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マケドニア 旧ユーゴスラビア:
マケドニア LGTBIの人びとへの襲撃がつづく

最新情報:
2013年7月24日
国名:
マケドニア 旧ユーゴスラビア
対象者:
LGBTIの人びととその団体(男女)
期限:
2013年8月23日
配信日:
2013年7月24日
UA No:
176/2013

マケドニアの首都スコピエで6月、およそ30人がLGBTI(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、インターセックス)支援センターを襲撃し、7月5日には不審物による放火未遂があった。同性愛嫌悪にもとづくこれら一連の襲撃により、LGBTIの人びとやグループの身の安全に対する懸念が広がっている。

今回を含め過去数年にわたり、マケドニアのLGBTIの人びとは、同性愛嫌悪に基づく襲撃を再三にわたり受け、事務所などが損害を被っている。

スコピエでのプライド週間中の6月22日に、LGBTI活動家40人が映画を鑑賞していたLGBTI支援センターが、30人以上のグループによって襲撃された。グループは同性愛嫌悪のスローガンを叫び、センター内の活動家たちを脅し、石、ボトル、レンガなどを同センターのビルに向かって投げつけた。イベントの主催団体のNGOは事件前に、フェイスブック上で何度か殺害の脅迫を受けていた。6月25日、ある集団がゲイであることを公表している俳優で活動家のピーター・ストコビックさんの自宅前に集まり、ピーターとパートナーがいる自宅に向かって投石を行い、同性愛を嫌悪する罵りや脅しを叫んだ。7月5日には、LGBTI支援センターで放火未遂があった。警察は、屋根からタイルが剥がされ、屋根裏の梁にはまかれたガソリンの跡があったと報告した。

政府の役人や民間人はLGBTIのコミュニティに対して、メディアを通じて再三にわたって言葉による襲撃をしてきた。このような状況の中で、最近の事件はおこっている。一連の事件で、性的指向や性自認を理由とするどんな形態の差別に対しても法による保護が直ちに必要であることは明らかである。マケドニアの反差別法は、性的指向による差別を禁止していない。EUと国連条約機関を含む国内外からの批判にもかかわらず、政府は法律の改正を拒否している。地元のNGOはLGBTIに対する憎悪犯罪に関する法案を準備し始めている。政府は、この先駆けとなる動きをさらに押し進め、同性愛やトランスジェンダーへの憎悪にもとづく犯罪に対処するための適切な措置を取るべきである。

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追加情報

これまでの襲撃には次の事例がある。

  • 2012年10月24日にマスクをつけた数名が、スコピエでLGBTIコミュニティのために新たに設立された支援センターの事務所に投石をした。 2013年3月、建物は再びデモ中に投石された。
  • 2012年3月17日に「トレランス・デー(寛容の日)」の準備をしていた2人のLGBTI活動家に対して襲撃があった。
  • 今年4月20日、ビトラではNGOのLGBTユナイテッドの活動家に対して襲撃があった。さらにソーシャルメディア上での脅迫が続いた。
  • 2012年10月、差別から人びとを保護する責任のある労働社会大臣が、ユニセフの会議の中で同性婚に反対した。これは、テレビの全国ネットで放送され、また自身のFacebook上にも内容が載った。
  • 2012年10月、出生率の低下をだれでも平等に婚姻する権利と結びつけ、グルエフスキー首相が公の場で批判した。
  • 今年2月1日のベッサー紙が「ジャーナリストの中に同性愛者はいるか?」との見出しで、ゲイであると疑われているジャーナリストを名指しして、彼らの生活とキャリアを危うくさせた。

アクションしてください。

英語あるいは母語で以下の内容のアピールを作り、航空便、航空書簡(全世界90円)、電報、ファックス(あるいはeメール)で、できるだけ早く送って下さい。同じ内容のアピール例文が後に続きます。それをご利用下さい。

  • 内務大臣に対して、これらの犯罪を公に非難することを要請する。また、同性愛嫌悪に基づく襲撃の罪が問われない風潮に終止符を打ち、6月と7月も含めたこれまでのすべての襲撃の捜査を公正、徹底、かつ迅速に行い、関係者らを裁判にかけるようにする。
  • 反差別法に、差別の具体的理由として性的指向や性自認を盛り込むことを、内閣総理大臣など関係大臣に要請する。
  • 憎悪が基となった犯罪を禁止する法律の導入を、遅滞なく、またLGBTI団体と協議の上で実施することをすべての閣僚に要請する。この憎悪が基となった犯罪には、国際基準で認知されている民族、人種、性別およびその他の差別が理由となった犯罪だけでなく、性的指向と性自認に基づく憎悪犯罪を含むよう要請する。

宛先
内務大臣
Minister of Interior
Gordana Jankulovska
Dimce Mircev BB
1000 Skopje, Macedonia
Fax: + 389 23 112 468
Email: kontakt@moi.gov.mk
書き出し: Dear Minister

首相
Prime Minister
Nikola Gruevski
Blvd. Ilinden No.2
1000 Skopje, Macedonia
Fax: + 389 23 115 285
書き出し: Dear President of the Government of Macedonia

コピーの宛先
Minister of Justice
Blerim Bexheti
Dimitrie Cupovski 9
1000 Skopje, Macedonia
Fax: +389 23 226 975
Email: umatevska@mjustice.gov.mk

在東京マケドニア旧ユーゴスラビア共和国名誉総領事館
Honorary Consulate-General of the Former Yugoslav Republic of Macedonia in Tokyo
〒102-0085 東京都千代田区六番町7 番町グロリアビル3階
電話:03-5212-1977
名誉総領事:松田 昌士 氏
Mr. MATSUDA Masatake

アピール例文

Minister of Interior Gordana Jankulovska
Dimce Mircev BB
1000 Skopje, Macedonia
↑ここに宛先を記入

Dear Minister
↑ここに書き出しを記入

I am writing to ask you to end the climate of impunity for homophobic attacks by acknowledging and condemning publicly these crimes, and ensure that impartial, thorough and prompt investigations are conducted into the June and July attacks, and into all previous attacks on the lives or property of LGBTI people or organizations, with those found responsible brought to justice.

I also request you to introduce amendments to the anti-discrimination legislation to include sexual orientation and gender identity as specific grounds for discrimination.

Lastly I urge you without delay and in consultation with LGBTI organizations, to introduce legislation prohibiting hate crime, specifically including hate crimes based on sexual orientation and gender identity, as well as ethnicity, race, gender and other grounds for discrimination recognized in international standards.

Thank you very much for your attention.

Sincerely yours,

↑ここにあなたの名前とアドレスを記入

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