
現在、世界で30万人以上の子どもが兵士として戦場に送られていることを知っていましたか?アムネスティも参加している国際NGO「子ども兵士禁止のための世界連合」によると、現在、196の国と地域で、18歳未満の子どもが兵士として使用されているかその恐れがあるといわれています。子どもたちは誘拐され強制的に、またある子どもたちは貧困のなかで生き残るためにすすんで兵士になります。
2000年以降、18歳未満の子どもを敵対行為に使うことを禁じる国際条約(武力紛争における子どもの関与に関する子どもの権利条約選択議定書)に各国が署名したことや、いくつかの大きな紛争が終結したことなどにより、子ども兵士の数は全体的に減少していると考えられています。 それでも、コンゴ民主共和国など、いまだに多くの国々で子どもたちが政府軍・反政府軍双方により兵士として利用されています。
想像できますか? 命令に対し「Yes」と答えることしか許されず、泣くことすら禁じられる子ども時代を。愛する人を殺され憎しみの連鎖に巻き込まれて行く人生を・・・。
世界各地で続いている紛争は、先進国に住む私たちにとっても決して無縁のものではありません。武器の小型化、軽量化が、子どもでも武器を容易に扱えることを可能にしたといわれています。小型武器が大量に紛争地域に流れ込むことによって、多くの子どもたちが兵士として前線に立たされるようになったのです。G8(主要国首脳会議)参加国からの武器の輸出額は、世界全体の80%を占めています。
これらの国々からの無秩序な武器輸出が、各地での内戦を長期化させ、紛争を激化させる一因となっているのです。
アムネスティ・インターナショナルは、武器の規制を求めるキャンペーン『コントロール・アームズ』を世界規模で行っています。 このキャンペーンは、国際社会に対しては国境を越えた武器取引の規制を、世界の国々の政府には、国内の取り締まりや条約への批准を求めています。 また、このキャンペーンに賛同する市民の声を各国政府に届けるため、世界中から集められた顔署名を、2006年夏に行われる小型武器についての国際会議の際にNYの国連ビル前に掲示するという『ミリオン・フェイス(100万人の顔署名)』 キャンペーンを行っています。
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