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取調べの可視化 - 「タイホ」されるとどうなるの?

警察に逮捕されると、どうなるか知っていますか? 逮捕後の流れを知っている人は、意外に多くありません。ここではまず、逮捕後のおおまかな流れと、現在の取り調べの問題点を見ていきます。

頼れるはずの弁護士はどこに?

日本では、逮捕されるとまず警察の取調べを受けます。テレビドラマなんかでもよく、取り調べの光景が放映されますね。

しかし捜査段階における被疑者の取調べにおいて、弁護士の立会いは認められていません。つまり取調べは、外部からの連絡を遮断されたいわゆる「密室」において、行われているのです。

また被疑者は弁護人に面会することはできますが、その権利は厳しく制限されています。面会時間が15〜20分に制限されることも、めずらしくありません。

その結果、被疑者が自らの意に反する供述を強いられたり、供述と食い違う調書が作成されたりするのです。また、威圧的な取調べにより、被疑者が精神や健康を害されるといったことも、少なくありません。

自白するまで釈放されない?

日本においては、法律上は最大23日間、被疑者を拘束できることになっています。これは他の国々と比較しても、非常に長い期間といえます。さらに、警察は別件での逮捕を重ねることによって、被疑者を23日以上拘束することもできるのです。

弁護人がつかないまま、連日深夜まで強引な取調べが続き、長期間にわたって拘禁され、無罪を主張しても信じてもらえない状況下で、人は誰でも「ウソの自白」をする可能性があります。自白すれば、密室の取調べの孤独や恐怖から開放されると考えるのです。

また、「取調べでやっていないことを自白しても、裁判になれば裁判官はわかってくれると信じていた」と語る冤罪被害者は、少なくありません。

しっかりと録音・録画された取調べの記録があれば、ウソの自白があったかどうかを、客観的に検証することが可能となります。また、取調べの全過程の録音・録画は、警察や検察の強引な取調べを抑制する効果を生むことも、期待されています。


逮捕後の流れ

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※勾留請求後、警察から独立した拘置所に被疑者を収容することが原則ですが、例外として警察の留置所にそのまま留め置くことができることになっています。これを「代用監獄」と言います。24時間、警察の管理下に被疑者が置かれる中で、強引な取調べが長時間行われることが少なくありません。

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