第4回 死刑映画週間

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人は人を裁けるのか

AMC2015_04_3.jpg(C)東映

論理と倫理を欠いた人びとが「人を裁いている」現実を、怒りを込めてふりかえる一週間!

無実の死刑囚・袴田巌さんが48年ぶりに釈放された。

再審の開始と、死刑および拘置の執行停止が決定されたからだ。一審段階から無罪を確信していた裁判官すらいたのに...
だが、検察は、なおも袴田さんは有罪だとして即時抗告し、再審開始を妨害している。

不当な理由と手続きで、人を裁くことを怖れぬ人びとが司法の現場にはいる。
これは、心底、恐るべきことではないのか。

上映スケジュール

  • 場所:東京・渋谷ユーロスペースにてロードショー
  • 上映期間:2015年2月14日(土)~2月20日(金)
  • 前売鑑賞券:5回券 4,500円/3回券 2,800円/1回券 1,000円

    詳細は劇場HPへ! (近日公開予定)

上映作品 (監督、制作年)× 語る人(1回限り)

A. 死神博士の栄光と没落(エロール・モリス、1999)×柳下毅一郎
B. ゼウスの法廷(高橋玄、2012)×木谷明・安田好弘
C. 私は貝になりたい(橋本忍、1959)×内海愛子
D. 軍旗はためく下に(深作欽二、1972)×太田昌国
E. 北朝鮮強制収容所に生まれて(マルク・ヴィーゼ、2012)×青木理
F. BOX袴田事件 命とは(高橋伴明、2010)×袴田巌・袴田秀子
G. 天国の駅 HEAVEN STATION(出目昌伸、1984)×北原みのり
H. 証人の椅子(山本薩夫、1965)

※アルファベットは、上映時間表記に関係します。
各作品の上映時間は日により異なります。チラシよりご確認ください。

 

アムネスティ・インターナショナルの取り組み

私たちアムネスティ・インターナショナルは、死刑を人権の問題と考えています。そして、「生きる」という最も基本的な人間の権利を根本から否定する刑罰が、死刑だと考えています。

アムネスティは、「死刑は生きる権利の侵害であり、究極的に残虐で非人道的かつ品位を傷つける刑罰である」として、あらゆる死刑に例外なく反対する姿勢を明確にし、死刑のない世界の実現に向かって活動してきました。

最新の死刑統計(2014年3月27日現在)

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