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ギリシャ:
ギリシャ シリア難民が送還の危機に

最新情報:
2016年7月19日 (更新情報)
更新履歴:
2016年6月24日
国名:
ギリシャ
対象者:
シリア難民2人(男性)
期限:
2016年8月23日
配信日:
2016年7月19日
UA No:
135/2016

不当なEU・トルコ協定に基づく、初のトルコへの強制送還の可能性があるシリア難民2人が、裁判所に対して、却下された難民保護申請の異議申し立てを行っている。しかし、送還の差し止めはされず、2人には安全と保護が保障されないトルコへの送還が差し迫っている。

シリア難民のM.F.とJ.B.(安全上の理由で仮名)は、難民申請委員会に難民保護申請を却下された。不当なEU・トルコ協定に基づきトルコへ強制送還される恐れがある最初の難民となった。2人は、裁判所に対して、難民申請委員会の決定に異議を申し立てているが、国外追放が一時的にでも停止されるわけではない。

M.F.は7月1日、一時的に警察から釈放された。9月30日に法廷審問を行うと通告された。しかし、7月8日、弁護団によると、裁判所は、9月30日の審理までの強制送還の停止命令を出さないとしたため、それまでにトルコへ送還される可能性が高まっている。

J.B.は、7月7日、警察に一時的釈放を認められず、拘束されたままだ。裁判所は、J.B.が申告した送還の一時的停止に対する判断をせず、裁判所は難民申請委員会の決定の取り消しを求めていることへの審理の日程も決めていない。強制送還される恐れが高い。

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追加情報

2人はシリア国籍で、3月18日にEU・トルコ協定が調印された後、トルコからレスボス島に到着して、ギリシャ難民保護施設に難民申請を提出した。

EU・トルコ協定によりギリシャは、トルコは安全だと判断し、庇護希望者と難民を同国へ送還することができる。アムネスティの調べによれば、トルコは彼らには安全な国ではない。トルコは、重大な人権侵害を受ける恐れがある出身国へ強制送還してきた。トルコ国内でも、難民と庇護希望者の大多数は国の支援を受けることができず、自力で生活しなければならない。その結果、多くが極度の困窮状態にある。

J.B.は、アメリカ生まれのキリスト教徒だ。シリアからレバノン経由で2015年4月6日にトルコに入り、暫定的保護を認められて数カ月間無許可で働いた。今年5月6日にギリシャに到着して、5月13日に難民保護申請を提出し、6月3日にその結果を告げられた。難民申請委員会は、J.B.がトルコと関係があり、トルコは安全な国だと決定した。また、トルコは国際的なノン・ルフ―ルマン原則(人権侵害を受ける恐れがある地域への移送を厳しく禁じている)を尊重しているとした。委員会は、彼の主張の実態調査を拒否する当初の決定を支持して、送還を承認した。

M.F.は3月29日にレスボス島に到着し、5月5日に難民保護申請を提出した。武装組織の自称イスラム国(IS)から脅迫を受けてトルコから逃れたと説明していた。6月1日、難民申請委員会の決定を聞いた。J.B.の場合と同様に、委員会は、申請内容をよく確認せず、トルコの居住許可証(今年7月まで)を持ち、以前働いていたことがあるため同国とつながりがあり、したがってトルコは安全な国だとの結論を出した。

2人は、庇護申請が裁判で却下された初めてのケースだ。これまで多くのケースでは、難民申請委員会は、送還される可能性があり、国際難民法に従って難民を保護しないトルコは、シリアの難民申請者にとっては安全な国ではないとしてきた。トルコは欧州難民以外には、難民資格の付与と長期の受け入れを拒否している。

アクションしてください。

英語で、以下の要請内容のアピール文を作り、ファックス、メール、航空書簡(全世界90円)のいずれかで、できるだけ早く送ってください。同じ内容のアピール例文が後に続きます。それをご利用ください。

  • M.F.とJ.B.をトルコへ送還しないこと、また難民申請の再審査を当局に求める。
  • トルコが安全な国だという前提のトルコへの送還を直ちに停止するように求める。

宛先
Chief of Staff of the Hellenic Police
Zacharoula Tsirigoti
P. Kanellopoulou 4
10177, Athens, Greece
Fax: +30 210 697 7102
Email:tsirigoti@astynomia.gr
書き出し: Dear General

コピー宛先
Alternate Minister for Migration
Ionnis Mouzalas
Stadiou 27
10183, Athens, Greece
Fax: +30 2131364418
Email:gram.anaplypourgou@ypes.gr

駐日ギリシャ大使
〒106-0031東京都港区西麻布3丁目16-30
ギリシャ大使館
特命全権大使:ルカス・カラツォリス閣下
His Excellency Mr. Loukas KARATSOLIS

アピール例文

Chief of Staff of the Hellenic Police
Zacharoula Tsirigoti
P. Kanellopoulou 4
10177, Athens, Greece
↑ここに宛先を記入

Dear General;
↑ここに書き出しを記入

Syrian refugees, M.F. and J.B. (names withheld for security reasons) were informed at the beginning of June that their asylum applications had been dismissed by the Greek Appeals Committee, becoming the first known refugees at risk of being forcibly returned to Turkey under the illegal EU-Turkey deal. Both men have challenged the Appeals Committee’s decisions on their asylum application before the Greek courts but this does not guarantee the halt of the deportations.

The EU-Turkey deal enables Greece to return asylum-seekers and refugees to Turkey on the assumption that Turkey is safe for them. However, Amnesty International’s research has shown that Turkey is not a safe country for refugees and asylum seekers. Refugees and asylum seekers, including Syrians, have been forcibly returned from Turkey to their home countries where they are at risk of serious human rights violations.

Therefore, I urge you to ensure that M.F and J.B. are not returned to Turkey and to examine the substance of their asylum claims in Greece.

I also call on you to immediately halt the return of all asylum-seekers and refugees to Turkey who would be returned on the grounds that Turkey is safe for them.

Thank you for your prompt attention to the above.

Sincerely,

↑ここにあなたの名前とアドレスを記入

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