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シリア:
シリアで女性と子どもが人質に

最新情報:
2013年11月 1日
国名:
シリア
対象者:
シリア人125人(男女)
期限:
2013年12月 6日
配信日:
2013年11月 1日
UA No:
298/2013

少なくとも2つの反勢力武装グループが、105以上の市民を人質に取っており、彼らは最近北シリアの3つの場所に分けて連れていかれたという。この人達は主に女性や子どもで、拷問されたり殺害されるおそれがある。

8月4日に、反勢力武装グループ連合がラタキア行政区北部の農村地帯の少なくとも11の村と農地を制圧したとき、少なくとも41人の女性と56人の主に15才以下の子ども、そして二人の若い男性が拉致された。そのほとんどはアラウィー派のイスラム教徒である。その他、少なくとも20人が同じ時に人質になったという報告もある。アサド大統領はアラウィー派で、その教徒は政府寄りであるとみなされている。

反勢力連合には、イスラムの厳格な解釈に照らしてふさわしくないと思うものを殺すことを主張するグループが含まれている。これらのグループがアラウィー派のイスラム教徒を指して使う言葉を聞くと、アラウィー派がイスラムの教えをないがしろにしていると考えていることがうかがえ、人質の安全がさらに懸念される。

人質は、シリア軍が8月の第3週に反勢力武装グループを退却させたとき、彼らの本拠地があるサルマの町に連れて行かれたと思われる。アムネスティによれば、人質は初めリビア人と外国人からなる武装勢力のカティバット・アル・ムハジリーンに拘束されていた。さらに最近の情報では、人質は3つのグループに分けられ、そのうち1グループは地元サルマのシリア戦士で構成され、カティバット・アル・ムハジレーンと密接な協力関係にあるカティバット・ハッサン・アザリに受け渡された模様である。2つ目のグループはイドリブ行政区のアル・ジャミリエ村に連れて行かれたとされるが、どの武装グループに受け渡されたのかは定かではない。残りの人質は同じ行政区の、ジスル・アル・ショゴールに近いアル・ベルナス村に移送された。武装グループは人質を政府に捕らえられているシリアとリビアの戦士と交換するつもりであることは明らかだ。

アムネスティは9月13日にシリア国家連合(SNC)代表に対し、この戦争犯罪にも発展しうる深刻な人権侵害を即刻止めるよう文書を送り、関連した質問に応えるよう要求した。しかし返事はまだ受けとっていない。人質が取られたわずか数日後、SNCの最高軍事司令部総司令官はその地域を訪れ、その作戦を賞賛した。

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追加情報

反勢力武装グループ連合が、8月4日の戦いで11の村と農地を制圧した。この戦いを彼らは「信者の母アイシャの孫たち」と呼んでいる。グループにはカティバット・アル・ムハジレーン、イラクとシャームのイスラム国(ISIS)、ジャブハット・アル・ヌスラ、スクール・アル・イッズおよびアーラー・アル・シャーム・アル・イスラミアが含まれる。

制圧された村と農地は、ブルータ、スラエブ・ブルータ、エンバタ、アル・ハンボウシエ、バロウダ、ブラムセー、アル・ハッラータ、アブ・マッキ、アラモ、オベーン、エステルベー及びベイト・シャコウヒである。

8月15日にユーチューブで公開された映像では、女性と子供の人質がバルコニーのようなところの床に座っており、一人の女性が、「私たちはムジャヒディーンに捕まっています・・・彼らはシリア政府に捕らえられている囚人が釈放されない限り、私たちを解放しないでしょう。私たち(人質)は約105人で、待遇はいいです。」と言う。次に、マスクをつけ、アブ・スハイブ・アル・リビと称する カティバット・アル・ムハジレーンの司令官が、「我々の目的は、ラタキア他の場所で(政府により)拘束されている人たちを取り戻すことだけだ。我々はお互いの人質を交換したい、そうすればこの女性たちは自由にする。」このビデオはアラビア語で、以下のサイトで視聴できる。https://www.youtube.com/watch?v=SPe7tu_3dpE

この戦闘はSNCとは無関係なイスラムグループにより行われたが、SNCの最高軍事司令部のサリム・イドリス総司令官は、人びとが人質に取られたわずか数日後にラタキア行政区北部を訪れ、この軍事作戦を支持することを表明した。彼は女性や子供や若い男性が人質に取られていることには言及しなかった。

この訪問の際、イドリス総司令官は武装反政府グループのラタキア行政区における彼言うところの成功をほめたたえた。彼は、自由シリア軍は政府を追放するまで他のグループと共に戦うであろうと述べ、ラタキア行政区の戦士たちに武器弾薬を含むあらゆる補助を可能な限り提供すると誓約した。これらの補助物資は、直接間接に、人質の拘束や拘束後即時殺害などの深刻な人権侵害や国際人道法違反を犯している武装グループに与えられるであろう。

ジュネーブ条約の共通条項第3条は、人質を取ることを禁じている。国際刑事裁判所の規則では、人質を取ることは国際・国内両方の武装衝突において戦争犯罪とみなされる。

アムネスティが調べた人権侵害の大部分は、国家の軍隊や親政府のシャビハ市民軍によるものであるものの、武装反政府組織も人権侵害を犯している。例えば捕らえられた治安維持軍やシャビハ市民軍の兵士の拷問や殺害、政府やその軍隊を支持するか協力していると分かっている人やそれが疑われる人の誘拐と殺害、それに投獄された仲間と交換するために市民を人質にとることなどである。アムネスティはこのような人権侵害を躊躇なく非難し、シリアのすべての武装反政府グループのリーダーに、そのような行為は禁じられており即時に止めるよう全力をつくすと公に発表することを要請した。

アクションしてください。

アラビア語、英語あるいは母語で以下の内容のアピールを作り、航空便、航空書簡(全世界90円)、電報、ファクスで、できるだけ早く送ってください。同じ内容のアピール例文が後に続きます。それをご利用ください。

  • SNCに、ラタキア行政区での市民の誘拐を可能なかぎり強い言葉で非難するよう要請する。
  • 彼らに、誘拐を実行した武装グループと人質の置かれている正確な場所を迅速に明らかにすることを要求する。
  • さらに、人質が確実に開放されるよう早急に行動を起こすことを要求する。

宛先
シリア国民評議会議長
President of the Syrian National Coalition

Ahmed Al Assi Jarba
Email: monzer.akbik@socpresident.org
書き出し: Dear Mr Jarba

コピーの宛先
シリア・アラブ共和国大使
〒107-0052 東京都港区赤坂6丁目19-45 ホーマット・ジェイド
電話:03-3586-8977、03-3586-8978
臨時代理大使:フィラス・アル・ラシディ 一等書記官
Mr.Firas AL RASHIDI

アピール例文

President of the Syrian National Coalition
Ahmed Al Assi Jarba
↑ここに宛先を記入

Dear Mr Jarba,
↑ここに書き出しを記入

I am writing to express my grave concern for at least 105, possibly as many as 125 Syrian Nationals who have been abducted by several armed opposition groups on 4 August in Latakia governorate and taken as hostages ever since. They are mostly women and children, and considering the fact that most of them are Alawite Muslims, they are at a great risk of being tortured or killd.

Common Article 3 of the Geneva Conventions prohibits the taking of hostages. Under the statute of the International Criminal Court, the “taking of hostages” constitutes a war crime in both international and non-international armed conflicts.

I call on you to condemn in the strongest possible terms the taking of civilian hostages in the Latakia governorate.

I also urge you to act swiftly to identify the armed groups responsible and the exact locations where they are holding the hostages.  Please take immediate action to secure their release.

Sincerely yours,

↑ここにあなたの名前とアドレスを記入

CC: Minister of Foreign Affairs
Ambassador of Syria to Japan

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