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人権の「今」がわかるニュース

イベント報告【イベント報告】神戸少年鑑別所を参観しました

9月29日(金)、11名で兵庫県神戸市にある神戸少年鑑別所を参観しました。国内人権ネットワークの小谷が報告します。

神戸少年鑑別所は家庭裁判所のすぐ近くにあります。少年鑑別所の参観は大阪少年鑑別所に続いて今回2回目です。

まず、会議室で少年鑑別所の説明をしていただきました。少年鑑別所には14歳以上20歳未満で罪を犯した犯罪少年、14歳未満で刑罰法令に触れる行為をした触法少年、将来罪を犯し又は刑罰法令に触れる行為をするおそれのあるぐ犯少年が収容されています。

家庭裁判所の審判があるまでの間、少年を鑑別・観護する施設で、2015年から少年鑑別所法施行により夜遊び、無断外泊、家出、家庭内暴力、万引き、薬物乱用などの問題行動や家庭や学校の先生など地域からの相談に無料で応じる法務少年支援センターも開設されています。

続いて、少年鑑別所内を見学しました。面会室、風呂場、取調室、個室、レクエーションルーム、法務少年支援センターの建物内の数部屋を見学しました。レクエーションルームでは午前中にエアロビクスの先生がきてバランスボールの体操をしていたそうです。職員の人達の武術の練習や慰問の際のコンサートなどもレクエーションルームが使われるそうです。運動場は残念ながら工事中のため見ることができませんでした。

阪神大震災時は神戸少年鑑別所に約100人の被災者の人達を受け入れたことや、神戸連続児童殺傷事件の犯人の少年が入所していた時は、マスコミの取材がすごくて移送時に気を使った、などの話がとても印象に残りました。

見学の後は会議室に戻って質疑応答の時間でした。

食事については、業者から3食購入、お金がある人は食物の購入も可能、宗教上の配慮が必要なケースは今まで無いが、有れば神戸拘置所に問い合わせるとの回答をいただきました。また、LGBTの人達への対応は、少年鑑別所は個人の生活なので(男装や女装など)個別に許可している、という回答でした。

書籍は図書係の職員がネットで購入しており、スラムダンクとワンピースが人気とのことでした。また、毎日新聞を設置しており、他の新聞も個人で購入可能だそうです。日本語の話せない少年には、家庭裁判所に登録されている通訳の人に来てもらっているそうで、少数言語の通訳などは探すのが大変だ、ということでした。

所長自ら、丁寧な説明と施設の案内、また質疑応答の対応をしてくださいました。神戸少年鑑別所の皆さま、本当にありがとうございました。

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実施日 2017年9月29日(金)
場所 神戸少年鑑別所
主催 アムネスティ日本 国内人権ネット

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