最新情報:
2017年1月30日 (stop情報)
更新履歴:
2016年12月23日 (更新情報)
2016年11月21日
国名:
ミャンマー(ビルマ)
対象者:
ラカイン州北部の人々(男女)
期限:
2017年2月28日
配信日:
2017年1月30日
UA No:
256/2016

ラカイン州北部のロヒンギャの人々へのアクセス制限が緩和され、食糧の配給や健康維持、医療サービスといった人道支援が徐々に再開され始めた。国際連合人道問題調整事務所(UN OCHA)によれば、マウンドー北部にいる1万6000人以上が1月13日から20日の間に食料や栄養物の供給を受けた。

政府は去年10月9日、ロヒンギャ派による国境警察への襲撃への報復として大規模な治安回復作戦を開始した。それ以来、人道支援ができない状態が続いていた。その結果、援助に頼っていた15万人に影響が出た。その多くは少数派のロヒンギャで、自宅を失った人もいた。UN OCHAは2万1000人がラカイン州北部で自宅を失い、さらに6万6000人が隣国のバングラデシュに逃れたと推定している。その一方で、人権侵害は相変わらず続いている模様だ。アムネスティは、今後も状況を注視していきたい。