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イスラエル/被占領パレスチナ地域/パレスチナ:
イスラエル:パレスチナ人活動家の行政拘禁さらに延長

最新情報:
2017年6月20日 (更新情報)
更新履歴:
2016年12月20日 (更新情報)
2016年7月 5日
国名:
イスラエル/被占領パレスチナ地域/パレスチナ
対象者:
ハサン・ガッサン・ガレブ・サファディ
期限:
2017年7月26日
配信日:
2017年6月20日
UA No:
154/2016

エルサレムにあるイスラエルの地区裁判所は6月11日、パレスチナ人のハサン・ガッサン・ガレブ・サファディさん(25才)の行政拘禁をさらに6カ月間、更新する決定をした。

アッダミール協会のマムード・ハッサン弁護士によると、裁判所の判決は、重要な新証拠が出ない限り、サファディさんの行政拘禁命令はこの更新で最後になる、とのことだった。

被占領東エルサレム在住のハサン・サファディさんは、囚人の権利擁護団体アッダミールのメディア・コーディネーターで、イスラエル南部のケツィオット刑務所に、昨年5月から拘禁されてきた。

サファディさんは、昨年5月1日にヨルダンと被占領パレスチナ地域(OPT)の間のアル=カラメ国境検問所でイスラエル当局に逮捕された。司法・公正と説明責任問題に関するレバノンでの会議から戻る途中でのことだった。逮捕後、40日間、尋問された。それから10日間、弁護士との面会を禁じられた。その後、面会した弁護士に語った所によると、尋問中、眠らされず、窮屈な姿勢で拘束されていたという。

昨年6月10日、エルサレム治安判事裁判所において、「敵国(レバノン)を訪問した」かどで起訴された。同日、サファディさんの両親が2,500シュケル(650米ドル)の保釈金を支払い、釈放された。ところが、両親は、息子を待っているとき、アヴィグロール・リーバーマン国防相が署名した6カ月間の行政拘禁命令が息子に下されたことを知らされた。

この行政拘禁命令で拘禁されていた昨年10月27日、サファディさんは、ヨルダンを訪問したことを認め、同日、3カ月と1日の実刑を言い渡された。刑は、行政拘禁命令と並行して執行された。通常の場合、サファディさんは昨年12月の第1週に釈放されるはずだったが、12月7日、国防相により、さらに6カ月間の行政拘禁命令を下された。その結果、起訴されないままの拘禁がさらに半年間、続くことになった。そして、今回、その命令がさらに半年更新された。

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追加情報

サファディさんは昨年5月1日、アル=カラメ国境検問所でイスラエル当局に逮捕されてから、エルサレムのモスコビヤ警察留置場に移送された。留置場とケツィオット刑務所で計40日間、尋問を受けた。尋問中、眠ることを許されず、不自然な姿勢で縛られていたという。この扱いは、拷問や虐待に関する国際法で禁止されている。

また、5月12日から22日まで弁護士との面会を禁じられた。あらゆる行政拘禁と同様、サファディさんを拘禁する証拠は機密にされ、彼も弁護士もその証拠を知らされない。このような状況は、公正な裁判基準の根幹を侵す。

1回の拘禁期間は最長6カ月だが、更新回数には制限がない。行政拘禁は、表向きは治安に著しくかつ差し迫った危険をもたらす人びとを拘禁するための例外的措置として導入された。しかし、犯罪容疑者の逮捕、告訴、訴追の代替手段として、あるいはまったく罪のない人を拘禁するために、利用されてきた。命令は何度でも更新でき、証拠は秘密とされる。そのため、事実上、被拘禁者は異議申し立てができず、いつ釈放されるかもわからない。行政拘禁されているパレスチナ人は、言論・結社の自由の権利を平和的に行使しただけで拘禁された良心の囚人だと、アムネスティは考える。

2015年10月以降、イスラエルと被占領パレスチナ地域での暴力事件が、激増した。被占領パレスチナ地域の緊張が高まる中、イスラエル当局は大量逮捕や行政拘禁命令の発令をさらに連発して対応した。未成年者に対する行政拘禁の再開もあった。イスラエルの人権組織ハモウクドによると、今年6月1日時点で行政拘禁されている人は、477人いた。

パレスチナ人が行政拘禁されている刑務所は、1カ所を除いてすべてイスラエル国内にある。

イスラエル国内に、被占領パレスチナ地域のパレスチナ人を拘禁することは国際法違反だ。

第4ジュネーブ条約は、占領地の被拘禁者の拘禁は、当該地内にしなければならず、占領権力の領内での拘禁は認められないと定めている。

アムネスティは、被占領パレスチナ地域の人権擁護活動家に対するイスラエルの脅迫行為が増加してことを調査で確認し、報告してきた。イスラエルはまた、当局が人権擁護活動家を脅迫することで、国内の表現の自由を封じる策をとってきた。明らかに表現の自由の抑圧が目的である最近の立法府の発議は、国を批判する人びとに攻撃的な世の重い空気感と深くかかわっている。

アクションしてください。

ヘブライ語もしくは英語でアピール文を作り、ファックス、Eメールのいずれかで、できるだけ早く送ってください。以下の文面内容と英文サンプルをご利用ください。

  • 明白な罪状で起訴し、公平かつ迅速に裁くのでなければ、ハサン・ガッサン・ガレド・サファディさんと行政拘禁されている他の人びとすべてを釈放する。
  • パレスチナの人権活動家への執拗な攻撃を止め、イスラエルと被占領パレスチナ地域の人権活動家に対する嫌がらせや脅しを中止する。
  • 拷問や虐待を受けたとする申し立てに対して、迅速かつ中立的な捜査をする。

宛先
Minister of Defence 国防相
Avigdor Liberman
Ministry of Defence
37 Kaplan Street
Hakirya
Tel Aviv 61909, Israel
Fax: +972 73 323 3300
Email:aliberman@knesset.gov.il
書き出し:Dear Minister

Minister of Justice 法務大臣
Ayelet Shaked
Ministry of Justice
29 Salah al-Din Street
Jerusalem, 91010, Israel
Fax: +972 2 640 8402
Email:sar@justice.gov.il
書き出し:Dear Minister

コピーの宛先
Avichai Mendelbilt 司法長官
Ministry of Justice
29 Salah al-Din Street
Jerusalem 91010, Israel
Fax: +972 2 530 3367
Email:ishkat-yoetz@justice.gov.il

イスラエル国大使館
〒102-0084 東京都千代田区二番町3
特命全権大使:ルート・カハノフ 閣下
Her Excellency Ms. Ruth KAHANOFF

アピール例文

Minister of Defence
Avigdor Liberman
Ministry of Defence
37 Kaplan Street
Hakirya
Tel Aviv 61909, Israel
↑ここに宛先を記入

Dear Minister,
↑ここに書き出しを記入

I am writing to ask you to release Hasan Ghassan Ghaled Safadi, and all other administrative detainees, unless they are charged with recognizable criminal offences and tried promptly and fairly.

I also urge you to end their long-standing attacks on Palestinian human rights defenders and halt the harassment and intimidation of all human rights defenders in Israel and the Occupied Palestinian Territories.

Lastly I request you to ensure a prompt, impartial investigation into his allegations of torture and other ill-treatment.

Thank you very much for your attention.

Sincerely yours,

↑ここにあなたの名前とアドレスを記入

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