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「テロとの闘い」における人権侵害

グアンタナモでの収容と人権侵害

テロとの戦いと人権侵害(C) US DoD

“前任者コフィ・アナン氏同様、私はグアンタナモ収容所を閉鎖すべきだと考えている”
(2007年1月11日、潘基文国連事務総長、就任最初の記者会見で)

キューバのグアンタナモ基地やアフガニスタンのバグラム空軍基地などでは、「テロとの戦い」という口実で、多くの人びとが人知れず身柄を拘束されています。そこでは、人びとは家族や弁護士との面会など外部との接触を一切絶たれ、イラクのアブグレイブ刑務所と同じような拷問や虐待が行なわれています。

2002年1月、米当局は最初の「テロとの戦い」における被疑者を、キューバにあるグアンタナモ米軍基地に移送しました──頭に袋をかぶせ、手錠と足かせをつけて。

現在も、30カ国、数百人の被疑者が、起訴もされず、裁判を受けることもないまま、収容され続けています。その多くは、米国のアフガン攻撃のさなかに捕らえられた人びとですが、ガンビア、ボスニア、エジプト、タイなどさまざまな国で拘束された人びともいます。その中には、「テロ」とは何ら関係のない無実の人も多数含まれていると考えられています。グアンタナモの中では、国際法に基づく被収容者の権利が無視されたままでの、拷問や虐待が繰り返し報告されています。

レンディション(秘密移送)─  米国による「拷問」の外注

アムネスティは、2001年の「9.11」以降、米国政府が世界中に「ブラック・サイト」と呼ばれる米中央情報局(CIA)の秘密収容所のネットワークを持ち、「テロとの戦い」という大義名分のもと、不特定多数の人びとが起訴や裁判もないまま拘禁されているという情報を得ました。

被拘禁者を第三国に移送する「国家間移送(レンディション)」は、「失踪」、恣意的拘禁、不法移送、そして拷問や虐待の危険がつきまといます。

現在までに25件のレンディションのケースが明らかになっていますが、さまざまな証拠から、数百人にのぼる人びとが秘密裏に拘禁され、移送され、拷問や虐待の危険にさられていると考えられています。

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