
1980年、エルサルバドルは政府軍とFMLNと呼ばれる反政府ゲリラとのはげしい内戦下にあった。政府軍は、12歳になる少年たちを「兵士」として徴集するために村に現れては強制的に少年たちを連れ去って行く。まもなく12歳の誕生日を迎えようとする主人公チャバにも、あどけない子ども時代の終わりを告げる日が刻々と近づいていた・・・。

現在、世界で30万人以上の子どもが兵士として戦場に送られていることを知っていましたか? エルサルバドルでの内戦は92年に停戦を迎えましたが、スリランカや、コンゴ民主共和国など、いまだに多くの国々で18歳未満の子どもたちが政府軍・反政府軍双方により兵士として利用されています。
この映画に登場するチャバと同じ世代のみなさんや、かつてチャバたちのような少年・少女だったみなさんに、ぜひ想像してみてもらいたいのです。徴兵される恐怖を抱えながら暮らしていく生活を、愛する人を殺され憎しみの連鎖に巻き込まれて行く人生を・・・。
世界各地で続いている紛争は、先進国に住む私たちにとっても決して無縁のものではありません。G8(主要国首脳会議)参加国からの武器の輸出額は、世界全体の80%を占めています。
これらの国々からの無秩序な武器輸出が、各地での内戦を長期化させ、紛争を激化させる一因となっているのです。
アムネスティ・インターナショナルは、武器の規制を求めるキャンペーン『コントロール・アームズ』を世界規模で行っています。 このキャンペーンは、国際社会に対しては国境を越えた武器取引の規制を、世界の国々の政府には、国内の取り締まりや条約への批准を求めています。 また、このキャンペーンに賛同する市民の声を各国政府に届けるため、世界中から集められた顔署名を、2006年夏に行われる小型武器についての国際会議の際にNYの国連ビル前に掲示するという『ミリオン・フェイス(100万人の顔署名)』 キャンペーンを行っています。
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