バーレーン:10年ぶりの死刑執行を非難する

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2006年12月14日
国・地域:バーレーン
トピック:死刑廃止
昨日、2006年12月11日、バーレーンで1996年以来10年ぶりに、男性2人と女性1人に対して死刑が執行された。アムネスティ・インターナショナルはこれを非難する。

処刑されたのは、パキスタン国籍のモハマド・ハニフ・アッタ・モハマドさん、バングラデシュ国籍のヤスミン・アンワル・フサインさんとモハマド・ヒラルディンさんである。3人は別々の事件において、殺人で有罪とされた。執行方法は銃殺だった。

11月21日、バーレーンの国家元首であるハマド・ビン・イッサ・ハリファ国王が3人の死刑判決を承認した。この日からアムネスティは、3人の判決が拘禁刑に減軽されるよう求めてキャンペーンを行なってきた。

今年まで、バーレーンでは死刑はほとんど適用されることがなかった。昨日の執行までは、1977年以降に処刑されたのは1人だけであった。

特にバーレーンが先頃、国連人権理事会の理事国となったことを考えると、長年にわたる事実上の執行停止状態が終わったことは残念なことである。人権理事会の理事国は、人権の促進と擁護について最高水準を保つことを期待されている。その中には、法律上および事実上死刑を廃止するための措置をとることも含まれている。アムネスティは犯罪の被害者とその親族に同情を示すものの、死刑は残虐、非人道的かつ品位を傷つける刑罰であることからすべての死刑に反対する。

背景情報

モハマド・ハニフ・アッタ・モハマドさん(37歳)はパキスタン人で、2003年8月にバーレーン人を殺害し、遺体を殴打した後に遺体と住宅に火をつけたとして有罪判決を受けた。被害者の妻も事件に関与したとして有罪となり、25年の刑を言い渡された。2人とも高等刑事裁判所で判決を受け、破棄院での上訴審で原判決が支持された。

モハマド・ヒラルディンさん(33歳)と家庭内労働者のヤスミン・アンワル・フサインさん(23歳)は2004年11月に首都マナマ近くのブハイルで強盗に入った家の住人のバーレーン人女性を殺害したとして死刑判決を受けた。2005年12月、上訴審で死刑判決が確定した。

バーレーン人のイッサ・アフマド・カンバルさんは警察官に対する謀殺で有罪となり、1996年3月に銃殺刑に処せられた。

2006年12月12日
AI Index: MDE 11/007/2006

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