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イスラエル/被占領パレスチナ地域/パレスチナ自治政府:
イスラエル さらに延長される行政拘禁

最新情報:
2016年12月20日 (更新情報)
更新履歴:
2016年7月 5日
国名:
イスラエル/被占領パレスチナ地域/パレスチナ自治政府
対象者:
ハサン・ガッサン・ガレブ・サファディ(男性)
期限:
2017年1月30日
配信日:
2016年12月20日
UA No:
154/2016

人権活動家の行政拘禁が12月7日、延長された。イスラエル当局はパレスチナ人の人権擁護活動家、ハサン・ガッサン・ガレブ・サファディさんの行政拘禁をさらに6カ月間、更新した。彼は既に6カ月余り、起訴も裁判もないまま拘禁されてきた。

ハサン・ガッサン・ガレブ・サファディさん(25歳)は被占領東エルサレムのパレスチナ住民で、囚人の権利擁護団体、アッダミールのメディア・コーディネーターをしている。彼は最初、2016年5月1日にヨルダンと被占領パレスチナ地域(OPT)の間のアル=カラメ国境検問所でイスラエル当局によって逮捕された。司法・公正と説明責任問題、囚人の権利に関するレバノンでの会議から戻る途中でのことだった。逮捕された後、彼は40日間、尋問された。彼が弁護士に語った所によると、尋問中、眠らせてもらえず、ストレスの強い姿勢で拘束されていたという。彼はまた、10日間、弁護士との面会を禁じられた。

彼は6月10日、エルサレム治安判事裁判所において「敵」国(レバノン)を訪問したかどで起訴された。同日、ハサン・サファディさんの両親が2,500シュケル(650米ドル)の保釈金を支払った後、裁判所は彼の釈放を命じた。ところが、両親は息子を待っている時、アヴィグドール・リーバーマン国防相が署名した6カ月間の行政拘禁命令を彼が受けたことを知らされた。

10月27日、その命令によって拘禁され、ハサン・サファディさんは、敵国を訪問したなどという罪状を認め、3カ月と1日の実刑を言い渡された。刑は彼に対する行政拘禁命令と並行して執行された。2016年5月に逮捕された直後にハサン・サファディさんが尋問のため既に40日を過ごしたこと、またイスラエル監獄局が早期釈放を許可したことなどから、通常の場合、彼は12月の第1週に釈放されたはずだった。それはまた行政拘禁が失効する時でもあった。しかしながら、12月7日、国防相はハサン・サファディさんに対して、さらに6カ月間の行政拘禁命令を下した。その命令を追認するための審理は、準備時間を得るためという彼の弁護団の要請により12月23日まで延期された。行政拘禁のすべてのケースと同様に、ハサン・サファディさんに対する「証拠」は機密となっており、彼も弁護士もそれを吟味することは許されていない。このような状況は、公正な裁判基準の根幹を侵す。さらに、一回の拘禁期間は最長6カ月だが、更新回数には制限がない。ハサン・サファディさんはイスラエル南部のネゲヴにあるケツィオット刑務所に拘禁されている。

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追加情報 

ハサン・サファディさんは5月1日、ヨルダンと被占領パレスチナ地域の間のアル=カラメ国境検問所でイスラエル当局に逮捕されてから、エルサレムのモスコビヤ警察留置場に移送された。彼はモスコビヤ警察留置場とイスラエル南部のネゲヴにあるケツィオット刑務所で40日間、尋問を受けた。彼が弁護士に語った所によると、尋問中は眠らせてもらえず、ストレスの強い姿勢で拘束されていたという。そのような処遇は拷問その他の虐待についての国際法で禁止されていることである。彼はまた、5月12日から22日まで10日間、弁護士との面会を禁じられた。彼は今もケツィオット刑務所に収監されている。

行政拘禁は表向き、治安に著しくかつ差し迫った危険をもたらす人びとを拘禁するための例外的措置として導入されたものだが、犯罪容疑者を逮捕、起訴、訴追したりする刑事司法制度の代替手段として、あるいはまったく罪のない人びとを拘禁するためにイスラエルによって利用されてきた。命令は無限に更新が可能で、証拠は秘密とされる。よって、被拘禁者たちは自らに対する拘禁への異議申し立てもできず、いつ釈放されるかも分からない。イスラエルによって行政拘禁されているパレスチナ人の中には、言論・結社の自由の権利を平和的に行使しただけで拘禁された良心の囚人がいると、アムネスティは考える。2015年10月以降、イスラエルと被占領パレスチナ地域での暴力事件が劇的に増えた。被占領パレスチナ地域において緊張が高まる中、イスラエル当局は大量逮捕やさらなる行政拘禁命令の発令で対応してきた。未成年者に対する行政拘禁の再開も含まれる。イスラエルの人権組織、ブツェレムによると、2016年4月末時点でイスラエルによって行政拘禁されているパレスチナ人が692名いた。これは信頼できるデータからの直近の数字である。2015年4月末時点では400名だった。

パレスチナ人たちが行政拘禁されているイスラエルの刑務所の内、1カ所を除いてすべてイスラエル国内にある。イスラエル国内に被占領パレスチナ地域出身のパレスチナ人を拘禁することは国際法違反である。第4ジュネーブ条約は、占領地出身の被拘禁者は当該地内に拘禁されねばならず、占領権力の領内に拘禁されてはならないと定めている。

アクションしてください。

ヘブライ語もしくは英語でアピール文を作り、ファックス、Eメールのいずれかで、できるだけ早く送ってください。以下の文面内容と英文サンプルをご利用ください。

  • 明白な罪状で起訴し、公平かつ迅速に裁くのでなければ、ハサン・ガッサン・ガレド・サファディさんと行政拘禁されている他の人びとすべてを釈放するようイスラエル当局に要請する。
  • 当局に対し、パレスチナの人権活動家への執拗な攻撃を止め、イスラエルと被占領パレスチナ地域の人権活動家に対する嫌がらせと脅しを中止するよう求める。
  • 当局に、迅速で公正な拷問に対する捜査を求める。

宛先
Minister of Defence 国防相
Avigdor Liberman
Ministry of Defence
37 Kaplan Street
Hakirya
Tel Aviv 61909, Israel
Fax: +972 73 323 3300
Email:aliberman@knesset.gov.il
書き出し:Dear Minister

Minister of Justice 法務大臣
Ayelet Shaked
Ministry of Justice
29 Salah al-Din Street
Jerusalem, 91010, Israel
Fax: +972 2 640 8402
Email:sar@justice.gov.il
書き出し:Dear Minister

コピーの宛先
Avichai Mendelbilt司法長官
Ministry of Justice
29 Salah al-Din Street
Jerusalem 91010, Israel
Fax: +972 2 530 3367
Email:ishkat-yoetz@justice.gov.il

イスラエル国大使館
〒102-0084 東京都千代田区二番町3
特命全権大使:ルート・カハノフ 閣下
Her Excellency Ms. Ruth KAHANOFF

アピール例文

Minister of Defence
Avigdor Liberman
Ministry of Defence
37 Kaplan Street
Hakirya
Tel Aviv 61909, Israel
↑ここに宛先を記入

Dear Minister,
↑ここに書き出しを記入
I am writing to ask you to release Hasan Ghassan Ghaled Safadi, and all other administrative detainees, unless they are to be charged with recognizable criminal offences and tried fairly and promptly.

I also urge you to end their long-standing attacks on Palestinian human rights defenders and halt the harassment and intimidation of human rights defenders in Israel and the Occupied Palestinian Territories.

Lastly I request you to ensure a prompt, impartial investigation into his allegations of torture.

Thank you very much for your attention.

Sincerely yours,

↑ここにあなたの名前とアドレスを記入

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