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イラク:
6人が死刑執行の恐れがある

最新情報:
2012年9月19日
国名:
イラク
対象者:
マナフ・アブドゥルラヒム・アブドゥルハミド・イサ・アルラウィ、 モハムマド・ノウリ・マタル・ヤシン、 イブラヒム・アブドゥルカデル・アリ・アンティク、ほか
期限:
2012年10月19日
配信日:
2012年9月19日
UA No:
259/2012

サウジアラビア人ひとりを含む少なくとも6人がイラクにおいて死刑執行される恐れがある。6人のうち5人は判決をイラク最高会議により追認されている。いまにも処刑されるかもしれない。

サウジアラビア人アブドゥラー・アザム・サレー・ムスフェール・アルカータニとイラク人5人(マナフ・アブドゥルラヒム・アブドゥルハミド・イサ・アルラウィ、モハムマド・ノウリ・マタル・ヤシン、イブラヒム・アブドゥルカデル・アリ・アンティク、サファ・アーマド・アブルアジズ・アブドゥラー、モハムマド・ジャベル・タウフィク・オバイド)は2011年3月16日イラクの首都バグダッドの中央刑事裁判所で死刑判決を宣告された。彼らの判決は認容され、イラク最高会議による追認手続きへと進んだ。しかしアムネスティの受け取った情報によると、アブドゥラー・アザム・サレー・ムスフェール・アルカータニのケースだけが、申し立てられた犯罪時にはすでに拘禁中であったことを証明する公式書類を弁護団が提出した後、死刑判決再審理のため破棄裁判所に再度提出された。裁判所の判決は9月9日に出る予定である。

6人は、ふたりのオーナーが殺害された、2009年バグダッドの金細工店襲撃事件に加わったとして起訴されている。6人は最初、自分たちはアルカイダのメンバーであり、襲撃したことを「自白した」。後で「自白」を取り消し、自白は拷問、虐待により引き出されたと述べた。アブドゥラー・アザム・サレー・ムスフェール・アルカータニは拘禁されてすぐ電気ショックを受け、殴打されたと家族に話した。

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追加情報

イラクで死刑は広範囲に使用されている。連合国暫定当局(CPA)の長ポール・ブレマーによる1年の中止後、2004年にイラク政府が死刑を復活して以来、何百人もの人びとが処刑されている。政府は処刑に関する統計のような情報をほとんど出さない。これは透明性に関する国際基準に違反している。多くの人が死刑を科せられている。死刑は世界人権宣言第3条、第5条に規定されている、「生きる権利」と「拷問や、残虐で非人道的、品位をおとしめる扱いまたは刑罰を受けない権利」というふたつの基本的人権の侵害であるため、アムネスティはすべての場合でも死刑に反対している。アムネスティは死刑を最も残虐で非人道的、品位をおとしめる刑罰と考える。

アムネスティはイラクにおける武装グループによる人権侵害を繰り返し非難し、責任あるものを裁判にかけるよう要求し続けている。その裁判は最も厳格に認められた公平な裁判の基準に従い、死刑に頼らないものである。

2012年7月23日、イラク内務省はバグダッドの西、アンバー州の警察署長からのウェブサイトニュースを公表した。それは破棄裁判所が196の死刑判決を認容し、すぐに処刑するように望むと主張している。196の死刑判決のうちどれがイラク最高会議によりすでに裁可されたかどうかはわからない。

報告によると8月27日イラク内務省は、サウジアラビア人ひとりと女性3人を含む21人が処刑されたと発表した。サウジアラビア人アゼン・モハムマド・ナシ・マホール・アルムサウイの弁護士は、死刑執行が保留され、判決が控訴審により審議されている最中にもかかわらず、処刑が行われたと述べた。2日後の8月29日に同様に内務省は5人が処刑されたと発表した。

今年これまでにイラクで死刑執行された合計人数は少なくとも96人である。
 

アクションしてください。

アラビア語、英語あるいは母語で以下のアピールを作り、航空便、航空書簡(全世界90円)、電報、ファクスあるいはeメールで、できるだけ早く送ってください。同じ内容のアピール例文が後に続きます。それをご利用ください。

  • マナフ・アブドゥルラヒム・アブドゥルハミド・イサ・アルラウィ、モハムマド・ノウリ・マタル・ヤシン、イブラヒム・アブドゥルカデル・アリ・アンティク、サファ・アーマド・アブルアジズ・アブドゥラー、モハムマド・ジャベル・タウフィク・オバイドの死刑執行手続きを続行しないようにイラク当局に要求する。
  • アブドゥラー・アザム・サレー・ムスフェール・アルカータニに対する死刑判決を覆すよう当局に要請する。
  • 6人が領事の支援を受け、国際基準に従った公正な裁判を受けていないことに憂慮を表明する。
  • 死刑を廃止するために死刑執行を正式に一時停止すると宣言し、すべての死刑判決をただちに減刑するよう当局に要請する。
  • 重大な犯罪に責任あるものを裁判にかける義務が政府にあることを認めるが、死刑は生きる権利の侵害であり、究極の残虐で非人道的屈辱的刑罰であると主張する。

宛先

首相兼代理防衛・内務大臣 Prime Minister and Acting Minister of Defence and Interior
His Excellency Nuri Kamil al-Maliki,
Prime Minister
Convention Centre (Qasr al-Ma’aridh)
Baghdad, Iraq
書き出し:Your Excellency

人権大臣Minister of Human Rights
His Excellency Mohammad Shayaa al-Sudani
Convention Centre (Qasr al-Ma’aridh)
Baghdad, Iraq
書き出し:Your Excellency

コピー宛先

司法大臣 Minister of Justice
Hassan al-Shammari
Convention Centre (Qasr al-Ma’aridh)
Baghdad, Iraq
書き出し:Your Excellency

イラク共和国大使
〒150-0047 渋谷区神山町14-6 ラビアンパレス松濤
イラク共和国大使館
特命全権大使 ルクマン・フェーリ閣下

できるだけ早くアピールを出してください。期限を過ぎた場合はUAセンターまでお問い合わせください。

His Excellency Nuri Kamil al-Maliki
Prime Minister
Convention Centre (Qasr al-Ma’aridh)
Baghdad, Iraq
↑ここに宛先を記入

Your Excellency,
↑ここに書き出しを記入

I respectfully call on the Iraqi authorities not to proceed with the executions of Manaf ‘Abdulrahim ‘Abdulhamid ‘Issa al-Rawi, Mohammad Nouri Matar Yassin, Ibrahim ‘Abdulqader ‘Ali ‘Antik, Safa Ahmad ‘Abul’aziz ‘Abdullah and Mohammad Jaber Tawfiq ‘Obaid.

I further urge the authorities to overturn the death sentence against ‘Abdullah ‘Azzam Saleh Musfer al-Qahtani.

I would like to express my grave concern that the six men may not have received a fair trial in line with international standards and consular assistance.

I strongly urge the authorities to declare an official moratorium on executions with a view to abolishing the death penalty, and to commute without delay all death sentences.

I recognize governments have an obligation to bring to justice those responsible for serious crimes. But the death penalty violates the right to life and is the ultimate cruel, inhuman and degrading punishment.

Sincerely yours,
ここにあなたの名前と住所を記入
 

CC: Ambassador of Iraq to Japan

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