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日本の難民

難民の生きる権利を奪う日本

topic_childrens_right_main01.jpg難民申請者が描いたハガキ

「難民」という言葉を聞いたとき、どんな姿を思い浮かべますか? おそらく、「介護難民」「ネットカフェ難民」を思い描いたり、また遠い国の飢えに苦しむ難民の子どもたちをイメージする方が多いと思います。

しかし、「安全である」というイメージが強い日本に逃れてくる難民もいます。そしてその数は、毎年増加しているのです。

この難民の急増に対し、法務省の発表やマスメディアの報道で、難民制度の乱用者の姿が強調されています。

果たして、それは真実の姿なのでしょうか?

メディアなどでよく描かれる姿
難民申請をしている人びとの中には、犯罪者が多い。
難民の多くは、難民認定制度の乱用者である。彼らは日本に合法的に滞在するための資格を得るために、難民認定申請者をしているのだ。
難民申請をしている人たちは、申請者の生活を安定させるための保護費を不正受給している。

実際の姿
難民は、暴力、迫害、拷問などの人権侵害に直面し、国を離れることを余儀なくされた普通の人びとです。彼らは決して、私たちの社会を脅かす存在ではありません。
不安な状況下で、政府から支給される保護費は、彼らが難民申請の結果を待つまでの命綱となっています。ごく一部の制度の悪用者を一般化し、難民全体への保護を打ち切ることがあってはなりません。

難民も、私たちと変わらない

難民は、拘禁や拷問などといった、生命・身体への深刻な脅威から逃れてきた人びとです。確かに、同制度を悪用する人もいます。しかし、それはほんの一部の人びとなのです。難民のほとんどは、私たちと同じように、平和に暮らすことを望んでいるだけなのです。

明確な悪用者を除き、難民申請をした段階で、その人が本当に「難民」であるかを判断することはできません。適切に判断するためには、十分な時間が必要です。もちろんその間、彼らの生活を保障することも欠かせません。

難民認定の手続きを適正に迅速に行うこと、そして彼らが認定を待つまでの期間、彼らの基本的な人権を保障することが、何より求められています。

日本に暮らす難民の基礎 A to Z

1981年に日本は難民条約に加入し、難民の受け入れがはじまってから30年以上が経ちます。しかしながら、現在も実際に難民として認められる人の数はほんのわずかです。日本で難民としての認定を待つ人びとは、どのような状況におかれているのでしょうか?

メディア掲載記事

2012年3月15日 朝日新聞「私の視点」掲載:難民認定制度 乱用者を一般化するな

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