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エルサルバドル:
エルサルバドル:不当な中絶禁止法違反で実刑30年

最新情報:
2017年7月20日 (更新情報)
更新履歴:
2017年5月 3日
国名:
エルサルバドル
対象者:
エルサルバドルの女性
期限:
2017年8月24日
配信日:
2017年7月20日
UA No:
098/2017

エルサルバドルで7月5日、一人の強かん被害者が、妊娠合併症による胎児の死亡が殺人罪に当たるとして、実刑30年を宣告された。一方で、議会でこの殺人罪の根拠となっている中絶法を改正する動きもあるが、この数カ月間、議論は止まったままだ。

地元の団体によると、エヴェリン・ベアトリス・エルナンデス・クルスさん(19才)は、何者かに強かんされた後、恐怖のあまり強かんされたことを誰にも話さなかった。その後、2016年4月6日、自宅で気を失い、病院に運ばれた。診察の結果、妊娠に気づかずに陣痛が始まったことが分かった。この事態が病院から当局に報告され、その後、起訴され、有罪となった。不公正な法律と裁判による理不尽な罪であり、女性の人権を侵害する中絶禁止法を早急に見直すべきだ。

1998年以来、中絶禁止法により、いかなる状況でも中絶は処罰の対象となってきた。エルナンデスさんら多くの女性が、命を落としたり、投獄されたりしてきた。妊娠して通院していなければ、疑惑の目でみられる。今回のように、病院から当局に通報されてしまうこともある。そして、悪質な殺人を犯したと非難され、最高40年の実刑判決を受け、本人や家族は、深刻な状況にさらされる。

2016年10月、与党ファラブンド・マルティ民族解放戦線党は、妊婦の生命に危険が及ぶ場合、妊娠が強かんによる場合、胎児が子宮外で生存できない場合に限り、妊娠中絶を認める刑法改正案を提出した。法改正案の審議は2段階で行われる。まず、議会の委員会が審議を行い、承認されれば、議会に送られて全議員が審議し、採決を取る。議会での議論はまだ始まっていない。しかし、エルナンデスさんのような悲劇を生まないためにも、議論に一刻の猶予も許されない。女性の権利の尊重・保護・実現をめざすこの法案への賛同を議員に訴えることはきわめて重要だ。

アクションしてください。

英語またはスペイン語で当局への以下の要請を盛り込んだメッセージを作り、ファックス、メール、航空書簡(全世界90円)のいずれかで、できるだけ早く送ってください。英語の要請例文が後に続きます。こちらをご利用いただいても結構です。

  • 中絶の全面禁止を見直す法案を支持するように議員に要請する。
  • もし、中絶を犯罪とみなす事態が続けば、エルサルバドルの女性に対する生命・健康・自由への権利や、拷問・暴力を受けない権利が侵されかねないことへの深い懸念を表明する。
  • 最低限でも、妊婦の生命や心身の健康が脅かされる場合、胎児が子宮外では生存できない場合、強かんや近親相かんによる妊娠の場合には、法律上も実際にも中絶を認めるように議員に求める。

宛先
President of the Commission of the Legislative Assembly (議会委員会委員長)
Mario Alberto Tenorio
Presidente de la Comisión de Legislación y Puntos Constitucionales
Email:mtenorio@asamblea.gob.sv
Twitter:@mtenoriosv
書き出し:Dear Mr. President / Estimado Sr. Presidente

President of Assembly(議会議長)
Guillermo Gallegos
Presidente de la Asamblea Legislativa
Email:ggallegos@asamblea.gob.sv
Twitter:@GGallegos24
書き出し: Dear Mr. President / Estimado Sr. Presidente

要請例文(メール)

Mario Alberto Tenorio
President of the Commission of the Legislative Assembly
↑ここに宛先を記入

Dear Mr. President;
↑ここに書き出しを記入

I am writing this to express my deep concern that while Salvadoran legislators have, for months, been postponing the debate on the Criminal Code reform that would decriminalize abortion, another rape survivor has been sentenced to 30 years’ imprisonment for having suffered pregnancy-related complications.

The debate in the Legislative Assembly has not yet begun in the Commission of the Legislative Assembly, but the recent sentencing of Evelyn Hernández highlights the urgency of debating the proposed reform. This is a crucial moment to call on legislators to support the proposal that will respect, protect and fulfil the rights of women and girls.

I urge you to support this proposal that ends the total ban on abortion, and to ensure access to abortion both in law and in practice, at a minimum, in the above-mentioned cases.

I am calling for access to abortion to be guaranteed both in law and in practice, at a minimum, in cases where pregnancy poses a risk to the life or the physical or mental health of a pregnant woman or girl, in cases where the foetus will be unable to survive outside the womb, and in cases where the pregnancy is the result of rape or incest.

Thank you for your prompt attention to the above.

Sincerely yours,

↑ここにあなたの名前とアドレスを記入

要請例文(ツイッター)

No more imprisonment of pregnancy-related complications. End total ban on abortion.

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