緊急ウェブアクション
1996年6月アウンサンスーチーの自宅前で演説をするNLDの指導者たち (C) AI
ビルマ(ミャンマー)の民主化運動指導者、アウンサンスーチーさんは、民主化や自由を求める活動をリードし続けてきたため、長期(1988年以来合計13年以上)の自宅軟禁処分を受けるなど、厳しい弾圧を受けてきました。2003年5月からの自宅軟禁は、連続6年以上にまでなっています。
今年5月、1人の米国人が自宅に侵入し、数日間滞在したことが判明し、スーチーさんは逮捕・起訴されました(ビルマでは、自宅に外国人を宿泊させることが法律違反とされている)。
現在、連行されたインセイン刑務所(ヤンゴン郊外)で非公開の裁判が進行中です。最高で5年の禁固刑に処せられる可能性もありますが、こういった逮捕・起訴の背景には、恣意的な罪状によって、スーチーさんの政治活動の自由をさらに奪おうという軍事政権の意図があるのは明らかです。
アウンサンスー・チーさんは直ちに無条件で釈放されるべきです。
2007年、軍政の弾圧に抗議するため、英国トラファルガー広場に集まったビルマ人僧侶たちとNGO (C) AI
もちろんスーチーさんだけではありません。ビルマでは、2100人以上の政治囚が全国各地の刑務所に拘禁されています。長く続く軍事政権の下、政府に反対し、自由や民主主義を求める人びとを逮捕・拘禁しています。2007年秋には、僧侶などを中心とした大規模な民主化運動が起こりましたが、軍事政権はこれを徹底的に弾圧。多くの人々を刑務所に拘禁しました。
詳しくはこちら→「ビルマの人びとの自由をとり戻そう!」
サイクロン「ナルギス」被災
(C) UNHCR
また、2008年5月のサイクロン「ナルギス」被災後は、自発的に救援活動を行った人びとや、政府の救援活動の不備をメディアに訴えた人びとさえも逮捕・拘禁されています。
刑務所の環境は劣悪であり、長期間の拘禁で健康を害する人も少なくありません。
在日ミャンマー大使館に対して、スーチーさんをはじめ、2100人の政治囚を直ちに釈放するよう求めるはがきを送ってください。
5月に他団体と協同で実施した「ビルマ・グローバル署名」には、65万2,179筆の署名が集まりました! ありがとうございました。
※ アムネスティ日本では、ミャンマーをビルマと表記しています。