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イベント報告【イベント報告】広島刑務所を参観しました

2017年2月13日(月)、広島刑務所に6人で参観しました。アムネスティ会員の小谷が報告します。

広島刑務所は広島市内の市街地にある刑務所で、JR広島駅からバスで約20分、下車してから徒歩約5分のところにあります。

まず、会議室で総務部長より説明がありました。昭和20年8月に原子爆弾で広島刑務所も被災し、職員8人と被収容者15名が死亡、重軽傷者多数でました。説明後、仮の運動場(大きな運動場は工事中)、溶接や木工・印刷の工場、居室、浴場、医療棟など刑務所内を見学しました。

医療棟は歯科室やCT室、人工透析室、レントゲン室等の設備が整っていて、病院のようでした。広島刑務所は中国5県(岡山県・広島県・山口県・島根県・鳥取県)の医療センターに指定されているので、医療施設も医師(常勤2人、非常勤7人)や看護師9人、準看護師6人と充実しているそうです。

人工透析の患者は最近まで2人いて、1人出所し、現在は1人が治療を受けています。広島刑務所の医療体制の充実が一番印象に残りました。医師の募集に関して広島刑務所だけ何か特別の配慮をしているか質問しましたが、広島刑務所だけの特別な配慮はないそうです。

浴場は同時に100人入浴できる大きな浴場でした。入浴中の私語は禁止をされています。被収容者で喧嘩をした者は工場を別々に離すので、工場ごとに入浴します。

最後に、会議室に戻って質疑応答がありました。現在、広島刑務所には30人の外国人(中国・ブラジル・イラン・フィリピン・韓国・トルコ・ベトナム・ラオス)が収容されていて、覚醒剤の密輸が多く、無期刑が5人います。彼らの処遇に対し質問したところ、海外のテレビは現在は見ることができない、ラジオは聞くことができるが電波が届くかどうかわからない、外国語の本は大使館や領事館に差し入れを依頼している、との回答をいただきました。

また、60歳以上の人が172名、最高齢が84歳ということで、一般の受刑者と同様に働くことの出来ない人達の養護工場があり、28人の人が働いているとのことです。

参観を受け入れていただいた広島刑務所の皆さま、ありがとうございました。

 

開催日 2017年2月13日(月)
場所 広島刑務所
主催 アムネスティ・インターナショナル日本 国内人権ネット

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