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イスラエル/被占領パレスチナ地域/パレスチナ:
イスラエル:パレスチナ議員の行政拘禁を再更新

最新情報:
2018年7月14日 (更新情報)
更新履歴:
2018年1月26日 (更新情報)
2017年10月12日 (更新情報)
2017年8月12日
国名:
イスラエル/被占領パレスチナ地域/パレスチナ
対象者:
ハリダ・ジャーラル(女性)
期限:
2018年8月22日
配信日:
2018年7月14日
UA No:
187/2017

イスラエルは、パレスチナの女性リーダーで議員のハリダ・ジャーラルさん(54才)の行政拘禁(起訴も裁判もない拘禁)を再度更新し、拘禁をさらに4カ月間、延長した。

6月17日、オフェール軍事法廷が行政拘禁の再更新を決定し、7月2日、軍判事に追認された。この2度目の更新で、ジャーラルさんの拘禁は、さらに4カ月間、延長され、10月29日に終わる予定になった。

ジャーラルさんは、2017年7月2日から6カ月間の行政拘禁命令を受け、2017年12月と今年6月の2度、更新された。1つの命令での拘禁は、最長で6カ月だが、イスラエルの法では更新は何度でもできる。10月29日に彼女が釈放される保証はない。

2月13日、起訴も裁判もないまま行政拘禁されているパレスチナ人たちは声明を発表し、2月15日からイスラエルの法廷の審理をボイコットすると宣言した。それ以降、行政拘禁されている人びとと弁護士は、法廷での審理にまったく出廷してこなかった。ジャーラルさんも、行政拘禁の対応に関連する審理をすべてをボイコットする共同行動をとっているため、彼女も弁護士も審理に出廷してこなかった。

ジャーラルさんの代理人で、パレスチナの人権団体、アッダミールのマムード・ハッサンによると、彼女がイスラエルの治安への脅威であることを示す新たな「機密情報」をイスラエル諜報部が提出したと、法廷から伝えられたという。行政拘禁命令は、この「機密情報」がよく根拠になる。しかし、被拘禁側は、その機密情報の内容や拘禁理由を知らされることはない。

アッダミールによると、イスラエル当局は現在、パレスチナ立法評議会のメンバー3名を、起訴や裁判のない行政拘禁にしている。

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追加情報

ハリダ・ジャーラルさんは、パレスチナの議員であり、パレスチナの土地をイスラエルが占領していることやパレスチナ当局がイスラエル軍と治安協力していることを率直に批判してきた。ジャーラルさんは人権団体のアッダミール協会の理事で、「国際刑事裁判所フォロー・アップのためのパレスチナ高等国家委員会」の委員をしている。

彼女はパレスチナの囚人やその家族の権利擁護を強く訴えている。彼女は1998年から科されている渡航禁止措置など、イスラエル当局による嫌がらせや脅迫を数十年、受けてきた。その禁止措置は、深刻な慢性疾患のためヨルダンで医療検査・治療を受けるために、2010年、2、3日間、解除されただけだった。

当局は、ジャーラルさんを「治安上、問題ある」との主張をしてきた。しかし、2015年4月まで、当局は彼女を起訴したことはなかった。

ジャーラルさんは、2015年4月2日、ラマッラーの自宅でイスラエル軍兵士に逮捕され、行政拘禁された。

この行政拘禁命令について、同月15日の審理で、軍検察は、ジャーラルさんはパレスチナ解放人民戦線(PFLP)という非合法政党への加入、イスラエル軍兵士誘拐の教唆など12の罪があるとした。そのような容疑を彼女は、強く否定し、弁護団も根拠がないと主張していた。しかし、軍事法廷での不公平な裁判の結果、教唆など4つの罪で有罪となった。

彼女は、14カ月間、服役し、2016年6月、執行猶予5年で釈放された。目撃者たちによると、2017年7月2日の午前4時頃に、およそ50人の武装したイスラエル軍兵士が被占領西岸地区ラマッラーにある自宅に踏み込み、彼女を逮捕したという。また、その襲撃で兵士たちはハリダ・ジャーラルさんの電話やタブレット、自宅にあったコンピューターのハードディスクドライブを押収した。

彼女は、起訴も裁判もないまま、ここ1年余りハシャロン刑務所に行政拘禁されてきた。

ジャーラルさんをハシャロン刑務所に移送したことは国際人道法に違反していた。被占領地出身の被拘禁者は当該地内に拘禁されねばならず、占領権力の領内に拘禁されてはならないのだ。

行政拘禁は表向き、治安に著しくかつ差し迫った危険をもたらす人びとを拘禁するための例外的措置として導入されたものだが、犯罪容疑者を逮捕、起訴、訴追したりする刑事司法制度の代替手段として、あるいはまったく罪のない人びとを拘禁する手段として利用されてきた。

1回の命令での拘禁期間は、最長6カ月だが、無制限に更新可能で、拘禁されているパレスチナ人の中には、言論・結社の自由の権利を平和的に行使しただけで行政拘禁された良心の囚人がいると、アムネスティは考える。

パレスチナの人権組織であるアッダミールによると2018年6月時点で、イスラエルによって起訴や裁判のないまま行政拘禁されている人びとは、未成年者2人を含む442人だった。

アクションしてください。

英語またはヘブライ語でイスラエル当局への以下の内容を盛り込んだメッセージを作り、ファックス、メール、航空書簡(全世界90円)のいずれかで、できるだけ早く送ってください。英語の要請例文が後に続きます。こちらをご利用いただいても結構です。

  • ハリダ・ジャーラルさんと行政拘禁されているその他すべての人びとが、国際的に認知された刑事犯罪で迅速に訴追され、公平な国際裁判基準に沿った手続きで裁かれるのでなければ、彼らを釈放すること。
  • 行政拘禁を停止するための措置を直ちに講じること。

宛先
Minister of Defence (イスラエル国防相)
Avigdor Leiberman
Ministry of Defence
37 Kaplan Street, Hakirya
Tel Aviv 61909, Israel
Email:minister@mod.gov.il,pniot@mod.gov.il
Fax: +972 3 691 6940
書き出し:Dear Minister

Commander of the IDF – West Bank (イスラエル国防軍西岸地区司令官)
Major-General Roni Numa
GOC Central Command
Military Post 02367, Battalion 877
Israel Defence Forces, Israel
Fax: +972 2 530 5741, +972 2 530 5724
書き出し: Dear Major-General Roni Numa

コピーの宛先
Minister of Public Security (イスラエル公安大臣)
Gilad Erdan
Kiryat Hamemshala
PO Box 18182
Jerusalem 91181, Israel
Fax: +972 2 584 7872
Email:gerdan@knesset.gov.il
書き出し: Dear Minister

駐日イスラエル国大使館
〒102-0084 東京都千代田区二番町3
特命全権大使:ヤッファ・ベンアリ 閣下
Her Excellency Ms. Yaffa Ben-Ari

要請例文

Avigdor Leiberman
Ministry of Defence
37 Kaplan Street, Hakirya
Tel Aviv 61909, Israel
↑ここに宛先を記入

Dear Minister,
↑ここに書き出しを記入

I am writing to ask you to release Khalida Jarrar and all other administrative detainees or promptly charge them with an internationally recognizable criminal offense and try them in proceedings that adhere to international fair trial standards.

I urge you to take immediate steps to end the practice of administrative detention.

Thank you very much for your attention.

Sincerely yours,

↑ここにあなたの名前とアドレスを記入

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