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イベント報告【イベント報告】愛知少年院を参観しました

2017年2月24日(金)、愛知県豊田市浄水町にある愛知少年院を13名で参観しました。「わや」グループの中島が報告します。

愛知少年院は、家庭裁判所の審判で少年院送致決定を受けた少年を収容する法務省の施設で、中等少年院・特別少年院として、北陸三県と東海三県の少年(入院時20歳未満)を収容しています。

現在の収容者数は、54人(定員は100人)。年齢別では、16歳6人・17歳4人・18歳14人・19歳15人・20歳15人。職員は49人(法務教官48人・医師1人)。入院から退院までは、三段階の社会適応課程Ⅱ(または支援教育課程Ⅱ)を、おおむね11カ月の教育期間で修了します。

伊藤達也院長自らの、熱心な説明と院内見学および質疑応答まで、参観は2時間半に及びました。少年たちと向き合い続けてきた法務教官出身の院長の、教育更生施設としての少年院の実情を訴える姿勢に打たれるものがありました。

少年院では、生活指導・職業指導・教科指導・体育指導・特別活動指導など多彩なプログラムが、7時起床から21時の就寝まで、「24時間、愚直に展開」されてます。

「少年は必ず成長する」という理念で、一人ひとりの少年に担任がつき、チームワークで教育更生にあったている現場の姿から、少年法改定による成人年齢引き下げの動きに対しては、現場の人たちは反対していると「感じる」ことができました。現在のこの施設でいえば、過半の少年たちが教育更生の機会から外れてしまうことになりかねません。

愛知少年院は、自然環境に恵まれた高台にあり、三食の食事に供する農作物を育てる農地で働く少年たちの姿や、小型建設機械の操作の指導を受けている場面を垣間見ることもできました。スマホなどからも隔離され、規則正しい生活で充分な睡眠と栄養をとって、成長期の少年たちの「育て直し」に取り組んでいる現場を参観でき、少年院という施設の果たす役割をよく知ることができました。

お忙しい中、あたたかく参観を受け入れて対応していただいた愛知少年院のみなさま、ありがとうございました。

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開催日 2017年2月24日(金)
場所 愛知少年院
主催 アムネスティ・インターナショナル日本 国内人権ネット

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