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イスラエル/被占領パレスチナ地域/パレスチナ:
イスラエル/被占領パレスチナ地域 NGO職員の恣意的拘禁が延長

最新情報:
2018年3月13日 (更新情報)
更新履歴:
2017年10月 5日
国名:
イスラエル/被占領パレスチナ地域/パレスチナ
対象者:
サラ・アムーリ(男性)ほかアッダミール職員(男女)
期限:
2018年4月19日
配信日:
2018年3月13日
UA No:
226/2017

3月5日、イスラエルの裁判所は、パレスチナのNGO、アッダミールの現地調査員サラ・アムーリさんの行政拘禁を4カ月延長する更新を追認した。アムーリさんは、昨年8月23日から起訴も裁判もないままイスラエルで拘禁されてきた。

2月26日、エルサレムのイスラエル地方裁判所は、アムーリさんに対する行政拘禁命令を4カ月延長する更新をした。延長により、行政拘禁は6月28日まで続くことになった。現在、イスラエル南部のケツィオット刑務所に収監されているサラ・アムーリさんは、昨年8月29日に6カ月間の行政拘禁命令を受け、翌月、9月17日に追認された。そして、拘禁は、2月26日に終わる予定だった。しかし、同じ裁判所が3月5日、命令の更新を追認した。

裁判所は3月1日に更新のための審理をする予定であったが、審理は延期された。行政拘禁政策の停止を求めて、パレスチナ人被拘禁者や弁護士らが抗議行動を続けており、その一環でサラ・アムーリさんの弁護団が審理のボイコットを決めたからだった。同じ流れの中、2月13日、イスラエルによって起訴も裁判もないまま行政拘禁されているパレスチナ人たちが、2月15日から軍事法廷の裁判をボイコットする運動を始めると発表した。

サラ・アムーリさんは、被占領地である東エルサレム、カフル・アカブ近郊の自宅で昨年8月23日、乗り込んできたイスラエル軍に拘禁された。アムーリさんは、ラマッラーに拠点があるパレスチナの人権組織、「アッダミール 囚人支援・人権協会」のエルサレムの現地調査員として働いている。アッダミールの理事であるハリダ・ジャーラルさんもまた、昨年7月2日から行政拘禁されてきた。また、この組織のスタッフ3名がイスラエルと被占領パレスチナ地域(OPT)から出ることをイスラエル当局に禁じられている。

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背景情報

サラ・アムーリさんは、昨年8月に拘束されてから、エルサレムのロシア・コンパウンド内のイスラエル保安局(ISA)拘置所に移送された。9月5日、前月に受けた行政拘禁命令6カ月を追認するかの審理で、地方裁判所は、行政拘禁に代えて、2005年に受けた実刑6カ月の未執行の3カ月間の刑を復活させる判決を下した。検察は抗告し、投獄の期間が延長されるよう求めた。しかし、9月13日、高等裁判所は刑の復活を破棄した。9月17日、地方裁判所は元の6カ月間の行政拘禁命令を追認した。

アッダミールによると、1月2日、アムーリさんはイスラエル監獄局(IPS)によって、ケツィオット刑務所からイスラエル北部のメギッド刑務所に移送された。彼が行政拘禁の政策に関する、フランスの記者の取材を受けた事に対する罰だった。1月29日までメギッド刑務所にいて、それからケツィオット刑務所に戻された。

当局は以前、彼を7年間、投獄したことがあり、2011年に囚人交換取引で釈放していた。イスラエル当局は2016年9月まで、東エルサレムの住民が被占領西岸地区に入ることを禁じていた。また、同じくフランス国籍である彼の妻、エルサ・ルフォールさんが被占領パレスチナ地域(OPT)やイスラエルに入ることも2016年から禁じてきた。 そのため、妻と2歳の子は、彼が逮捕されて以降、彼に会うことができなかった。フランス語のウェブサイトが彼らの詳細な連絡先を公表してから、妻や子ども、義父ら家族は、周囲から嫌がらせや脅迫を受けてきた。

行政拘禁は、表向きは治安に著しくかつ差し迫った危険をもたらす人びとを拘禁するための例外的措置として導入された。しかし実際は、犯罪容疑者の逮捕、告訴、訴追の代替手段として、あるいはまったく罪のない人を拘禁するために、利用されてきた。 行政拘禁されているパレスチナ人の中には、表現、集会、結社の自由の権利を平和的に行使しただけで拘禁された良心の囚人がいると、アムネスティは考えている。 被占領パレスチナ地域の緊張が高まる中、当局は多数を逮捕し、行政拘禁命令を頻繁に発令した。未成年者に対する行政拘禁の再開もあった。イスラエルの人権組織、ブツェレムによると、今年1月時点で起訴も裁判もないままイスラエルによって行政拘禁されている人は、437人いた。

パレスチナ人が行政拘禁されている刑務所は、1カ所を除いてすべてイスラエル国内にある。イスラエル国内に、被占領パレスチナ地域のパレスチナ人を拘禁することは国際法違反だ。第四ジュネーブ条約は、占領地の被拘禁者の拘禁は、当該地内にしなければならず、占領権力の領内での拘禁は認められないと定めている。

アムネスティは、イスラエル政府による被占領パレスチナ地域の人権擁護活動家に対する脅迫行為の拡大を調査し、報告してきた。イスラエル政府は、また、中傷や脅しで、イスラエルで活動する人権団体やそのスタッフの表現の自由を奪ってきた。

アクションしてください。

英語またはヘブライ語でイスラエル当局への以下の要請を盛り込んだメッセージを作り、ファックス、メール、航空書簡(全世界90円)のいずれかで、できるだけ早く送ってください。英語の要請例文が後に続きます。こちらをご利用いただいても結構です。

  • 国際的に認知された犯罪で迅速に起訴し、公平な裁判の国際基準に沿った手続きで裁くのでなければ、サラ・アムーリさんと行政拘禁されている他のすべての人たちを釈放する。
  • アッダミールのスタッフと理事を含めパレスチナの人権活動家たちに対する嫌がらせや恣意的拘禁を停止する。
  • 行政拘禁を停止するための措置を直ちに講じる。

宛先
Minister of Defence
Avigdor Liberman
Ministry of Defence
37 Kaplan Street, Hakirya
Tel Aviv 61909, Israel
Email:minister@mod.gov.il,  pniot@mod.gov.il
Fax: +972 3 691 6940
書き出し:Dear Minister

Commander of the IDF ・West Bank
Dear Major-General Roni Numa
GOC Central Command
Military Post 02367, Battalion 877
Israel Defence Forces, Israel
Fax: +972 2 530 5741
書き出し:Dear Major-General Roni Numa

Minister of Public Security
Gilad Erdan
Kiryat Hamemshala
PO Box 18182
Jerusalem 91181, Israel
Fax: +972 2 584 7872
Email:gerdan@knesset.gov.il
書き出し:Dear Minister

コピー宛先
駐日イスラエル国大使館
〒102-0084東京都千代田区二番町3
特命全権大使:ヤッファ・ベンアリ 閣下
Her Excellency Ms. Yaffa Ben-Ari

要請例文

Minister of Defence
Avigdor Liberman
Ministry of Defence
37 Kaplan Street, Hakirya
Tel Aviv 61909, Israel
↑ここに宛先を記入

Dear Minister,
↑ここに書き出しを記入

I am writing to ask you to release Salah Hammouri, and all others who have been placed under administrative detention, unless they are promptly charged with an internationally recognizable crime and tried in proceedings that adhere to international fair trial standards.

I also request you to stop the harassment and arbitrary detention of Palestinian human rights workers including Addameer staff and board members.

Lastly I urge you to take immediate steps to end the practice of administrative detention.

Thank you very much for your attention.<

Sincerely yours,

↑ここにあなたの名前とアドレスを記入

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