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国・地域:
台湾

台湾 台湾

基本情報

国名 台湾 TAIWAN
国家元首 蔡英文(5月に馬英九から交代)
政府首班 林全(5月に毛治国から交代)

人権をめぐる、2016年の動き

1月の選挙の結果、民主進歩党の蔡英文氏が台湾初の女性総統となった。3件の死刑事案で前進が見られたが、凄惨な暴力事件が数件発生したことで、市民の死刑存続要求が高まった。新政府は、2014年の「ひまわり学生運動」の参加者100人以上に対する告訴取り下げを決定した。同性パートナー登録制度は10の地方自治体に広がった。民主進歩党の国会議員2名が提案している民法改正法案が立法院(国会)の司法・法制委員会を通過し、同性婚の合法化実現に向けた動きが進んだ。

集会の自由

5月23日、林全行政院長(首相)は、新しく発足した行政院(内閣)は抗議活動参加者126人に対する刑事告訴を取り下げると発表。前政権によるこの告訴判断は、単に違法性を争うためというよりもデモを嫌う政治的な反応だったと説明した。この抗議活動は中国と結んだサービス貿易協定に端を発し、2014年3月に、協定に反対する学生主導の「ひまわり学生運動」が24日間のデモに発展した。抗議活動では、立法院の占拠や行政院の占拠(10時間)もあった。

死刑

前政権退陣2週間前、台湾高等法院台中分院は、再審を前にした鄭性澤さんを保釈した。鄭さんは2002年台中市で起きたカラオケボックスでの銃撃戦で警察官を殺害したとして有罪判決を受け、14年間獄中にいた。最高法院検察署(最高検察庁)は、鄭さんの有罪判決に疑問を投げかける新たな証拠を理由に3月に再審を申請した。最高法院で死刑が確定したケースで再審が求められたのは、初めてのことである。

7月、検察総長は邱和順さんに対して非常上訴を申請した。邱さんは1989年から27年間獄中にあり、民主化後の台湾で最も長く収監されている死刑囚である。申請理由は、強制された自白が採用されてきたためだった。邱さんは勾留中に拷問で自白を強要された後、強盗、誘拐、殺人で有罪判決を受けた。

10月13日、最高法院は徐自強さんを無罪とする高等法院の判決を支持した。徐さんは誘拐、ゆすり、殺人の罪で有罪となり、何度も上訴していた。

難民、庇護希望者

立法院の内政委員会で7月14日に難民法案の2度目の審議が行われた。可決すれば、台湾で初めてのこの種の法律となり、中国本土から逃れてきた人が台湾で政治亡命を求めることが可能になるかもしれない。

アムネスティ・レポート 2016/2017より

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