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ガザ紛争──すべての被害者に正義を[キャンペーン]

戦争犯罪をうやむやにしないために

イスラエル−ガザ紛争での国際法違反を裁くために

『調査団は、パレスチナ人被害者や人権擁護活動家、対話した民間人や役人から、正義のための行動がともなうのなら、この種の調査団が最後になってほしいと繰り返し言われつづけ、圧倒された。
また、報告書が公表されるたびに何の行動もともなわないので、「イスラエルを大胆にさせ、自らには手は及ばないという確信を強くさせているのだ」というコメントも浴びせられた。
責任を明らかにし、それを果たす義務を否定することは、責任を免れる風潮を助長し、国連、そして国際社会の信頼性を損ねることになる』

ゴールドストーン判事率いる国連事実調査団の報告書のP543からの抜粋の訳

イスラエル−ガザ紛争から9ヶ月が経ち…

F16戦闘機の爆弾によるクレーター

(C)AI F16戦闘機の爆弾によるクレーター

2008年12月27日から今年1月18日までの22日間のイスラエル−ガザ紛争では、約300名の子どもたちを含む1400名を超えるパレスチナ人と9名のイスラエル人が殺害されました。

この紛争では、ガザの医療施設や医療に携わる人びとを含め、一般市民に対する攻撃が行なわれました。
また、イスラエル軍は白リン弾を含むさまざまな兵器を使用しました。
一方、イスラエル南部にはガザ地区からのパレスチナ武装グループによる無差別のロケット弾攻撃がありました。
 
 

医療補助員と壊された医療器具

(C)AI 医療補助員と壊された医療器具

紛争前からイスラエル軍によって封鎖されていたガザ地区の被害は甚大で、必要な建築資材が入らない状況の中、復興の目途は立っていません。
そして、この紛争で戦争犯罪などの国際法違反をおかした人びとは、いまだにきちんと裁かれず、被害者への補償もなされていません。

ガザ紛争についての国連事実調査団報告書の意義

こうした中、国連人権理事会からの委託を受けたリチャード・ゴールドストーン判事率いる事実調査団が、この紛争で起きた国際法違反を現地調査し、9月15日の報告書を発表しました。

報告書の英語の原文はこちら

ゴールドストーン報告書は、アムネスティ・インターナショナルが現地で行なった調査の結果とも符合しており、アムネスティはその勧告も支持します。
報告書は9月29日の国連人権理事会の会合に提出され審議されましたが、残念ながら、10月2日、報告書についての採決を2010年3月まで延期することを決定しました。

しかし、今回の延期措置は、紛争中に起きた違反行為について、イスラエル政府とガザの事実上の統治者であるハマスの両者がそれぞれ、国際基準に合った独立した調査を行なう最後の機会を与えたことになります。

「国連調査団の勧告実施が正義のために肝要」

紛争被害者たちを見捨てないために

冒頭の報告書の抜粋で紹介されている声のように、報告書の後の行動がともなわなければなりません。
戦争犯罪などの国際法違反の責任者が裁かれず、加害者が免責されることが当たり前になってしまえば、再び血が流され、新たな被害者を生みやすくなります。

そうさせないためにも、オンライン・アクションに御協力下さい!
報告書にある「国際社会」とは、私たちのことでもあるのです。

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