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米国:
米国 被害者の息子が死刑執行に反対

最新情報:
2018年7月11日
国名:
米国
対象者:
クリストファー・ヤングさん(男性)
期限:
2018年7月16日
配信日:
2018年7月11日
UA No:
130/2018

死刑囚クリストファー・ヤングさん(35才)の執行が、7月17日にテキサスで行われる予定だ。その生い立ちや環境、収監後の模範的態度などを根拠に恩赦嘆願書が出された。被害者の息子も恩赦を強く支持している。

ヤング死刑囚は2004年、当時21才のときにコンビニエンスストアに押し入り、店主のハスムクバイ・パテルさん(55才)を殺害し、2006年、死刑を言い渡された。陪審員は、ヤング死刑囚が刑務所内でさえ再犯の可能性が高く、テキサス州での死刑要件に該当するとして、死刑判決を下した。

恩赦仮釈放委員会に出された恩赦嘆願書は、「彼はもはや当時の若者ではない。ここ数年の素行は、当時、陪審員が指摘した再犯の予見を裏切るものである」とした。刑務所内の多くの囚人たちが、ヤング死刑囚を見てきて、その素行から多大な影響を受けたとする文書を作り、1人ひとりが署名した。模範とする素行とは、死刑囚監房内の緊張をほぐしたり、精神障がいや精神的に不安定な囚人の心の支えとなったりしてきたということだった。

また、嘆願書には、次のように記されている。裁判当時、被害者の息子、ミテシュ・パテルさんは当初、犯人の死刑を望んでいた。しかし、ヤング死刑囚の人柄が大きく変わり、ミテシュさんの考え方も変わった。ミテシュさんは、もはやヤングさんの処刑を望んでいない。彼が生きていれば、その娘たちの父親でいることもできる。

ミテシュさんは、死刑囚自身が、9才のときに何者かによる銃撃で父親を失い、それがトラウマになっていたということを知った。専門家によると、ヤングさんは、父親が殺害されたことに加え、その後、姉(当時11才)が、継父となった男に強かんされたことで、さらに深い心の傷を負った。その後、父親がそうだったように、ヤングさんはギャング組織に加わった。さらに、薬物とアルコールに依存した。

神経心理学者は2014年、ヤングさんの様ざまな過酷な体験が、複雑な外傷後ストレス障害を生んだと診断した。過酷な体験とは、幼児期における母親の責任放棄や父の他殺死、姉の強かん、継父の刑務所行き、暴力がはびこるギャングとの生活、少年時代の身体的・性的虐待などだ。

恩赦仮釈放委員会は、7月13日に知事に恩赦を勧告する。この嘆願書とともに、ヤング死刑囚の娘2人からのメッセージが添えられていた。下の娘(13才)は次のように書いた。「父は、私が生後3カ月の時から死刑監房にいます。そのため、私たちには世間なみの父親と娘の関係はありません。でも、私たちの関係も素晴らしいです。父がどんな悪いことをしたとしても、父を愛しています。そのようなことをした人とは思えません。父が、あと1カ月しか生きられないと思うと、涙が出ます。父に手を差し伸べていただいてるみなさんに感謝します」。

アクションしてください。

英語または日本語で当局へ以下の要請を盛り込んだメッセージを作り、ファックス、メール、航空書簡(全世界90円)のいずれかで、できるだけ早く送ってください。英語例文が後に続きます。それをご利用いただいても結構です。

  • クリストファー・ヤングさんの死刑執行に反対し、死刑判決の減刑を求める。
  • 当局が、この死刑囚が背負った少年時代からの暴力の連鎖、刑務所での前向きな取り組み、死刑執行が生む更なる犠牲者のことなどをしっかり認識するよう強く求める。

宛先
Clemency Section, Board of Pardons and Paroles(恩赦仮釈放委員会)
Fax: +1 512 467 0945
Email:bpp-pio@tdcj.state.tx.us
書き出し: Dear Board members
【日本時間7月13日正午まで】

Governor Greg Abbott(州知事)
Fax: +1 512 463 1849
Email:https://gov.texas.gov/apps/contact/opinion.aspx
書き出し: Dear Governor
【日本時間7月17日正午まで】

要請例文

Clemency Section, Board of Pardons and Paroles
Fax: +1 512 467 0945
↑ここに宛先を記入

Dear Board members;
↑ここに書き出しを記入

I am writing to ask a petition for Christopher Young(cite inmate No. 999508) who is due to be executed in Texas on 17 July.

I have learned that Christopher Young is no longer the young man he was and that his conduct in recent years belies the jury’s dangerousness prediction. A number of fellow prisoners have signed statements describing the positive influence he has had on their lives, how he has defused tensions on death row, and helped inmates with mental disabilities or in need of emotional support. Mitesh Patel whose father had been killed by does not want the State of Texas to execute Christopher Young: he wants Young to be alive so that he can be a father to his [Young’s] daughters.

Therefore, I definitely oppose the execution of Christopher Young and call for his death sentence to be commuted.

I should also urge the authorities to recognize the cycle of violence illustrated here, the positive efforts on death row made by Christopher Young, and the creation of further victims that would occur if the execution goes ahead.

Thanks for your consideration to give Young a petition.

Sincerely yours,

↑ここにあなたの名前とアドレスを記入

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