最新情報:
2016年4月28日 (stop情報)
更新履歴:
2015年6月10日
国名:
ミャンマー(ビルマ)
対象者:
ティンリンウー(男性)
期限:
2016年5月28日
配信日:
2016年4月28日
UA No:
016/2015

4月17日、ビルマ(ミャンマー)で作家のティンリンウーさんが大統領恩赦により釈放された。

作家であり、国民民主連盟の前のスポークスパーソンであるティンリンウーさんがザガイン地域のモンユワ刑務所から釈放された。彼の釈放は大統領の恩赦によるもので、彼を含めて83人の囚人が釈放されている。その中にはアムネスティがキャンペーンで釈放を求めていた良心の囚人もいる。

2014年11月23日にザガイン地域のチャウンウー郡の文学のイベントで行ったスピーチが「宗教を侮辱した」として、ティンリンウーさんは2年の刑を受けていた。このスピーチでは彼は差別と偏見を促すために仏教を使うことを批判していた。2時間に及ぶこのスピーチには約500人の聴衆がいた。イベントが終わって間もなくして、スピーチを10分間にまとめた動画がソーシャルメディアで流され、極端な仏教国粋主義者の強い反感をかった。チャウンウー郡警察署にティンリンウーさんに対する苦情が届き、昨年の6月2日に彼は刑法295条(a)に基づいて、「宗教を侮辱した」として重労働つきの2年の刑を言い渡された。アムネスティはティンリンウーさんの釈放を歓迎するが、そもそも彼は逮捕、収監されるようなことはやっていないという事実は残る。

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