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オーストラリア:
オーストラリアで強かんされた難民女性が中絶できず

最新情報:
2015年10月28日
国名:
オーストラリア
対象者:
ソマリア人難民女性(23才)
期限:
2015年12月 3日
配信日:
2015年10月28日
UA No:
239/2015

太平洋中央部に位置するナウルで6月に強かんされたというソマリア人難民女性(23才)が現在、妊娠15週目を迎えている。オーストラリア政府はその女性を、一旦、法的に中絶を認めないナウルからオーストラリアに移したが、中絶手術をすることなく、不当にもナウルに送り返した。

このソマリア人難民は2013年、庇護を求めて船でオーストラリアを目指し、10月にクリスマス島(インド洋のオーストラリア領)に到着した。オーストラリアは、本土外での難民収容政策をとっていて、庇護申請はナウル収容所で対応されるとして、ナウルに強制的に移送した。強かんが起きたとされた時点では、彼女は難民として認定され、ナウルで暮らしていた。

数回の要請があり、オーストラリア当局は10月11日に、妊娠中絶のため彼女をオーストラリアへ移し、シドニーのヴィラウッド移民収容施設に収容した。ところが、予約した日に彼女が病院に行きそこなったため、10月16日に、安全と健康が脅かされるナウルへ彼女を送り返した。

送り返した理由を、彼女の気が変わったため、と政府は主張しているが、彼女はそれを否定し、今も中絶を望んでいるということだ。オーストラリア政府は、彼女に法廷で送致に対して異議を申し立てる機会も与えずに、不当にも送り返した。

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追加情報

2012年11月に、オーストラリア政府は、船によりオーストラリアに到着した庇護希望者はマヌス島(パプアニューギニア)とナウル共和国に置く難民収容施設で手続きを行う、と発表した。その後、庇護希望者が同国を目指すと、即時に2つの施設に送られてきた。

公式統計によると、2015年8月31日時点で、653人(男性446人、女性114人、幼児を含む子ども93人)がナウル移民収容施設にて勾留されている。

オーストラリア健全化委員会の前委員長であるフィリップ・モスがまとめた、最近の政府報告書(モス報告書)によると、ナウル難民収容施設で性的ハラスメントと性的・身体的暴行があったという供述がされている。モス報告書によると、2012年8月ナウルでの施設再開以降、性的・身体的な暴力から収容者を守るための適切な対策や措置がないまま、施設が運営されているという。性的搾取や性的ハラスメント、さらには強かん事件も含む性的暴行があったとの数多くの供述を、報告書は詳細に述べている。性的暴行の被害者には女性や子どもも含まれ、施設に収容されている多くの庇護希望者が施設内での安全とプライバシーが心配だと強調している。

申請が認められたとき、ナウルの難民は収容施設を出ることが許される。しかし、オーストラリアへの移住は認められない。庇護希望者や難民の中には、ナウルでの安全を懸念する声もある。昨年、庇護希望者や難民に対する性的暴行は少なくとも20件あったとされている。10月5日にナウル政府は、収容施設はオープンな施設になり、すべての庇護希望者の拘束は終了すると宣言した。ナウル当局は、国際メディアや人権組織の立ち入りを拒否しており、状況を確認することはできない。

中絶はナウルの法律では犯罪とされている。中絶すれば、懲役14年の実刑が科される(224条)。流産や中絶は7年だ。

アクションしてください。

英語で以下の事柄を要請するアピール文を作り、eメール、ファックス、航空書簡(全世界90円)などで、できるだけ早く送ってください。同じ内容のアピール例文が後に続きます。それをご利用ください。

  • オーストラリア当局に、このソマリア人難民を直ちにオーストラリアに移送すること。
  • 彼女に、本人の希望に沿った適切な医療を施すこと。
  • 彼女の情報を得る権利、合法的で安全な中絶手術を認めること。

宛先
Prime Minister
The Hon. Malcolm Turnbull, MP
Parliament House
Canberra ACT 2600
Australia
Fax: +61 2 6277 4100
Twitter: @TurnbullMalcolm
書き出し: Dear Prime Minister

Minister for Immigration and Border Protection
The Hon. Peter Dutton MP
Parliament House
Canberra ACT 2600
Australia
Fax: +61 2 6277 4100
Email: minister@border.gov.au
Twitter: @PeterDutton_MP
書き出し: Dear Minister

ツイッター: #IstandwithAbyan

アピール例文

Prime Minister
The Hon. Malcolm Turnbull, MP
Parliament House
Canberra ACT 2600
Australia
Fax: +61 2 6277 4100
Twitter: @TurnbullMalcolm
↑ここに宛先を記入

Dear Prime Minister;
↑ここに書き出しを記入

I am writing to express my grave concern on a 23-year-old Somali refugee who was allegedly raped in July on the island nation of Nauru and who is now 15 weeks pregnant. She is in urgent need of an abortion and mental health care. After bringing her to Australia to terminate her pregnancy, which was not carried out, the government of Australia unlawfully returned her to Nauru, where her safety and health are at risk.

I am therefore urging the Australian authorities to ensure her health and safety by immediately transferring her to Australia.

I am also calling on them to ensure that this 23-year-old Somali refugee has access to all appropriate medical and psychological services, including access to comprehensive sexual and reproductive health information in a language she understands and in accordance with her wishes.

Lastly I am calling on them to guarantee her right to information about, and access to, safe and legal abortion services in accordance with her wishes.

Your attention on this matter would be highly appreciated.

Sincerely,

↑ここにあなたの名前とアドレスを記入

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