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ロシア連邦:
ロシア 無実の図書館員の裁判が開始

最新情報:
2016年11月16日
国名:
ロシア連邦
対象者:
ナタリャ・シャリナ(女性)
期限:
2016年12月16日
配信日:
2016年11月16日
UA No:
261/2015

 11月2日にナタリャ・シャリナさんの裁判が始まった。有罪判決を受けた場合、10年以下の懲役を言い渡される恐れがある。ナタリャ・シャリナさんは良心の囚人であり、即時かつ無条件で釈放されるべきだ。

10月7日にモスクワ検察庁がナタリャ・シャリナさんに関する事案をモスクワ・メスカンスキー裁判所に起訴し、裁判が始まった。11月2日の第一回審理で、 ナタリャ・シャリナさんは、特に大規模な公金横領の容疑について理解するが、自分は無実だと訴えた。職権を乱用して敵意や憎悪を煽ったとされる容疑は、どの行為が違法なのかが明確でないと述べた。

弁護士は、さらに、公訴書類にはシャリナさんが過激派思想や反ロシア感情を持っているという証拠がないことを指摘し、起訴に対して異議申し立てをした。さらに弁護士は、問題とされていた全ての契約書は上司が承認しており、公金横領の容疑の根拠がないと述べた。シャリナさんの娘は、シャリナさんの元同僚、図書館の利用者など多くの人が彼女を支援するために裁判にやって来たとアムネスティ・インターナショナルに語った。第二回目の審理は11月23日に予定されている。

弁護チームは公訴を棄却するよう求めたが、2016年10月21日に裁判所はこの請求を棄却、裁判を進めることを決定した。同日、裁判所は自宅軟禁を2017年4月28日まで延長したが、1日2時間の散歩を許可した。判決がシャリナさんの健康に悪い影響を与え、必要な医療を受けることが許可されていないことを彼女の娘が述べていたので、この決定は一歩前進となった。シャリナさんはこの1年、アパートを出ることも、弁護士や一緒に住む家族以外の外部の人と会うことも許されないという自宅軟禁の措置を受けていた。

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追加情報

ナタリャ・シャリナさんはウラジオストクにある極東国立大学文学部を卒業し、1981年から図書館員として働いていた。1986年には家族とともにモスクワに転居し、図書館で仕事を続けた。2006年、彼女はモスクワの国立ウクライナ文学図書館の館長に任命された。彼女は職権を乱用して敵意や憎悪を煽った容疑(5年以下の実刑)と特に大規模な公金横領の容疑(10年以下の懲役)で起訴されている。

2016年4月5日、自宅軟禁の期限が終了する数週間前に、公金横領罪で告発された。しかし、彼女は訴訟費用を自分で支払っているし、また図書館の弁護士は裁判で弁護する資格さえ持っていないことから、この告発には正当な理由がなかった。

シャリナさんの娘によると、7月27日、自宅軟禁期間延長の審理中、 裁判官はナタリャ・シャリナさんに「他の女性囚人は自宅軟禁を言い渡されると喜びで飛び跳ねていたのに、なぜ自宅軟禁がそんなにも不服なのか」と尋ねた。またその裁判官は、今後の判決に「どちらにせよ今回のことは影響を与えるだろう」と述べた。裁判官のこの発言によって、この裁判官は偏見を持っており、彼女に有罪を言い渡そうとしているのではないかと、家族や支援者は感じた。

8月15日、モスクワ検察庁はナタリャ・シャリナさんに対する起訴状への署名を拒否し、この事案は、さらなる捜査のために戻された。そして裁判が終わるものと期待された。しかし、終了せず、この件は裁判所に送られ、10月21日に予備審理が行われることになった。

アクションしてください。

英語はまたロシア語で以下の主旨のアピール文を作り、メール、ファックス、航空 書簡(全世界90円)のいずれかで、できるだけ早く送って下さい。

  • ナタリャ・シャリナさんに対する根拠のない起訴を取り下げることを当局に要請する。
  • ナタリャ・シャリナさんは無実なので、自宅軟禁を即時かつ無条件に停止することをロシア当局に要請する。
  • ナタリャ・シャリナさんが必要とする治療を直ちに受けられるようにすることを当局に要請する。

宛先
Prosecutor General of the Russian Federation (ロシア連邦検察総長)
Yurii Yakovlevich Chaika
Prosecutor General’s Office
ul. B. Dmitrovka, d.15a
125993 Moscow GSP- 3
Russian Federation
Fax: +7 495 987 5841 / +7 495 692 1725
書き出し: Dear Prosecutor General

Moscow City Prosecutor (モスクワ市検察庁)
Vladimir Victorovich Churikov
Moscow City Prosecutor’s Office
Pl. Krestianskaia Zastava, dom 1
109147 Moscow
Russian Federation
Fax: +7 495 951 50 40
書き出し: Dear Prosecutor

コピーの宛先:
Human Rights Ombudsman of the Russian Federation (ロシア連邦人権行政監察官)
Tatiana Nikolaevna Moskalkova
ul. Miasnitskaia, 47
107084, Moscow
Russian Federation
Fax: +7 495 607 7470 / +7 495 607 3977 (to check if fax received: +7 495 607 1854)

アピール例文

Yurii Yakovlevich Chaika
Prosecutor General of the Russian Federation
Prosecutor General’s Office
ul. B. Dmitrovka, d.15a
125993 Moscow GSP- 3
Russian Federation
↑ここに宛先を記入

Dear Prosecutor General,
↑ここに書き出しを記入

I am writing to express my deep concern that Natalya Sharina’s trial began on 2 November and if convicted, she will face up to ten years in prison.

I urge you to terminate unfounded criminal proceedings against Natalya Sharina.

I further urge you to lift house arrest of Natalya Sharina immediately and unconditionally as she is a prisoner of conscience.

I also urge you that Natalya Sharina should have an immediate access to the medical treatment she requires.

Sincerely yours,

↑ここにあなたの名前とアドレスを記入

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