English

  1. ホーム
  2. あなたにできること
  3. 緊急行動(Urgent Action)
  4. ギリシャ: ギリシャ シリア難民を5カ月も拘禁

ギリシャ:
ギリシャ シリア難民を5カ月も拘禁

最新情報:
2017年2月18日 (更新情報)
更新履歴:
2016年10月 6日
国名:
ギリシャ
対象者:
シリア難民であるヌーリ(男性)
期限:
2017年3月27日
配信日:
2017年2月18日
UA No:
223/2016

シリア難民であるヌーリさん(21才、仮名)は、ギリシャに5カ月以上も拘禁されてきた。ギリシャは、EU・トルコ合意に基づきヌーリさんをトルコへ強制送還するかどうか検討してきた。この間、ギリシャのレスボス島で違法に長期間、拘禁されてきた。

ヌーリさんは、シリアの紛争を逃れてトルコで生活を始めたが、身の危険と差別的な扱いを受けたために昨年8月ギリシャで難民申請を行った。申請が却下され、申し立てをしたが、(難民審査委員会)上訴委員会は、トルコは「安全な第三国」だとして却下した。彼は9月9日以来拘束されてきた。9月14日、ギリシャの最高行政裁判所である国家評議会は、上訴委員会の決定の効力を停止するかどうかを決定するまで、送還を停止した。国家評議会の審理が9月29日に開かれたが、決定は先送りとなった。もし評議会も、トルコを安全な第三国だと判断すれば、ヌーリさんは直ちにトルコに送還される可能性が高い。

ヌーリさんは現在、ギリシャのレスボス島で拘束されているが、ヌーリさんの拘禁は、国内法の規定する最大90日の拘禁日数を大幅に超過している。狭い監房に5、6人が押し込められ、簡単なマットレスで寝起きしてきた。衛生状態が悪いため、かいせん(皮膚病)を患っている。弁護士は、90日の最大拘禁日数を超過しているにもかかわらず拘禁するのは不当だと主張してきた。ソーシャルワーカーによる心理社会的評価も提出した。この評価によればヌーリさんはシリアでの空爆による心的外傷後ストレス障害を患っていて、メンタルヘルスは劣悪な拘禁の状態と先行きの不安により悪化している。しかし、裁判所は逃亡の恐れありとしてヌーリさんの拘禁の継続を命じた。

3月18日に締結されたEU・トルコ協定により、庇護希望者と難民のギリシャからトルコへの送還が可能になった。しかし、現在トルコは、庇護希望者や難民にとって安全な国ではない。というのもトルコは、欧州の人以外には完全な難民認定を与えていないからだ。大多数の難民には自立の手段がなく、国の支援も受けられない。

ヌーリさんはシリアで看護士の勉強をしていたが、戦争で中断せざるを得なかった。「ヨーロッパで安心して暮らせる所を見つけて、勉強を再開したい」と話す。

アクションしてください。

英語あるいはギリシャ語で、以下の当局への要請内容のアピール文を作り、ファックス、メール、航空書簡(全世界90円)のいずれかで、できるだけ早く送ってください。同じ内容のアピール例文が後に続きます。それをご利用ください。

  • ヌーリさんを違法に長い拘禁から解放し、医療や精神的支援を提供するよう当局に要請する。
  • ヌーリさんをトルコへ送還しない。また、難民申請の内容を再度確認する。

宛先
Prime Minister of the Hellenic Republic(首相)
Alexis Tsipras
Prime Minister's General Secretariat
15 Vasilisis Sofias Avenue, 10674
Athens, Greece
Fax: + 30 210 338 5432
Email:primeminister@primeminister.gr
書き出し: Your Excellency

Chief of Staff of the Hellenic Police(警察参謀長)
Zacharoula Tsirigoti
P. Kanellopoulou 4 10177
Athens, Greece
Fax: +30 210 697 7102
Email: press@hellenicpolice.gr
書き出し: Dear General

コピーの宛先
Minister for Migration Policy(移民政策担当大臣)
Ioannis Mouzalas
Stadiou 27 10183, Athens, Greece
Fax: +30 213 136 4418
Email: aid@ypes.gr

ギリシャ大使館
〒106-0031東京都港区西麻布3丁目16-30
特命全権大使:ルカス・カラツォリス閣下
His Excellency Mr.Loukas KARATSOLIS

アピール例文

Alexis Tsipras
Prime Minister of the Hellenic Republic
Prime Minister's General Secretariat
15 Vasilisis Sofias Avenue, 10674
Athens, Greece
↑ここに宛先を記入

Your Excellency;
↑ここに書き出しを記入

I am writing this to express my grave concern on a 21-year-old Syrian refugee, who has spent more than five months in police detention awaiting a decision on whether he will be forcibly returned from Greece to Turkey under the EU-Turkey deal.

His asylum application was declared inadmissible by the Appeals Committee on the grounds that Turkey is a “safe third country” for him. However, Turkey is not currently a safe country for refugees to be returned to. It does not offer full refugee status to non-Europeans. The decision on the return is expected at any time and in the interim he remains unlawfully detained on the island of Lesvos. His detention has already exceeded the maximum time that any asylum-seeker can be detained under Greek law (90 days).

So I urge you to release him from his unlawful prolonged detention and to provide him with any medical care he might need and psychosocial support;

I also urge you to ensure that he is not returned to Turkey and to examine the substance of his asylum claim in Greece.

Your prompt attention on this matter would be highly appreciated.

Sincerely yours,

↑ここにあなたの名前とアドレスを記入

このページをご覧になった方へのお勧め

前へ

次へ