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イベント報告【イベント報告】岡山少年院を参観しました

8月28日(火)、国内人権ネットワークのメンバー5名で岡山市にある岡山少年院を参観しました。アムネスティ日本 国内人権ネットワークのメンバーの小谷が報告します。

岡山少年院は中国・四国9県及び近畿2府県の家庭裁判所で第1種少年院送致決定のあった男子少年院送致の決定のあった男子少年を収容している施設です。定員は100名で参観時の入所者数は39名、年齢構成は15歳1名、16歳4名、17歳8名、19歳8名、20歳9名、21歳1名と他の少年院に比べると比較的年上の男子を収容しています。

出所間際の少年が暮らす部屋と、溶接、陶芸の部屋、グランドを見学することができました。見学できた場所は、他の参観に比べると少なかった気がします。溶接を学んで仕事ありますか、と質問したところ、瀬戸内海は造船の仕事が多いので仕事はある、という回答でした。

会議室に戻ってからの質疑応答で、視察委員会に「熱中症対策」に取り組むように言われ、ひとり一台扇風機を渡し、ホール部分はエアコン、水泳時間を短くして、ポカリスエットを配付する、といった対応をしているそうです。

図書館とはいえないまでも寮に本棚があり、読書ができますが、本は職員が選んでいるそうです。岡山市の図書館の巡回図書も利用しているとのことでした。また、時間はかかるけれども本のリクエストもできるそうです。

最近の傾向として、少年院を入院しないでいきなり重い犯罪を犯すケースが多く、「少年院に入院していたら・・・と思うことが多い」と熱く語っておられました。また、成人年齢を18歳に引き下げる民法改正が2022年に施行されるのを受け、「18歳が"成年"になるといきなり刑務所に入ることになる。少年が少年院のような環境で適切な矯正教育が受けられないのではないか」と心配をされていました。岡山少年院も18歳以上の少年が多いので大きな影響を受けます。

今回は参観の人数が少なかったのでゆっくりと質問をすることができました。岡山少年院の皆さま、参観を受け入れていただき、また丁寧なご説明、ご回答を、本当にありがとうございました。

岡山少年院参観

実施日 2018年8月28日(火)
場所 岡山少年院
主催 アムネスティ日本 国内人権ネット

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