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イスラエル/被占領パレスチナ地域/パレスチナ自治政府:
イスラエル 弁護士で活動家の裁判がまた延期

最新情報:
2016年12月16日 (更新情報)
更新履歴:
2016年12月 1日 (更新情報)
2013年10月29日 (更新情報)
2013年10月11日
国名:
イスラエル/被占領パレスチナ地域/パレスチナ自治政府
対象者:
アナス・バルグーティ(男性)
期限:
2017年1月25日
配信日:
2016年12月16日
UA No:
276/2013

12月6日の審理は、元良心の囚人であるパレスチナ人弁護士、アナス・バルグーティさんに対する証人をイスラエル軍検察が用意する最後の機会となるべきだった。検察は証人を法廷に出廷させなかったにもかかわらず、審理は1月24日までまたもや延期された。

アナス・バルグーティさん(33歳)は、パレスチナ人弁護士で人権擁護活動家だ。被占領西岸地区のオフェール軍事法廷での12月6日の審理は、イスラエル軍検察にとって、アナス・バルグーティさんに対する証人を連れてくる最後の機会となるべきだった。イスラエルが禁止する「パレスチナ解放人民戦線(PFLP)のメンバーであること」及び「デモを組織する委員会を指導したこと」が彼の罪状だった。彼は両方の罪状とも否認している。最初、2013年9月15日に逮捕されたアナス・バルグーティさんは、軍判事が彼を治安上の脅威とみなす十分な証拠はないとの判決を受け、2013年10月23日に保釈されていた。アナス・バルグーティさんは保釈されて以降、3カ月毎に出廷しなければならなかったが、その度に軍検察は彼に対する証人を用意できなかった。

12月6日の審理では、判事は検察に対し証人たちの1人に逮捕令状を出すことでまたもやチャンスを与えた。その証人は以前、裁判所の召喚に応えなかった。パレスチナ人たちはしばしばそのような召喚には応じない。というのも、彼らはイスラエルの軍事占領の機関に協力したくないからである。判事がなぜ普通に利用されているツールである令状を出すのに3年待ったのか理由ははっきりしない。パレスチナの囚人の権利擁護の組織であるアッダミールのアナス・バルグーティさんの法曹団が懸念しているのは、このことが裁判の長期化を許してしまうことである。というのも、判事たちは検察が証人を出すのに引き続き失敗していることについて、「力不足」だとか「治安」のような理由でしばしば容認してしまっているからである。こうしてさらに審理が必要となることはアナス・バルグーティさんにとって裁判に費やす日がさらに多くなることを意味する。アムネスティ・インターナショナルはかつていくつかのケースで、繰り返され正当化できない裁判の遅延はそれ自体、拘禁または保釈されたパレスチナ人を罰する方法となっていると懸念を表明したことがある。国際基準を満たしていない手続きのイスラエルの軍事法廷で、被占領西岸地区のパレスチナ人は不公平な裁判に直面している。

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追加情報

アナス・バルグーティさんは2013年9月15日、被占領パレスチナ地域のベツレヘムの北の軍検問所で、イスラエル軍によって逮捕された。彼は友人と家族を訪問した後に、ラマッラーに帰宅する途中であった。午後7時頃、兵士はアナスさんの運転する車を止め、彼が弁護士だと名乗り、パレスチナ弁護士会の会員証を見ると逮捕した。さらに、携帯電話を没収し、尋問した後、目隠しして手錠をかけ、違法なイスラエル人入植地のエツィオンにある拘置所に移送した。その後、オフェールの軍施設に連行され、彼は保釈されるまでそこに勾留されていた。パレスチナの治安部隊に拘禁されたパレスチナ人の代理人となり、単に人権擁護活動家として平和的な活動をしていた。それだけの理由で逮捕されたため、アムネスティは彼を「良心の囚人」と見なした。 9月22日まで起訴なしの勾留の延長を求める軍検察官の訴えに裁判官が同意した9月16日に、彼は初めて軍事法廷に引き出された。その日、彼が起訴された9月24日まで勾留が再延長された。 彼は10月1日、法廷の審理に出たが、裁判は10月9日まで延期された。それから保釈される10月23日まで再延期された。逮捕後、イスラエル当局は彼に渡航禁止措置を科した。

アナス・バルグーティさんは起訴されて以降、被占領西岸地区のオフェール軍事法廷での審理に3カ月毎に出廷しなければならなかった。パレスチナ当局によって逮捕されたパレスチナ人たちの代理人として、ラマッラーで法律実務をしているアナス・バルグーティさんにとって、審理がある日は仕事する日を失うことであった。また審理があると帰宅できないかもしれないため、家族にとっても不安になる。

アナス・バルグーティさんはアムネスティ・インターナショナルに対し、2016年11月8日、ラマッラーの事務所で次のように語った。「裁判が終わるべくして終わり、監獄に戻ることがなければうれしい。その実現は極めて難しいですが」と。「科されている渡航禁止措置が解除されることを望んでいる」とも話した。

アナス・バルグーティさんはアムネスティ・インターナショナルに対し、現在の裁判が彼に与えた影響について次のように述べている。「裁判の日は気が滅入る日です。私自身の中、そして家族に緊張をもたらします。特に午前10時から午後4時まで法廷にいる間は携帯電話を取り上げられ、家族にとっては何が起きているかを知るすべがないのです。審理がある時は、自分のカレンダーを空きにするようにします。仕事や社交上の約束も入れないようにします。私は弁護士ですが、法廷に行くとき、それは何の意味もないのです。渡航禁止措置はまた、自分がまるで大きな監獄にいるような気にさせられます。イスラエル国内や海外にも行けないのです」と。

オフェール軍事法廷での軍事裁判は、検察が証人を準備できなかったりして、しばしば延期される。証人はしばしば他のパレスチナの囚人であったりイスラエル軍の軍人であったりする。アムネスティ・インターナショナルはかつていくつかのケースで、繰り返され正当化できない裁判の遅延はそれ自体、拘禁または保釈されたパレスチナ人を罰する方法となっていると懸念を表明したことがある。公平な裁判のための国際基準を満たしていない手続きのイスラエルの軍事法廷で、被占領西岸地区のパレスチナ人は不公平な裁判に直面している。判事も検察官もイスラエル軍から採用されている 判事は軍法務総監の推薦に基づいて地域司令官によって任命され、検察官が判事への昇進コースをほぼ独占している いったん任命されると、判事には終身在職権はなく、地域司令官によっていつ解任されるか分からない 彼らの独立性と中立性については重大な疑念が取りざたされてきた さらに、裁判はしばしば証人の自白を根拠に行われるが、その自白は後で強要されたとして取り下げられてきたことで知られている。被告は罪を犯していないと主張する時でも、裁判に公正さを期待できず、減軽につながる有罪答弁を受け入れるしかないと思い、一様に司法取引に頼ってしまうのである。

アクションしてください。

ヘブライ語、英語、もしくは日本語で、アピール文を作り、ファックス、Eメールのいずれかで、できるだけ早く送ってください。以下の文面内容と英文サンプルをご利用ください。

  • もしアナス・バルグーティさんが有罪となり投獄されることになれば、単に容疑者の弁護士としての仕事やその政治的意見の平和的発言を理由に拘禁された良心の囚人であるとアムネスティは考えていることを述べ、当局に対し、罪状すべてを破棄するよう求める。
  • イスラエル当局に対し、アナス・バルグーティさんや、被占領パレスチナ地域のその他の人権擁護活動家たちへの嫌がらせを即時停止するようイスラエル当局に求める。
  • イスラエル当局に対し、アナス・バルグーティさんに科せられた渡航禁止措置を直ちに解除するよう要請する。

宛先
Prime Minister
Benjamin Netanyahu
Office of the Prime Minister
3 Kaplan St.
PO Box 187
Kiryat Ben-Gurion
Jerusalem 91950, Israel
Email: b.netanyahu@pmo.gov.il,pm_eng@pmo.gov.il
Salutation: Dear Prime Minister

Military Judge Advocate General
Brigadier General Sharon Afek
6 David Elazar Street
Hakirya, Tel Aviv, Israel
ファックス +91 194 245 2224
Email:Mag@idf.gov.il
Salutation: Dear Brigadier General

コピーの宛先
Minister of Defence
Avigdor Liberman
Ministry of Defence
37 Kaplan Street, Hakirya
Tel Aviv 61909, Israel
Fax: +972 73 323 3300
Email: minister@mod.gov.il

駐日イスラエル国大使館
Embassy of Israel in Japan
〒102-0084 東京都千代田区二番町3
電話: 03-3264-0911
特命全権大使:ルート・カハノフ閣下
Her Excellency Ms. Ruth KAHANOFF

アピール例文

Prime Minister
Benjamin Netanyahu
Office of the Prime Minister
3 Kaplan St.
PO Box 187
Kiryat Ben-Gurion
Jerusalem 91950, Israel
↑ここに宛先を記入

Dear Prime Minister,
↑ここに書き出しを記入

I am writing to you over the case of Anas Barghouti. I'd like to note that if convicted and imprisoned Amnesty International would consider him a prisoner of conscience, detained solely for his work as a lawyer on behalf of prisoners and for the peaceful expression of his political views.

I ask you to drop all charges against Anas Barghouti.

I urge you to put an immediate end to harassment of Anas Barghouti and other human rights defenders in the Occupied Palestinian Territories.

Lastly I request you to immediately lift the travel ban imposed on Anas Barghouti.

Thank you very much for your attention.

Sincerely yours,

↑ここにあなたの名前とアドレスを記入

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