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インド:
インド ダリットの人権活動家 起訴なく勾留

最新情報:
2018年4月27日
国名:
インド
対象者:
チャンドラシェクハ・アザド(男性)
期限:
2018年5月21日
配信日:
2018年4月27日
UA No:
248/2017

昨年11月3日以来、ダリット(不可触民、カースト外)の人権擁護家のチャンドラシェクハ・アザドさんが行政拘禁されている。拘禁期間が切れるのは5月だが、国家治安法では、起訴や裁判なしに最大12カ月までの拘禁を認めているため、更新される可能性がある。

既に過去6カ月間起訴も裁判もなく行政拘禁されてきた。外部の諮問委員会は、アザドさんの拘禁は昨年11月2日から6カ月間とすべきとの見解を示した。

ダリットの人権擁護団体の設立者、アザドさんは昨年11月3日に逮捕され、国家治安法に基づく行政拘禁命令を受けた。同法は、行政拘禁の目的として「国家の治安と社会秩序の維持」をあげているが、言葉が曖昧だ。その結果、人権擁護活動家を標的とした抑圧的な法律になっている。

現在、関係司法機関外諮問委員会で彼の行政拘禁に関する審理が行われている。弁護士によれば、州政府は5月にアザドさんの拘禁期間が切れても最大6カ月間、拘禁すると強硬だという。

サハーランプルで昨年4月、上位カースト男性グループが、ダリット男性2人を殺害した上、ダリット50家屋以上に放火する事件があった。これに対してダリットが激しく抗議し、上位カースト集団との間の衝突へと発展した。その後、アザドさんが、反乱、暴力の扇動、公共施設の破壊などの容疑で逮捕された。

報道によれば、保釈を決定した判事は、起訴は、政治的な思惑があったものと思えると述べた。

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追加情報

チャンドラシェクハ・アザドさんは、カーストに基づく差別や暴力に反対するダリット活動家団体「Bhim Army」を設立した。同団体は、ウッタルプラデシュの恵まれないダリットのこどもたちのために、約300の学校を運営している。

行政拘禁の法律は、人びとを起訴や裁判なしに勾留することを認めている。国際法の下では、行政拘禁は例外的状況で厳格な保護措置がある場合のみに認められている。

インドでは、国家治安法のような法律は、裁判手続きにおける通常の保護措置を無視して、曖昧な根拠で人びとの勾留にしばしば利用されてきた。最高裁判所は、行政拘禁制度を「法律の範囲外だ」と説明してきた。アムネスティは、あらゆる行政拘禁に反対している。

インドのカースト制度は生得的帰属に基づく。「不可触選民」と呼ばれるダリットの人びとは、カースト制度の最底辺に位置し、上位カーストたちから絶えず差別や暴力を受ける。

2015年には、全国で45,000件以上のダリットに対する犯罪が報告された。いくつかの州ではダリットは公共施設や社会的施設への立ち入りをしばしば拒絶され、公共サービスを受けようとしても差別される。

アクションしてください。

英語で当局への以下の要請を盛り込んだメッセージを作り、ファックス、メール、航空書簡(全世界90円)のいずれかで、できるだけ早く送ってください。英語の要請例文が後に続きます。こちらをご利用いただいても結構です。

  • 行政拘禁されているチャンドラシェクハ・アザドさんを即時かつ無条件に釈放し、国際的人権基準に基づいた公正な裁判を実施する。
  • 拘禁中に彼が拷問や虐待を受けることが無いようにする。
  • 国家治安法や他の法律による行政拘禁制度の適用を中止する。

宛先
Chief Minister of Uttar Pradesh ウッタルプラデシュ州首相
Yogi Adityanath
Chief Minister, Uttar Pradesh
Room No.- 306, (Third Floor)
Lal Bahadur Shastri Bhawan,
Lucknow, Uttar Pradesh 226001
Fax: +91-522- 2239234
Email:cmup@nic.in
書き出し: Dear Chief Minister

Director General of Police, Uttar Pradesh ウッタルプラデシュ警察長官
Sulkhan Singh
Police Headquarters, Rana Pratap Marg,
Dalibagh Colony, Butler Colony,
Lucknow, Uttar Pradesh 226001
Email:dgpcontrol-up@nic.in
書き出し: Dear Sir

コピーの宛先
インド大使館
〒102-0074 東京都千代田区九段南2-2-11
特命全権大使:スジャン・ロメーシュチャンドラ・チノイ 閣下
His Excellency Mr. Sujan Romeshchandra CHINOY

要請例文

Yogi Adityanath
Chief Minister of Uttar Pradesh
Room No.- 306, (Third Floor)
Lal Bahadur Shastri Bhawan,
Lucknow, Uttar Pradesh 226001
India
↑ここに宛先を記入

Dear Chief Minister;
↑ここに書き出しを記入

I am writing this to express my grave concern on Chandrashekhar Azad ‘Ravan’, a prominent Dalit rights activist, who has been held in administrative detention since 3 November 2017. His current term of detention expires in May 2018. However, under the National Security Act, he is at risk of being detained for up to 12 months without charge or trial.

The day before he was arrested under the NSA, Chandrashekhar Azad had been granted bail by the Allahabad High Court in relation to his arrest on 8 June 2017. The charges against him included; rioting, inciting violence and destroying public property, following clashes between protesting Dalits and dominant caste groups in Saharanpur district, Uttar Pradesh, India. The unrest followed the killing of two Dalit men and the burning of at least 50 Dalit homes in Shabbirpur village, Saharanpur district, Uttar Pradesh, by men from a dominant caste in April and May 2017.

According to media reports, the judge who granted Chandrashekhar Azad bail, stated that the charges against him appeared to be politically motivated.

So I urge you to release Chandrashekhar Azad immediately and unconditionally from administrative detention, and accord him a fair trial in accordance with international human rights standards.

I also urge you to ensure Chandrashekhar Azad is not subjected to torture or other ill-treatment pending his release.

The last but not the least, I urge you to end the use of administrative detention under the National Security Act or any other law in force.

Your prompt attention on this matter would be highly appreciated.

Sincerely yours,

↑ここにあなたの名前とアドレスを記入

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