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イスラエル/被占領パレスチナ地域/パレスチナ:
イスラエル:NGO職員の行政拘禁をさらに更新

最新情報:
2018年7月27日 (更新情報)
更新履歴:
2018年3月13日 (更新情報)
2017年10月 5日
国名:
イスラエル/被占領パレスチナ地域/パレスチナ
対象者:
サラ・アムーリ(男性)
期限:
2018年9月 5日
配信日:
2018年7月27日
UA No:
226/2017

6月27日、イスラエルの裁判所はNGO職員で弁護士のサラ・アムーリさんに対する行政拘禁を更新した。今回2度目の更新で、行政拘禁がさらに3カ月延長された。拘禁開始は昨年8月23日からで、起訴や裁判もなかった。

エルサレムにあるイスラエルの地方裁判所は6月27日、イスラエルのアヴィグドール・フェルドマン国防相がサラ・アムーリさんに対して出した3カ月延長の行政拘禁命令を追認した。地裁が追認したのは2回目となる。サラ・アムーリさんは、フランス系パレスチナ人だ。今回更新されたことで、彼の行政拘禁は9月30日まで続くことになった。現在、イスラエル南部のケツィオット刑務所に収監されている。行政拘禁命令を最初に受けたのは、2017年9月17日で、6カ月間だった。今年3月5日に4カ月間延長され、そしてまた今回も延長された。

サラ・アムーリさんは、行政拘禁されている他の人たちと、無期限に更新される行政拘禁の停止を求めて、イスラエルの裁判所に対する集団ボイコットに参加した。ボイコットが始まったのは、2月15日だった。イスラエル当局が起訴や裁判をせず、理由も開示せず、無期限に拘禁できる行政拘禁の政策の停止を求めている。

彼は被占領地である東エルサレムでカフル・アカブ近郊にある自宅で2017年8月23日、イスラエル軍に夜中に襲われ、拘禁された。彼は東エルサレムの住民だ。2015年3月から2016年9月まで、通う大学がある西岸地区に入ることを禁じられたため、法律の勉強ができなかった。2017年に卒業し、逮捕される3日前、パレスチナの弁護士資格認定のための司法試験に合格した。彼は、被占領パレスチナ地域(OPT)のラマッラーにあるパレスチナの人権組織「アッダミール 囚人支援・人権協会」のエルサレムの現地調査員でもある。

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追加情報

サラ・アムーリさんは被占領東エルサレムでカフル・アカブ近郊の自宅を2017年8月23日の夜中に急襲され逮捕された。彼はそれからエルサレムのロシア・コンパウンド内のイスラエル保安局(ISA)拘置所に移送された。9月5日は8月17日にイスラエルのアヴィグドール・リーバーマン国防相によって出された6カ月間の行政拘禁命令を追認するための審理であったが、エルサレムにあるイスラエルの地方裁判所は、サラ・アムーリさんが2005年に有罪となったのちに服役した刑期6カ月の内の残り3カ月を復活させる判決を下した。検察はその判決に抗告し、投獄の期間が延長されるよう求めた。しかし、9月13日、イスラエルの高等裁判所は刑の復活を破棄した。9月17日、エルサレムの地方裁判所は元の6カ月間の行政拘禁命令を追認した。

アッダミールによると、1月2日、アムーリさんはイスラエル監獄局(IPS)によって、イスラエル南部のケツィオット刑務所からイスラエル北部のメギッド刑務所に移送された。拘禁中に彼がイスラエルの行政拘禁の政策について論じたフランスのジャーナリストとのインタビューへの罰としてである。1月29日までメギッド刑務所に拘禁され、それからケツィオット刑務所に戻された。

当局は以前、イスラエル・ユダヤ教の前最高指導者の殺害に関与したとするなどの複数の罪で7年間、サラ・アムーリさんを投獄していた。しかし、彼は2011年、囚人交換取引の一環として釈放された。当局は東エルサレム住民であるサラ・アムーリさんが被占領西岸地区の他の地域に入ることを2015年3月から2016年9月まで禁じていた。イスラエル当局はまた、同じくフランス国籍である彼の妻、エルサ・ルフォールさんが被占領パレスチナ地域(OPT)やイスラエルに入ることも2016年から禁じた。2016年2月、妻はベングリオン空港近くの拘置所に3日間勾留され、イスラエルから追放された。妻と子ども(2才)は、逮捕以降、本人との面会を認められなかった。フランス語のウェブサイトが彼らの詳細な連絡先を公表してから、妻や子ども、義父を含む彼の家族は、何者かに嫌がらせや脅迫を受けてきた。アッダミールの理事であるハリダ・ジャーラルさんもまた、2017年7月2日から行政拘禁されている。また、この組織のスタッフ3名がイスラエル及び被占領パレスチナ地域(OPT)から出ることを阻止されてきた。

行政拘禁は、表向きは治安に著しくかつ差し迫った危険をもたらす人びとを拘禁するための例外的措置として導入された。しかし、犯罪容疑者の逮捕、告訴、訴追の代替手段として、あるいはまったく罪のない人を拘禁するために、利用されてきた。命令は何度でも更新でき、証拠は機密とされる。そのため、事実上、被拘禁者は異議申し立てができず、いつ釈放されるかもわからない。行政拘禁されているパレスチナ人の中には、表現、集会、結社の自由の権利を平和的に行使しただけで拘禁された良心の囚人たちがいると、アムネスティは考えている。アッダミールによると、2018年6月時点で、行政拘禁されている人たちは、子ども2人、立法評議会議員3人を含めて442人いた。

パレスチナ人が行政拘禁されている刑務所は、1カ所を除いてすべてイスラエル国内にある。イスラエル国内に、被占領パレスチナ地域のパレスチナ人を拘禁することは国際法違反だ。第4ジュネーブ条約は、占領地出身の被拘禁者の拘禁は、当該地内にしなければならず、占領権力の領内で拘禁してはならないと定めている。

アムネスティは、イスラエル政府による被占領パレスチナ地域の人権擁護活動家に対する脅迫行為の拡大を調査し、報告してきた。イスラエルはまた、役人を使って人権組織とそのスタッフを標的とした脅迫行為や中傷キャンペーンを行ない、イスラエル国内における表現の自由をせばめる措置を講じてきた。

アクションしてください。

英語またはヘブライ語でイスラエル当局への以下の要請を盛り込んだメッセージを作り、ファックス、メール、航空書簡(全世界90円)のいずれかで、できるだけ早く送ってください。英語の要請例文が後に続きます。こちらをご利用いただいても結構です。

  • 国際的に規定される罪に関わっていなければ、また、国際基準に沿って公正に裁くのでなければ、サラ・アムーリさんと他の被行政拘禁者を釈放する。
  • アッダミールのスタッフと理事を含めパレスチナの人権活動家たちに対する嫌がらせや恣意的拘禁を停止する。
  • 行政拘禁を停止するための措置を直ちに講じる。

宛先
Minister of Defence イスラエル国防大臣
Avigdor Liberman
Ministry of Defence
37 Kaplan Street, Hakirya
Tel Aviv 61909, Israel
Email:minister@mod.gov.il,  pniot@mod.gov.il
Fax: +972 3 691 6940
書き出し:Dear Minister

Commander of the IDF ・West Bank イスラエル国防軍西岸地区司令官

Dear Major-General Roni Numa
GOC Central Command
Military Post 02367, Battalion 877
Israel Defence Forces, Israel
Fax: +972 2 530 5741
書き出し:Dear Major-General Roni Numa

Minister of Public Security
Gilad Erdan
Kiryat Hamemshala
PO Box 18182
Jerusalem 91181, Israel
Fax: +972 2 584 7872
Email:gerdan@knesset.gov.il
書き出し:Dear Minister

コピー宛先
駐日イスラエル国大使館
〒102-0084東京都千代田区二番町3
特命全権大使:ヤッファ・ベンアリ 閣下
Her Excellency Ms. Yaffa Ben-Ari

要請例文

Avigdor Liberman
Ministry of Defence
37 Kaplan Street, Hakirya
Tel Aviv 61909, Israel
↑ここに宛先を記入

Dear Minister,
↑ここに書き出しを記入

I am writing to ask you to release Salah Hammouri, and all others who have been placed under administrative detention, unless they are promptly charged with an internationally recognizable crime and tried in proceedings that adhere to international fair trial standards.

I also urge you to stop the harassment and arbitrary detention of Palestinian human rights workers including Addameer staff and board members.

Lastly I request you to take immediate steps to end the practice of administrative detention.

Thank you very much for your attention.

Sincerely yours,

↑ここにあなたの名前とアドレスを記入

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