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バーレーン:
抗議行動に加わった未成年者たちが禁固刑10年の判決を受けた。

最新情報:
2013年10月 9日 (更新情報)
更新履歴:
2012年8月 8日
国名:
バーレーン
対象者:
少年2人(いずれも男性)
期限:
2013年11月11日
配信日:
2013年10月 9日
UA No:
236/2012

バーレーンの上訴院は、少年2人に対する10年の実刑判決を支持した。少年の名前はジハド・サデク・アジズ・サマルンさんとエブラヒム・アーマド・ラディ・アル=モクダッドさんだ。

9月29日、マナーマ高等刑事上訴院は2人の10年の判決を支持した。彼らはともに16歳である。2人はバーレーン刑法と反テロリスト法(2006年)により有罪とされていた。反テロリスト法には次のことが含まれている。「犯罪を犯し、治安を乱すため」に「警官殺害を企てること」、「主要道路上でタイヤを燃やすこと」、「巡回中の警官を攻撃すること」、「パトカーに火をつけること」、「違法集会を開くこと」、そして「火炎瓶の所持」である。

裁判所は他にも4人の男性の実刑判決を支持した。同じ罪状で3人には15年、1人に10年の刑である。4人のうち2人は出廷しなかったが原判決が支持された。

4月4日の第一審では、少年たちに禁錮10年が言い渡された。弁護士によると、有罪判決は強いられた自供に基づき、弁護士や保護者の立ち会いも無く、子どもたちは署名を強いられたと主張している。この「自供」は裁判中に撤回されている。子どもたちは首都マナーマから南約30キロにある成人用のジャウ刑務所に収監されている。刑務所では20歳以上の男性と一緒に第3ブロックに収容されている。

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追加情報

サマルンさんとアル=モクダッドさん、さらに4人の成人男性に対する裁判は、2012年10月16日に始まり、今年の4月4日にマナーマ高等刑事裁判所で全員に判決が下された。裁判所に出廷した2人の少年と2人の成人男性は2012年7月23日にマナーマ西方のビラッド・アル・カディームでの反政府抗議行動中に逮捕された。最後に家族に会った時、子どもたちは拘禁中に殴打されたと訴えた。成人の1人は勾留中に暴行されたため、片方の鼓膜が破れ、背中に痛みがあると告げた。

過去2年間、現在行われている反政府抗議行動に関連し、多数の子どもたちが拘禁されている。他の行為に関連した罪とともに、彼らは「不法集会」、暴動、タイヤへの放火、巡回警官への火炎瓶の投擲等に加わったとして起訴された。釈放された者もいるが、現在でも多数の者が裁判にかけられているか、あるいは裁判にかけられず、調査中であるとして拘留されている。多くの場合、「自白」に署名を強制させるため、子どもたちは拷問か、虐待を受けていると伝えられる。別の未成年の事例では、刑法と反テロリズム法(2006年)により正式に起訴され、成人と同様に裁判にかけられ、禁錮刑の有罪判決を受けている。

バーレーンの未成年者に関する法律の条項は、法律に抵触する子どもに関連する条項を含めて、少年司法制度の国際基準を満たしていない。刑法(32条)は刑事責任を負う最低年齢を15歳としている。しかし、実際には最低年齢は7歳であり、これは国際的に受け入れられている基準に比べると極めて低い年齢である 1976年制定の少年法は未成年を15歳を超えない者と定めている。一方、国連子どもの権利条約では18歳に満たない者を未成年と定めているが、バーレーンも1992年にこの条約を批准している。2013年8月6日、国王が2つの緊急布告を出した。これには少年法の改正も含まれていた。これによれば、16歳以下の者がデモ、集会、座り込みに参加すれば、親に対して内務大臣が書面で警告することが明記されている。警告の6ヵ月後に未成年者が新たなデモに加わっていることが分かれば、父親は懲役か罰金、もしくはその両方が科せられる可能性がある。

刑事司法制度に抵触する18歳未満の者に対して適用される少年司法の原則には以下のことが含まれている。拘禁または禁錮は最後の手段とすること。この場合、定期的に観察し、できる限り短い適切な期間とし、可能ならば拘禁に代わる方法を模索する。独房監禁の禁止。拘禁施設においては成人の被収容者から引き離すこと。子ども特有の必要性に対し配慮すること。子どもの矯正と社会復帰を重視すること。

バーレーンで大衆暴動が発生して2年半が経過し、改革が始まったが、良心の囚人たちはいぜんとして収監されており、表現、結社、集会の自由の権利は抑圧されたままである。良心の囚人の中には抗議行動中に逮捕された人もいる。この数カ月、良心の囚人たちが釈放されないだけでなく、ツイッターや平和的な行進により自分の考えを表明しただけで投獄される人が増加している。バーレーンの裁判所は政府の方針に従うことを重視しているようであり、国民に対する実効的な救済策と法治主義の維持には積極的ではないように思える。

9月12日、欧州議会はバーレーンにおける人権と基本的自由の尊重を求める決議を可決した。いくつかの勧告の中で特にこの決議では未成年者の権利を尊重すること、成人の刑務所に収容しないこと、そして子どもの権利条約に従って処遇することを当局者に求めている。バーレーン自身も子どもの権利条約の締結国なのである。9月半ばには国連人権理事会で47カ国が共同声明に署名し、バーレーンで現在行われている人権侵害に強い懸念を表明した。

アクションしてください。

英語、アラビア語、母語で、以下のアピール文を作り、航空書簡(全世界90円)、ファックス、Eメールで、できるだけ早く送ってください。同じ内容を盛り込んだアピール文が後に続きますので、それをご利用ください。

  • 18歳未満にもかかわらずサルマンさんとアル=モクダッドさんが成人として裁判を受けたことに懸念を表明する。
  • 子どもたちに対する有罪判決を取り消し、少年司法制度の国際基準を順守する法廷での再審を命じるよう当局者に求める。国際基準においても、子どもを刑務所に収監するのは最終手段であることを指摘する。
  • 子どもたちや受刑者が拷問や他の虐待を受けないよう当局者に求め、虐待を受けたという訴えがあれば独立機関で調査し、拷問や他の虐待によって得られた自供はいかなる場合も採用することがないようにすることを求める。

宛先
国王
ハマド・ビン・イーサ・アール・ハリーファ
Office of His Majesty the King
P.O. Box 555
Rifa’a Palace, al-Manama, Bahrain
ファックス:+973 1766 4587 (かからない場合は繰り返しかけてください)
書き出し Your Majesty

内務大臣
Shaikh Rashid bin ‘Abdullah Al Khalifa
Ministry of Interior
P.O. Box 13, al-Manama, Bahrain
ファックス:+973 1723 2661
ツイッター:@moi_Bahrain
書き出し:Your Excellency

コピーの宛先
法務・イスラム指導大臣
Shaikh Khalid bin Ali bin Abdullah Al Khalifa
Ministry of Justice and Islamic Affairs
P. O. Box 450, al-Manama, Bahrain
ファックス: +973 1753 1284
Email: minister@justice.gov.bh
ツイッター @Khaled_Bin_Ali

バーレーン王国大使館
〒107-0052 東京都港区赤坂1丁目11-36
レジデンス・バイカウンテス 720号、710号
特命全権大使:ハリール・ビン・イブラヒーム・ハッサン
His Excellency Dr. Khalil bin Ibrahim Hassan

アピール例文

King Shaikh Hamad bin ‘Issa Al Khalifa
Office of His Majesty the King
P.O. Box 555
Rifa’a Palace, al-Manama, Bahrain
↑ここに宛先を記入

Your Majesty,
↑ここに書き出しを記入

I am writing this letter to express my deep concern for Two Bahraini boys, Jehad Sadeq ‘Aziz Salman and Ebrahim Ahmed Radi al-Moqdad. Both were tried as adults despite being under the age of 18.

On 29 September, they had their 10-year prison sentences upheld by the High Criminal Court of Appeal. The two children had been convicted under articles of the Bahrain Penal Code and the 2006 anti-terrorist law.

According to one of the children’s lawyers their conviction was based on “confessions" that they allege they were forced to sign, without the presence of a lawyer or a family member, and which they recanted during the trial.

So I urge the Bahraini authorities to quash the children’s convictions and order a retrial, in a court abiding by international standards of juvenile justice and please remind them that even under these standards children may only be imprisoned as a last resort.

I also urge the authorities to protect the children and other prisoners from torture and other ill-treatment.

Lastly I urge the authority to ensure that their allegations of torture are independently investigated and that statements obtained through the use of torture or other ill-treatment are not accepted in any proceedings.

Thank you very much for your prompt attention to the above.

Sincerely yours,

↑ここにあなたの名前とアドレスを記入

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