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人権の「今」がわかるニュース

活動【活動報告】桜美林大学で「児童労働」のワークショップを実施

12月22日、桜美林大学の授業の1コマで、アムネスティ日本 子どもネットワークチームが児童労働について考えるワークショップを行いました。

学生にとって、この問題が自分とはかけ離れた問題ではなく、身近な問題だと感じられるようなワークショップになるよう事前に準備をして臨みました。担当した子どもネットのメンバーが報告します。

桜美林大学「児童労働」のワークショップ アイスブレイクアイスブレイクの様子

桜美林大学の留学生のための日本語科目の一つには、児童労働について学ぶ時間があります。事前学習をしている学生たちは、児童労働という言葉や、児童労働とは何かということはすでに知っていました。

それを踏まえ、まず、クイズ形式で何歳からが児童労働なのか、家事の手伝いとはどう違うのか、などの基本を分かりやすく説明しました。学生たちのなるほど、という表情から、理解してくれたのを感じました。

続いて、児童労働にはさまざまな形態があることを知るために、難民や人身売買、子ども兵士などについて紹介した動画を見てもらいました。特に子ども兵士についての動画では、悲しそうな表情で聞き入っている学生が多かったように思いました。

動画を見た後は、より理解を深めるため、「児童労働の原因は何か」についてグループディスカッションを行いました。その中で、最も多く学生たちから出たのは、「貧困が原因ではないか」という意見でした。他にも、貧困以外にも戦争や紛争、教育の価値への理解度、選択肢の少なさ、などの意見もありました。事前に動画でさまざまなケースを見ることで、いろんな角度から児童労働を捉えることができ、また他グループの意見やフィードバックを聞くことで、さらに視野が広がったようでした。

美林大学「児童労働」のワークショップ グループディスカッショングループディスカッションの様子

最後に「児童労働を無くすために何ができるか」についてディスカッションを行いました。

各グループにコーヒーやパイナップル、エメラルドの指輪の写真を配布し、それぞれの原材料を確認してもらいます。製品は全て実際の調査で児童労働が関わっているとされているものです。自分が普段に手にする、口にする製品が児童労働に関わっているかも知れないと改めて認識してもらいました。

ディスカッションの中では、コーヒー豆の生産に子どもたちが強制的に働かされていると聞いたことはあるが、売られている製品を疑ったことはなかった、という意見もありました。さらに自分達に何が出来るかの具体案としては、
・知らずに消費者になる可能性がある、ということを知ること
・生産元に意識を向けること
・児童労働が疑われる会社に対してアクションを起こすこと
など、多くの意見があがりました。

クイズや動画で児童労働の基本を学び、その原因をグループで深く話し合った後だったので、ワークショップを始める前よりも、学生たちから出る意見がとても多角的で、この問題を広い視野で捉えることができているように感じました。

世界では、児童労働以外にも多くの問題が起こっています。今回のワークショップが参加した学生たちにとって、さまざまな世界の問題をより身近に捉え、考え語り合えるきっかけになればと願っています。

今回、こうした貴重な機会を与えてくださった関係者の皆さまに、深くお礼を申し上げます。

実施日 2017年12月22日(月)9:00~10:30
場所 桜美林大学
内容 ・アイスブレイク
・導入(クイズ形式で児童労働についての基本説明)
・動画鑑賞(鉱山での労働、難民、人身売買、子ども兵士、性的搾取)
・グループディスカッション①「児童労働の原因は何か」
・グループディスカッション②「児童労働を無くすために何ができるか」
・質疑応答

 

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