ブルキナファソでは女性の3分の1が18歳未満で結婚しています。その多くが、家計を助けるために家族によって強制的に結婚させられ、自分の意に反して人生を決められてしまいます。

児童婚や強制結婚は法律で禁止されていますが、農村部などでは結婚の届け出がないために法律上の結婚とは見なされず、多くの女性が犠牲となっていました。

そんなブルキナファソで今年5月、新しい刑法が採択され、その中で結婚の定義が広がりました。届け出た結婚だけではなく、伝統的な慣習や儀式による結婚も、法の拘束力が及ぶようになったのです。アムネスティの提言が取り入れられたかたちです。

また、結婚を拒んだり婚外子を出産した女性・少女は、家族から追放されてしまうという問題もありますが、これも処罰されることになりました。

皆さま一人ひとりの声が集まって、政府を動かす大きな力となりました。署名へのご協力を、本当にありがとうございました!

ヒューマンライツ・サポーターになりませんか?