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イスラエル/被占領パレスチナ地域/パレスチナ:
イスラエル、NGO職員らを行政拘禁

最新情報:
2017年10月 5日
国名:
イスラエル/被占領パレスチナ地域/パレスチナ
対象者:
サラ・アムーリ(男性)ほかアッダミール職員(男女)
期限:
2017年11月13日
配信日:
2017年10月 5日
UA No:
226/2017

仏系パレスチナ人で人権団体アッダミール職員、サラ・アムーリさん(32才)が、イスラエル当局に6カ月間の行政拘禁命令を受けた。8月23日に逮捕され、起訴も裁判もないままイスラエルのケツィオット刑務所に拘禁されてきた。

アムーリさんは8月23日、被占領地である東エルサレムのカフル・アカブ近郊の自宅で国境警察に逮捕され、拘束された。その後、イスラエル国防相から、6カ月間の行政拘禁命令を受けた。9月5日、地方裁判所は、行政拘禁を追認するのではなく、アムーリさんが2005年に有罪となった時の残る3カ月の刑期を服役させる決定をした。この決定を不服として、検察は控訴した。9月13日、高等裁判所は、刑期の復活ではなく、検察の行政拘禁の主張を支持し、9月17日、地方裁判所が行政拘禁命令を追認した。

フランス国籍のアムーリさんは、東エルサレムに住む。ラマッラーに拠点を置くパレスチナの人権団体「アッダミール 囚人支援・人権協会」の調査員として働く。アッダミールの2人の関係者が、すでに行政拘禁を受け、現在も拘禁されている。メディア・コーディネーターのハサン・サファディさんは昨年 6月10日から、理事のハリダ・ジャーラルさんは今年7月2日からだ。また、別の職員5人が、イスラエルとパレスチナの外への移動を禁止されている。

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追加情報

サラ・アムーリさんは被占領東エルサレムでカフル・アカブ近郊の自宅を8月23日の夜中に家宅捜査を受け、逮捕・拘禁された。彼はそれからロシア・コンパウンド拘置所内にあるエルサレムのイスラエル保安局(ISA)尋問センターに移送され、そこでの拘禁が延長された。

アムーリさんは以前、7年間、投獄されたことがあり、2011年に囚人の交換により釈放された。イスラエル当局は2016年9月まで、東エルサレムの住民が被占領西岸地区に入ることを禁じていた。また、フランス国籍である彼の妻が被占領パレスチナ地域やイスラエルに入ることも2016年から禁じてきた。2016年2月、妻はベングリオン空港近くの拘置所に3日間拘禁された後、イスラエルから追放された。あるフランス語のウェブサイトが家族の詳細な連絡先を公表してから、妻や子ども、義父などが、何者かから嫌がらせや脅迫を受けてきた。

行政拘禁は、治安に著しく、かつ差し迫った危険をおよぼす人びとを拘禁するための例外的措置として導入された。しかし、これは表向きで、容疑者の逮捕、告訴、訴追の代替手段として、あるいはまったく罪のない人を拘禁するためにイスラエルによって利用されている。命令は何度でも更新でき、証拠は機密とされる。そのため、事実上、被拘禁者は異議申し立てができず、いつ釈放されるかもわからない。行政拘禁されているパレスチナ人の中には、言論・結社の自由の権利を平和的に行使しただけで拘禁された良心の囚人たちがいると、アムネスティは考えている。2015年10月以降、イスラエルと被占領パレスチナ地域での暴力事件が、激増した。イスラエル国内に、被占領パレスチナ地域のパレスチナ人を拘禁することは国際法違反だ。イスラエルの人権組織ハモウクドによると、2017年9月時点で起訴も裁判もないままイスラエルによって行政拘禁されている人は、477人いた。

被占領パレスチナ地域の緊張が高まる中、イスラエル当局は大量逮捕や行政拘禁命令の発令をさらに連発して対応した。未成年者に対する行政拘禁の再開もあった。 第四ジュネーブ条約は、占領地の被拘禁者の拘禁は、当該地内にしなければならず、占領権力の領内での拘禁は認められないと定めている。

アムネスティは、イスラエル政府による被占領パレスチナ地域の人権擁護活動家に対する脅迫行為の拡大を調査し、報告してきた。イスラエルはまた、人権組織とそのスタッフを標的とした脅迫や組織的中傷をしながら、イスラエル国内の表現の自由を制限する措置を取ってきた。

アクションしてください。

英語またはヘブライ語でイスラエル当局への以下の要請を盛り込んだメッセージを作り、ファックス、メール、航空書簡(全世界90円)のいずれかで、できるだけ早く送ってください。英語の要請例文が後に続きます。こちらをご利用いただいても結構です。

  • 国際的に規定された犯罪で迅速に起訴し、公平な裁判の国際基準に沿った手続きで裁くのでなければ、サラ・アムーリさんを含む行政拘禁を受けているすべての人たちを釈放する。
  • アッダミールの職員ほかパレスチナの人権活動家に対する嫌がらせや恣意的拘禁を停止する。
  • 行政拘禁を停止するための措置を直ちに講じる。

宛先
Minister of Defence
Avigdor Liberman
Ministry of Defence
37 Kaplan Street, Hakirya
Tel Aviv 61909, Israel
Email:minister@mod.gov.il,  pniot@mod.gov.il
Fax: +972 3 691 6940
書き出し:Dear Minister

Commander of the IDF ・West Bank
Dear Major-General Roni Numa
GOC Central Command
Military Post 02367, Battalion 877
Israel Defence Forces, Israel
Fax: +972 2 530 5741
書き出し:Dear Major-General Roni Numa

Minister of Public Security
Gilad Erdan
Kiryat Hamemshala
PO Box 18182
Jerusalem 91181, Israel
Fax: +972 2 584 7872
Email:gerdan@knesset.gov.il
書き出し:Dear Minister

コピー宛先
駐日イスラエル国大使館
〒102-0084東京都千代田区二番町3
特命全権大使:ルート・カハノフ閣下
Her Excellency Ms.Ruth KAHANOFF

要請例文

Minister of Defence
Avigdor Liberman
Ministry of Defence
37 Kaplan Street, Hakirya
Tel Aviv 61909, Israel
↑ここに宛先を記入

Dear Minister,
↑ここに書き出しを記入

I am writing to ask you to release Salah Hammouri, and all others who have been placed under administrative detention, unless they are promptly charged with an internationally recognizable crime and tried in proceedings that adhere to international fair trial standards.

I also urge you to stop the harassment and arbitrary detention of Palestinian human rights workers including Addameer staff members.

Lastly I request you to take immediate steps to end the practice of administrative detention.

Thank you very much for your attention.

Sincerely yours,

↑ここにあなたの名前とアドレスを記入

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