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イスラエル/被占領パレスチナ地域/パレスチナ:
イスラエル人2人、ハマスに拉致され2年以上

最新情報:
2017年8月 5日
国名:
イスラエル/被占領パレスチナ地域/パレスチナ
対象者:
アヴェラ・マンギスツとヒシャム・アル=サイド(男性)
期限:
2017年9月11日
配信日:
2017年8月 5日
UA No:
133/2017

イスラエル人のアヴェラ・マンギスツさん(31才)とヒシャム・アル=サイドさん(29才)は、数年前にイスラエルからガザ地区に入って以来、消息がわからなくなっている。ハマス当局に拘束されたが、所在は明らかにされていない。2人とも、精神疾患をかかえている。 

2人は、イスラエルから無許可で境界を越えてガザ地区に入った。マンギスツさんは2014年9月7日、海岸近くの有刺鉄線フェンスを許可なく越えた。アル=サイドさんは2015年4月20日、ガザ地区に入った。

家族の話では、マンギスツさんは5年ほど前に兄弟を亡くしてから、精神を病むようになり、診断の結果、統合失調症とパーソナリティ障害を患っていることがわかった。入院歴もあり、定期的な投薬を必要としている。

拉致したのは、ハマスの軍事部門のイズ・アル=ディン・アル=カッサム旅団だ。

昨年4月、同武装グループは、イスラエル軍の制服を着た2人の画像を含むビデオ声明をネット上に公開した。その中で、「交渉の前後に金銭や権利を提供しなければ、2人の情報は与えない」と語り、2人が囚人交換用の人質であることを示唆した。しかし、イスラエル当局が、交換に値しないと見なす可能性がある。アムネスティの調べで、マンギスツさんは、兵役不適格であることが分かった。アル=サイドさんも兵役不適格で、2008年に兵役を免除されていた。

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追加情報

ヒシャム・サル=サイドさんとアヴェラ・マンギスツさんのそれぞれの家族は、息子についての情報が得られないため、精神的に大きな打撃を受けていた。適切な医療を受けられない結果、心身とも体調を悪化させているのではないかという不安でいっぱいだった。アル=サイドさんは2015年4月20日にネゲヴ砂漠のアル=サイードにある自宅を出たとき、母親は、息子が店に行ったと思っていた。母親が語った。「息子が殴られたり、屈辱的な扱いを受けているのではと心配している。ヒシャムは良い子。誰も傷つけたりしない。息子を帰宅させるべきです」。彼は以前、2010年2月2日と2013年1月16日に許可なくガザ地区に入ったことがあった。父親によると、ハマス当局はヒシャム・アル=サイドさんの精神疾患を知っているという。息子はハマス当局に2回とも勾留され、尋問され、イスラエルと被占領下のガザの間のエレズ検問所でイスラエルに引き渡された。「ハマスは、勾留のたびに尋問し、息子の病気がわかったため、検問所で釈放した。ヒシャムは、許可なくヨルダンとエジプトに行ったこともある」。さらに、こうも付け加えた。「私たちは政治とは何の関わりもない。ハマスが息子の安否を保障することすらせずに今まで拘禁しているのが分らない」。息子の情報を懸命に求めてきたが、叶わなかった。

マンギスツさんとその家族は、彼が5才の時にエチオピアから移住した。家族は生計を立てるために必死に働いた。父親はずっと仕事がなく、母親がわずかな稼ぎを得た。2013年3月13日、アヴェラ・マンギスツさんは兵役不適格とされ、徴兵から免れた。その後、運転手をしたり、旅行関係で働いたりして、家族を支えた。2012年11月、兄弟が病気で亡くなった。別の兄、エイランさんによると、弟が最も兄弟の死に動揺していた。精神を病んでしまい、入退院を繰り返した。弟はイスラエルの境界を越えた当時、体調は良くなかったという。「弟がどう扱われているのかわからない。体調が特に気にかかる。弟は、病人であり、無実だ。政治とも関わりがない」。

母親はアムネスティに対して、息子の拉致がどれほど、家族に大きな痛手になっているか、涙ながらに語った。「このままでは、もう私は生きていけない。息子の釈放のために、だれも何もしてくれない。なんの情報もなく、生死もわからない」。イスラエル政府と閣僚が、支援や関与をしないことに、家族全員が失望していた。家族たちは次のように語った。「息子のことに国の指導者たちがあまりに無関心すぎる。悲しくて、やるせない。その子が、国には、無用だからでしょう」。

2012年、人種差別撤廃についての委員会は、イスラエルのエチオピア系やベドウィンのコミュニティに対する差別的政策に懸念を表明していた。

アクションしてください。

英語またはアラビア語でハマス当局への以下の要請を盛り込んだメッセージを作り、ファックスかメールのいずれかで、できるだけ早く送ってください。英語の要請例文が後に続きます。こちらをご利用いただいても結構です。

  • アヴェラ・マンギスツさんとヒシャム・アル=サイドさんの所在と消息を直ちに確認し、明らかにすること。
  • 直ちに2人を無事、釈放すること。
  • 拘束中は、適切な医療を受けられるよう人道的に扱うこと。

宛先
Head of Hamas (最高指導者)
Isma’il Abd al Salam Ahmad Haniyeh
Gaza
Fax: +972 8 288 4815
Salutation: Dear Mr Haniyeh

Senior Hamas Leader (ハマス上級指導者)
Dr Mahmoud Zahar
Email:h104@hotmail.comandmail@hamasinfo.net
Fax: + 972 (or 970) 8 286 8971
Salutation: Dear Mr Zahar

要請例文

Dear Mr Haniyeh,
↑ここに書き出しを記入

I am writing to ask you to ascertain and disclose the fate and whereabouts of Avera Mangistu and Hisham al Sayed immediately.

I urge you to secure their safe release without delay, and to ensure their humane treatment and access to adequate medical care pending their release.

Thank you very much for your attention.

Sincerely yours,

↑ここにあなたの名前とアドレスを記入

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