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トルコ:
トルコ:大統領の風刺画を掲げた学生たちに無罪を

最新情報:
2018年8月 1日
国名:
トルコ
対象者:
学生4人(女性2人、男性2人)
期限:
2018年8月27日
配信日:
2018年8月 1日
UA No:
131/2018

トルコの中東工科大学の学生4人が、エルドアン大統領の風刺画を描いた横断幕をめぐり逮捕された。大統領侮辱罪にあたるとして訴追され、最高4年の刑を受ける可能性がある。

7月6日の卒業式恒例のパレードに使用するその横断幕を、1人は会場に運ぶのを手伝い、3人がパレードで掲げた。翌日の逮捕後、4人は、警察署に勾留され、大統領侮辱罪で起訴され、アンカラ刑事裁判所の判断で、裁判を受ける間、刑務所に勾留されることになった。

風刺画は元々は、風刺画家のムサ・カート氏が描いたもので、2006年に風刺雑誌の『Penguen』に掲載された。色々な動物が描かれ、それぞれの顔にレジェップ・タイイップ ・エルドアン大統領の顔を重ね合わせた。「ここはタイイップ王国」のロゴも入っていた。当時首相だったエルドアン氏の権限の大きさを表していた。この『Penguen』の風刺画に対して、エルドアン氏は、名誉棄損で訴えを起こしたが、訴えは退けられた。裁判所は、絵画は表現の自由の権利の一つの手段であり、そこで政治家を批判することもできるとした。

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背景情報

風刺画をめぐる裁判の始まりは、風刺画家のムサ・カート氏が『Penguen』掲載以前に、エルドアン氏から訴えられていたことにあった。カート氏は、ネコの顔のイラストに当時首相だったエルドアン氏の顔を重ねた。この作品が訴えられ、一審で賠償命令を受けた。カート氏は、控訴するとともに、件の『Penguen』の風刺画掲載へという行動に出た。一方、エルドアン氏は、掲載者の『Penguen』を相手取り、訴訟を起こした。ところが、エルドアン氏は、『Penguen』に敗訴しただけでなく、カート氏との裁判でも逆転敗訴となった。

トルコ刑法は大統領侮辱罪を掲げるが、意見と表現の自由の権利の推進と保護に関する国連特別報告者は、たびたび、名誉棄損の非犯罪化と不敬罪の廃止を呼びかけてきた。権力者への批判は、欧州人権条約で保護された表現の権利にあたる。

アクションしてください。

英語あるいはトルコ語で当局への以下の要請を盛り込んだメッセージを作り、ファックス、メール、航空書簡(全世界90円)のいずれかで、できるだけ早く送ってください。英語の要請例文が後に続きます。こちらをご利用いただいても結構です。

  • 4人の学生をただちに無条件で釈放し、すべての起訴を取り下げる。
  • トルコ刑法第299条(「大統領侮辱」)と第125条(「(刑事)名誉棄損」)を廃止する。
  • トルコにおいて表現の自由の権利を全面的に尊重し、擁護する。

宛先
Minister of Justice (法務大臣)
Abdulhamit Gul
Ministry of Justice
Adalet Bakanligi
06659 Ankara
Turkey
ファクス:+90(0)312 419 33 70
Email:ozelkalem@adalet.gov.tr
書き出し:Dear Minister

コピーの宛先
駐日トルコ共和国大使館
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2丁目33-6
特命全権大使 ハサン・ムラット・メルジャン閣下

要請例文

Minister of Justice
Abdulhamit Gul
Ministry of Justice
Adalet Bakanligi
06659 Ankara
Turkey
↑ここに宛先を記入

Dear Minister;
↑ここに書き出しを記入

I am writing to express my grave concern on four students from the Middle East Technical University (ODTÜ) in Turkey have been detained over a banner containing caricatures of President Recep Tayyip Erdoğan. The students could face up to four years in prison for ‘insulting the president’. As the Turkish courts ruled in 2006 and the European Convention of Human Rights stipulates, however, the image was protected by the right to freedom of expression and the right to engage in criticism of politicians.

I respectfully call on the authorities to release the four students immediately and unconditionally and to drop all charges against them.

I strongly call on the authorities to repeal Articles 299(‘insulting the president’) and 125(‘criminal defamation’) of the Turkish Penal Code.

I lastly call on the authorities to ensure full respect and protection of the right to freedom of expression in Turkey.

Sincerely yours,

↑ここにあなたの名前とアドレスを記入

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