件の緊急行動は終了です。
 

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