「テロとの戦い」における人権侵害 [国際キャンペーン]
元グアンタナモ被収容者ムラット・クルナズさんが日本各地で講演!
無実の罪でキューバのグアンタナモ収容所に収容されていたムラット・クルナズさんが初来日し、自らの体験を語ります。全国講演を通して、ブッシュ前政権下で起きた人権侵害や、オバマ政権のこれからの課題に迫ります。
1982年ドイツで生まれる。トルコ国籍。結婚後、イスラム教をより勉強したいと考えて2001年9月にパキスタンに向かうが、パキスタン当局によって拘束され、間もなく米当局に引き渡される(当時19歳)。2002年1月にグアンタナモに移送され、収容中に水責めなどの拷問を受ける。2006年8月に4年8カ月ぶりに釈放される。現在27歳。
拷問や誘拐など数々の人権侵害が明らかになったブッシュ前政権の「テロとの闘い」。
国際社会の批判を受け、2009年1月、オバマ大統領は、ブッシュ政権の負の象徴であったグアンタナモ収容所を閉鎖すると発表しました。しかし現在、チェイニー前副大統領ら前政権の強硬派などが、オバマ大統領の1年以内の収容所閉鎖などの公約を反故にしようと圧力を強めています。
一方、アムネスティ・インターナショナルは、オバマ大統領の就任から最初の100日間は、「反テロ」と人権保障の政策に関して言えば「ほんのわずかな行動しか伴わない『変革』の約束」だと指摘しています。「テロリスト」の濡れ衣を着せられて拷問を受けた人びとは、米政府からの謝罪と賠償を求め続けています。
2009年8月25日、エリック・ホールダー米検事総長は、「9.11」以降にCIAによって誘拐・拘禁され拷問を受けた人びとのケースについて「予備調査」を命じました。
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オバマ大統領の就任1周年が近づく中、ブッシュ政権下で拷問の政策を作り上げ、指示・命令したトップの責任や、本国へ送還すると拷問や処刑の危険がある人びとの身の安全をどう保証するかなど、課題はまだ多くあります。今後、オバマ大統領が、自ら署名した大統領令をどれだけ迅速に、また具体的に達成できるか、目が離せません。
※このたびのツアーは、 株式会社ラッシュジャパンから助成、及び、支援者のみなさまからのご寄付によって実現しました。また各地の講演は、会員の方がたのボランティアで開催されます。
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