English

  1. ホーム
  2. あなたにできること
  3. 緊急行動(Urgent Action)
  4. 朝鮮民主主義人民共和国: 脱北者2人が強制送還

朝鮮民主主義人民共和国:
脱北者2人が強制送還

最新情報:
2013年9月 7日
国名:
朝鮮民主主義人民共和国
対象者:
キム・ソンイル(男性)、キム・ソネ(女性)
期限:
2013年10月14日
配信日:
2013年9月 7日
UA No:
237/2013

朝鮮民主主義人民共和国を脱出していた一家5人のうちの2人が強制送還された。恣意的拘禁、拷問やその他の虐待、強制労働処分を受けたり、死刑に処せられる恐れがある。

キム・ソンイルさんとキム・ソネさんは、7月に中国東北部の吉林省で中国当局により拘束されたが、このほど本国に強制送還された。2人は、キム・グァンホさん、その妻キム・オクシルさん、娘さんら親族3人と共に旅行中であった。中国は不法入国した朝鮮民主主義人民共和国人を、難民や庇護希望者ではなく、経済移民とみなし、捕まえると本国へ送還している。

一家5人は全員同時に拘束されたが、キム・グァンホさん夫妻と娘は、8月に韓国への旅行を認められた。キム・グァンホさん夫妻と娘は、2009年8月に本国を逃れ、韓国に定住し、韓国籍を取得していた。3人は2012年12月に韓国を出国し、朝鮮民主主義人民共和国に戻ったが、その背景は明らかになっていない。中国は、3人が韓国籍を取得していたため、韓国へ戻ることを認めた。

朝鮮民主主義人民共和国人は、国の許可なく中国を含む外国への渡航を禁止されている。不法に国を脱出した人びとが帰国すると、恣意的拘禁、拷問やその他の虐待、強制労働などを受けさせられることが多い。強制失踪の危険性もある。

もっと読む

追加情報

キム・グァンホさん、キム・オクシルさんと娘は本国を逃れ、2009年8月以降は韓国に定住していた。しかし、その後2012年12月に韓国から中国に渡った。その後キム・グァンホさんが単身で朝鮮民主主義人民共和国に戻り、妻と娘もそれに続いた。今年1月、同国のメディアは、キム・グァンホ夫妻と韓国から戻った別の脱北経験者にインタビューを行った。3人はインタビューの中で、「韓国におびき寄せられた」と話していた。

2012年12月から1月上旬にかけて、一家が朝鮮民主主義人民共和国に戻った背景は明らかではない。彼らが自発的に戻ったわけではなく、メディアによるインタビューも同国民が韓国へ逃れるのを防ぐためのプロパガンダに利用されたとの懸念もある。

キム・グァンホさん一家は、6月24日に2度目の出国を図ったと伝えられている。

同国の情報筋によれば、2011年12月父親の死後政権についた金正恩氏は、国境警備を強化し、国からの脱出を試みて捕らえられた自国民を非難し、厳罰に処すると脅迫していると報じられている。

今年3月国連人権委員会は、朝鮮民主主義人民共和国の人権侵害に関する調査委員会の設立を決定した。調査対象となる人権侵害は、食糧確保の権利、政治囚収容所、拷問その他の虐待、恣意的拘禁、差別、表現の自由、生存権、移動の自由、強制失踪である。

朝鮮民主主義人民共和国当局は、アムネスティや人権侵害に関する国連調査委員会などの国際的な人権監視機関を認知せず、その入国を認めていない。現在同国は、独立監視機関、政府間組織、人道組織の入国を制限しているため、人権状況の評価はできない。主に国外に居住している朝鮮民主主義人民共和国の国民を通して明らかになっている情報によれば、結社、表現、移動の自由に対する厳しい制限、恣意的拘禁、死に至る拷問その他の虐待や処刑などの人権侵害が広範かつ組織的に行われているようである。

アクションしてください。

朝鮮(韓国)語、英語あるいは母語で、以下の内容のアピール文を作り、航空書簡(全世界90円)、ファックス、Eメールで、できるだけ早く送ってください。同じ内容を盛り込んだアピール例文が後に続きますので、それをご利用ください。

  • 朝鮮民主主義人民共和国を出国したことを理由に何人をも拘禁したり、起訴しないこと、またキム・ソンイルさんとキム・ソネさんに拷問その他の虐待や、強制労働、強制失踪や死刑に処することがないことを保障するように、金正恩氏に求める。
  • キム・ソンイルさんとキム・ソネさんの所在を明らかにすることを、金正恩氏に求める。
  • 朝鮮民主主義人民共和国の国際的義務に従って、出入国の許可を得るための必要条件を撤廃するように、金正恩氏に促す。

宛先
Kim Jong-Un, Supreme Commander of the Korean People's Army, 
以下のいずれかの気付けにて。

朝鮮民主主義人民共和国国連大使(ニューヨーク) 
Mr Sin Son-ho, Ambassador
Permanent Mission of the Democratic People’s Republic in New York
820 Second Avenue, 13th Floor
New York, NY 10017, USA
ファクス:+1 212 972 3154 +1 212 972 3154
Eメール: dpr.korea@verizon.net
書き出し: Your Excellency

朝鮮民主主義人民共和国国連大使(ジュネーブ)
Mr So Se-pyong, Ambassador
Chemin de Plonjon 1
1207 Geneva
Switzerland
ファクス:+1 212 972 3154 +41 22 786 0662
Eメール: mission.korea-dpr@ties.itu.int
書き出し: Your Excellency

コピーの宛先
人民保安部長
Mr Choe Bu-il, Minister of People’s Security
Ministry of People’s Security
Pyongyang
Democratic People’s Republic of Korea

アピール例文

Kim Jong-Un, Supreme Commander of the Korean People's Army,
c/o
Mr Sin Son-ho, Ambassador
Permanent Mission of the Democratic People’s Republic in New York
820 Second Avenue, 13th Floor
New York, NY 10017, USA
↑ここに宛先を記入

Your Excellency:
↑ここに書き出しを記入

I am writing this to express my grave concern for Kim Song-il and Kim Son-hye, who have recently been forcibly returned to the Democratic People’s Republic of Korea.

I call on Mr. Kim Jong-Un to ensure that no one is detained or prosecuted for leaving North Korea, and that Kim Song-il and Kim Son-hye are not subjected to torture and other ill-treatment, forced labour, enforced disappearance or the death penalty.

I also call on him to disclose the whereabouts of Kim Song-il and Kim Son-hye.

I further urge him to abolish the requirement for permission to travel internally and abroad, in compliance with the Republic's obligations.

Thank you for your prompt attention to the above.

Sincerely yours,

↑ここにあなたの名前とアドレスを記入

このページをご覧になった方へのお勧め

前へ

次へ