English

  1. ホーム
  2. 人権について学ぶ
  3. 世界の人権問題(トピック)
  4. 子ども兵士

子ども兵士

子ども兵士が利用される理由

topic_childrens_right_main01.jpg(C) AP

世界中で数十万人もの子どもたちが、政府軍や準軍事組織、民兵組織などの軍事組織に入れられています。
小型で軽量な武器が大量に紛争地域に流れ込むことによって、多くの子どもたちが兵士として使用されるようになりました。
また小柄かつ機敏で、従順で洗脳しやすいこと、軍隊の兵士の数が少なくなった時に手軽に「補充」できることも、子どもが軍隊で使用されやすい大きな理由です。

強制的な徴兵

町や学校で脅されて強引に誘拐されたり、たまたま街で軍に出くわし連行される場合があります。

自発的な入隊

信条・経済・社会・伝統的な理由から、自ら志願して軍隊に入る場合があります。家族や親しい人の復讐のために、敵対する軍隊への入隊を希望する子どももいます。

軍隊での役割

軍隊では、子どもたちはスパイ、荷物運び、情報の伝達係、(地雷、爆弾など)爆発物の探索係といった危険を伴う任務を担当することや、戦線の最前列に立たされることも多くあります。
軍隊によっては仲間や肉親の殺害や身体の切断を強要されるなど、残酷な任務につかされることもあります。規律や上官の命令に反したり任務を怠れば、他の子どもたちへの見せしめとして厳しい拷問や身体の一部切断などの体罰を与えられたり、 殺されてしまうこともあります。
女の子たちの多くは、上官から性的な所有物とみなされ、性的虐待を受け、望まない結婚や妊娠、HIV/AIDSなどの感染の危険にもさらされています。

武装解除・動員解除・社会復帰(DDR)

一度兵士となった子どもが社会に戻るためにはいくつもの困難があります。
軍隊から解放されること自体が困難であるばかりでなく、過去にしたことについて地域から理解や協力が得られにくいこと、軍隊以外での生活のすべを知らないこと、国の社会経済状況なども社会復帰を阻む要因です。
社会復帰のためには、除隊したすべての子どもが安心して仲間や家族を持て、誰からも強制されず、自らの自由が守られる環境を作ることが大切です。
特に心身に深い傷を負った子どもや女の子には特別なケアが必要です。

子ども兵士に関する国際規約

子どもの権利条約選択議定書

2000年5月25日、国連総会は「子どもの武力紛争への関与に関する、子どもの権利条約選択議定書」を採択しました。これは子どもたちを武力紛争から保護するための画期的な出来事でした。この議定書では、すべての軍隊が18歳未満の子どもを敵対行為に使うことを禁じています。

関連ニュース

このページをご覧になった方へのお勧め

前へ

次へ