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人権の「今」がわかるニュース

イベント報告【イベント報告】神戸刑務所を参観しました

8月9日(水)、13名で兵庫県の明石市にある神戸刑務所に参観しました。国内人権ネットワークの小谷が報告します。

神戸刑務所は執行刑期が10年未満で犯罪傾向が進んだ者、日本語をある程度理解し、風俗習慣が著しく相違しない外国人、無期刑および執行刑期10年以上の犯罪傾向が進んだ者を収容しています。職業訓練として自動車整備科、建設く体科があります。

初めに、刑務所内の浴室、印刷工場、自動車整備訓練所、建設機械訓練所、単独室、共同室、講堂などを見学させていただきました。一般でも車検は可能だそうです。会議室に戻った後、説明と事前に送っていた質問書の回答、質疑応答の時間をいただきました。

政府は再犯を減らすために「刑務所を出所してから2年以内に再犯で刑務所に戻ってくる人の数を10年で2割減らす」という具体的な目標をたてています。

神戸刑務所では集団で就職の面接会を行っており、現在の好景気(時に建設業)による人手不足もあり、一人で2~3社の内定をもらう人がいるそうです。また、身寄りのいない高齢者や障害者の人達は、地域定着センターを中心に受け入れ先を探し、地元の明石市が受け入れに熱心なこともあり、年間15件くらいは施設に入所できるようになっているとのことです。

神戸刑務所に関しては再犯を減らす目標をぎりぎり達成できるかできないかのところです、と力説されていました。刑務所を出て就職が決まり寮に入っても、急に居なくなる人もいて、全てが全てうまくいっているわけではないという話もされていました。

難しい問題ですが、刑務所内の高齢化問題の解消のためにも、再犯率を下げるためにも、明石市だけでなくすべての自治体で熱心に取り組んでほしい、また、私たちも関心をもってあたたかく見守っていきたいと、深く感じました。

神戸刑務所も昔は工場への仕事へいく際、工場から帰る際の身体検査は全裸検査だったのですが、現在はパンツをはいての検査で、どうしても全裸で検査する必要がある場合は他の人が見ることができないように配慮して検査をしているそうです。

最後に、刑務所で作成された製品の展示場で買い物をしました。帯広刑務所製作のうちわと広島刑務所製作のクッションを買いました。展示場の売り上げの一部は犯罪被害者や犯罪被害者家族の支援に使われるそうです。展示場は閉まっていたのですが参観者のために開けていただきました。

神戸刑務所の皆さま、神戸刑務所の参観を受け入れていただき、丁寧かつ臨機応変に対応をしてくださり、ありがとうございました。

開催日 2017年8月9日(水)
場所 神戸刑務所
主催 アムネスティ・インターナショナル日本 国内人権ネット

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