ウォー・ダンス / 響け僕らの鼓動

踊る少年

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兄とともに誘拐された元子ども兵士。父親を反政府軍によって殺された少女。両親を殺され、自分を責める少女。

北部ウガンダのパトンゴには、紛争によって深い傷を負った子どもたちが数多く存在する。彼らは、紛争によって何かも失ってしまった。家族も、故郷も、希望も・・・。

そんな彼らを絶望の淵から救ったのが、歌と踊りであった。
情熱的な音楽と踊りは祖国を思う願い、未来への祈り、そして彼らが唯一子どもへ戻る時間であった。

子どもたちは、首都カンパラで行われる全国音楽大会で優勝するため、そして紛争で失ってしまった希望を取り戻すために、音楽と踊りの練習にうちこむ。

ストーリー

木琴を弾くドミニク

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過去20年に渡り、紛争の脅威にさらされている北部ウガンダ。
そこに位置するパトンゴ避難民キャンプには、6万人以上の人びとが生活をする。
キャンプ内のパトンゴ小学校に通う子どもたちは、紛争により、心に傷を負っていた。
反政府軍により誘拐され、兵士になった子ども。反政府軍により、父を、兄を、そして両親を殺された子どもたち。

そんな彼らにも絶望的な過去を忘れさせてくれるものがあった。
音楽と踊り、これらを通して彼らは希望を見出していく。

毎年行われるウガンダの全国音楽大会。この大会に北部の学校が出場するのは初めてのことだ。
貧困や紛争にも負けず、子どもたちは大会での優勝を目指して特訓を始める。
優勝を目指して、部族の誇りをかけて、そして紛争で失った希望を取り戻すために、子どもたちは大会開催地である首都カンパラへ向かう。

2008年11月1日より東京都写真美術館にてロードショー

「ウォー・ダンス/ 響け僕らの鼓動」公式サイト

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ウガンダ、そして世界中の子ども兵士

北部ウガンダでは、20年に渡り、政府軍と反政府軍「神の抵抗軍(LRA)」による紛争が続いていました。紛争により国内避難民となった160万人の人びとは今もなおウガンダ北部に位置する避難民キャンプに暮らしています。その1つが『ウォー・ダンス / 響け僕らの鼓動』の舞台となったパトンゴキャンプです。LRAにより、多くの子どもたちは誘拐され、子ども兵士としての訓練や殺害を強要されました。また、反政府軍の攻撃によって家族や親戚を失った子どもたちも少なくありません

大会で出番を待つ子どもたち

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戦争の一番の被害者は、いつも子どもたちです。

多くの子どもたちは心に深い傷を負っています。家族を失った悲しみはもちろん、兵士であったときの経験から除隊後もトラウマに苦しむことも多いのです。また、紛争の影響で、地域には貧困が蔓延し、食糧や水、教育なども十分ではありません。また、安全な環境で暮らすこともできません。このような人権侵害が、何の罪もない子どもたちの将来まで奪っていくのです

世界中にいる子ども兵士たちを救うために、私たちは現実を受け止め、行動する必要があります。

紛争や戦争は、どこか遠い異国の地で起きている現象のようにも思えます。しかし、私たちが留意しておかなければならない点は、アフリカや南アメリカ、他のアジア諸国で起こっている紛争と私たちは完全に無関係ではない、ということです。
たとえは、私たちが持つダイヤモンドも紛争を生むきっかけになります。ダイヤモンドの不正な取引による何百億ドルにも及ぶ利益が、アフリカの内戦の資金源となり、アンゴラ、コンゴ民主共和国、リベリア、そしてシエラレオネでは370万人が命を落としたと推定されています。ここで売買されたダイヤモンドが、日本の宝石店に並ぶということもありました。

現在も世界には多くの子ども兵士が存在します。コンゴ民主共和国やビルマ、ブルンジ、スリランカなどの国々では、今もなお多くの子どもが誘拐され、強制的に入隊させられています。
日本も批准している国連子どもの権利条約の条文には以下のようなものがあります。

伝統的な踊りを踊る子ども

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●第38条 戦争からの保護
国は、15歳にならない子どもを兵士として戦場に連れていってはなりません。また、戦争にまきこまれた子どもを守るために、できることはすべてしなければなりません。
●第39条 犠牲になった子どもを守る
子どもがほうっておかれたり、むごいしうちを受けたり、戦争にまきこまれたりしたら、 国はそういう子どもの心やからだの傷をなおし、社会にもどれるようにしなければなりません。

これらの約束がこきちんと守られるように、残酷な現実に苦しむ子どもたちを救うためのアクションに参加してください。

ウガンダ大統領へのハガキアクション
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