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イスラエル/被占領パレスチナ地域/パレスチナ:
パレスチナ  ムラッド・シュテウィさん平和的デモで有罪

最新情報:
2014年12月23日 (更新情報)
更新履歴:
2014年6月 3日
国名:
イスラエル/被占領パレスチナ地域/パレスチナ
対象者:
ムラッド・シュテウィ(男性)
期限:
2015年12月29日
配信日:
2014年12月23日
UA No:
137/2014

村を出入りする主要道路が封鎖されたことに抗議して活動を組織し参加したかどで、イスラエル軍事法廷は人権擁護活動家であるムラッド・シュテウィさんに有罪の判決を下した。その道路はパレスチナの土地にある近隣のイスラエル人入植地住民用に使われている。彼は良心の囚人である。

ムラッド・シュテウィさんは12月3日、9カ月半の禁錮刑と約2,550米ドルの罰金刑を言い渡された。また今後再びデモに参加すれば執行される猶予刑も言い渡された。4月29日から勾留されており、あと2カ月服役するのみとなる。彼はこの12年間、村の道路がパレスチナ人に再開放されることを求めて活動を続けてきた。

軍令101号の下、非公認であるデモを組織し参加したかどで、イスラエル軍によって逮捕された後、起訴にもとづいて5月にセイレム軍事法廷で有罪にされた。その軍令では、政治的目的もしくは政治的と解釈されうる目的で10名以上が集まるにはイスラエル軍司令官の許可を必要とし、違反すれば最大10年の刑となるというものだ。また騒乱を引き起こした容疑でも起訴された。抗議行動で投石した罪は裁判中に破棄された。開廷されたのはたった5日だったのに、5カ月間続いた裁判の間、彼は繰り返し保釈を却下された。

クフル・カドゥムの主要道路が封鎖されて以来、村人はおよそ6倍もの距離がある別のルートを使うことを余儀なくされてきた。近隣の入植地が拡大されるまで、その道路は最も近い都市であるナブルスまでのメインの接続道となっていた。

ムラッド・シュテウィさんのケースは、イスラエル軍が表現の自由、および移動制限と土地没収に反対する平和的抗議集会の権利の行使を妨害するため、パレスチナ人抗議者に対して懲罰的手段を取っていることを示す多数のケースの一例に過ぎない。

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追加情報

クフル・カドゥムは人口およそ3,500で、被占領西岸地区のナブルス市の西にある村である。ケドゥミムの違法入植地ブロックの建設、維持のため、村の土地の大部分をイスラエル当局が取り上げた。2002年の第2次インティファーダ(パレスチナ人の蜂起)の間、イスラエル当局は村とナブルス市を接続する主要道路を遮断した。こうしてクフル・カドゥムの住民と周辺地域のパレスチナ人が道路を使うことを阻み、道路はイスラエル人入植者のみが使えるようにした。クフル・カドゥムの村人は2011年以来、週毎に平和的なデモを行なっている。道路がパレスチナ人のために再開放を求め、またイスラエルの軍事占領と違法入植地の拡大に反対を表明するためである。イスラエル軍はしばしば国際法及び国際基準に違反して、デモ参加者に対して不要で過剰な実力行使をしてきた。その結果、子どもたちを含む村人から、重傷者ら数百名の負傷者が生じてきた。これら負傷者の中には、ゴム被覆金属弾や実弾のような致死的な武器、催涙ガスのような致死性が低い武器のイスラエル軍の使用による者たちも含まれている。イスラエル軍は住宅地域でそれらを使用し、デモ参加者だけでなくジャーナリストを標的にすることもあった。イスラエル軍の過剰な実力行使によって、ムラッド・シュテウィさんは何度も負傷してきた。2013年9月6日には、催涙ガス弾が彼に直接命中し、彼の足は折れた。

3人の子の父親であるムラッド・シュテウィさんはカルキリヤ市にあるパレスチナ教育省事務所で働いている。パレスチナ・クフル・カドゥム大衆抵抗委員会の指導的メンバーである彼は、週毎の村のデモでは顕著な役割を果たしている。

逮捕されてから、ムラッド・シュテウィさんはナブルス近郊のフワラ軍事キャンプに勾留され、3日後、弁護士が軍事裁判所に釈放を請願するまで尋問されることはなかった。

イスラエル総保安局(ISA)は5月2日、ラマッラー近郊のオフェール・キャンプにある軍事法廷で審理されるまで、短い尋問をしただけであった。許可なくデモを組織し、騒乱を起こし、デモ中に投石したかどで起訴された。

法廷はこれらの起訴内容についての手続が終わるまで、ムラッド・シュテウィさんを勾留するという命令を下した。

この命令に対する弁護人による異議申し立ては5月18日、軍の上訴法廷で聴聞され、4日後に棄却された。刑を言い渡された日、ムラッド・シュテウィさんは地元の人権NGO「アッダミール」と英国の「人権のための弁護士」に対して次のように述べている。「移動の自由はすべての国際法で保障されている合法的な権利です。平和的抗議活動もまた自らの権利を要求する権利です。私は、占領を終結させるパレスチナの大義を支持する連帯を拡大し、子ども、高齢者、女性、土地に対するイスラエルの脅威を白日にさらすよう、世界に訴えます」

ムラッド・シュテウィさんが有罪となったのは、西岸地区内でのデモに関わった人権擁護活動家たちに対するイスラエル軍による一連の嫌がらせの結果である。ムラッド・シュテウィさんはデモ中に2回逮捕され、起訴されることなく釈放されていた。最初に逮捕されたのは、イスラエルの治安部隊の犬がデモ中に彼の甥であるアーマド・シュテウィさんを襲った後の2012年3月16日のことだった。ビデオでは、ムラッド・シュテウィさんが兵士たちに対して、甥を助け、犬が甥を襲うのをやめる命令をするよう求めている様子が映っている。イスラエル軍はムラッド・シュテウィさんの顔にトウガラシスプレーを浴びせてから、彼を逮捕した。

彼はおよそ1,500米ドルの保釈金を支払った後に、起訴されることなく釈放された。

彼は2013年12月20日、村内でのデモ中に襲われ、再び逮捕された。およそ1,500米ドルの保釈金を支払った4日後に、起訴されることなく彼は釈放された。

アクションしてください。

ヘブライ語、英語、もしくは日本語で、アピール文を作り、ファックス、Eメールのいずれかで、できるだけ早く送ってください。以下の文面内容と英文サンプルをご利用ください。

  • ムラッド・シュテウィさんを禁錮刑にしたことを非難し、当局に対し、彼が表現の自由を平和的に行使しただけで勾留された良心の囚人であり、即時無条件釈放を要請する。
  • 表現の自由と集会の権利を違法に侵害している軍令101号を無効にすることで、被占領パレスチナ地域におけるそれらの権利を保護するよう当局に要請する。

宛先
Prime Minister (首相)
Benjamin Netanyahu
Office of the Prime Minister
3 Kaplan St., PO Box 187
Kiryat Ben-Gurion
Jerusalem 91950, Israel
Email: b.netanyahu@pmo.gov.ilpm_eng@pmo.gov.il
Salutation: Dear Prime Minister

Military Judge Advocate General(軍法務総監)
Brigadier General Danny Efroni
6 David Elazar Street
Hakirya, Tel Aviv, Israel
ファックス +972 3 569 4526
Email: avimn@idf.gov.il
Salutation: Dear Judge Advocate General

コピーの宛先
Deputy Prime Minister and Minister of Defence (国防相)
Moshe Ya’alon
Ministry of Defence
37 Kaplan Street, Hakirya
Tel Aviv 61909, Israel
ファックス +972 3 691 6940, +972 3 696 2757
Salutation: Dear Minister

駐日イスラエル国大使館
Embassy of Israel in Japan
〒102-0084 東京都千代田区二番町3
電話: 03-3264-0911
特命全権大使:ニッシム・ベン=シトリット閣下
His Excellency Mr. Nissim BEN-SHITRIT

アピール例文

Prime Minister
Benjamin Netanyahu
Office of the Prime Minister
3 Kaplan St., PO Box 187
Kiryat Ben-Gurion
Jerusalem 91950, Israel
↑ここに宛先を記入

Dear Prime Minister,
↑ここに書き出しを記入

I am writing to you to condemn the imprisonment of Murad Shtewi, and to ask you to release him immediately and unconditionally, as he is a prisoner of conscience, detained solely for the peaceful exercise of his right to freedom of expression.

I sincerely urge you to protect the right to freedom of expression and assembly in the Occupied Palestinian Territories by rescinding Military Order 101, which unlawfully restricts these rights.

Thank you very much for your attention.

Sincerely yours,

↑ここにあなたの名前とアドレスを記入

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