6月20日は世界難民の日です。この日を記念して「なんみんフォーラム オープンデー2016」が6月22日に開催されました。

日本に逃れてきた難民を支援する団体「なんみんフォーラム」は、15団体のネットワークで、アムネスティもその構成団体の1つです。

当日は、難民認定申請者の方を招待し、日本での生活の悩みなどをお話しいただきました。また、会場ではビルマ料理がふるまわれ、構成団体が各ブースで活動紹介を行うなど、活気にあふれていました。

アムネスティは、ドミニカの無国籍の問題について取り上げ、ブースに立ち寄っていただいた方に、ドミニカの子供たちに向けてのメッセージを書いてもらいました。

これまでドミニカ政府は、ドミニカ国内で生まれた人たちに対し、親が外国人であっても、非正規移住者であっても、自動的にドミニカ国籍を認めていました。しかし2013年に憲法裁判所が、外国籍の子孫に対して自動的な国籍取得を認めないことを決定し、多くのハイチ系の人たちが突然国籍を失ったのです。これにより、子どもたちが学校に通うことができなくなっています。

無国籍の問題は、国を追われる難民たちにも起こり得るものです。そこで、難民問題に関心の高い参加者の方々に、無国籍についても知ってもらおうと呼びかけました。

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たくさんのメッセージをいただきました。
ご協力くださった皆さま、ありがとうございました!

開催日 2016年6月22日
開催場所 日本福音ルーテル社団1階 JELAホール
主催 NPO法人なんみんフォーラム(FRJ)

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