スーダン:世界ダルフールデーに世界中から数千人が参加

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2007年4月25日
国・地域:スーダン
トピック:地域紛争
4月29日(日)、世界中の活動家たちがスーダン政府に対し、紛争地域の民間人を保護するため国際平和維持部隊の迅速な受け入れを求めて「世界ダルフールデー」を開催する。

この日の活動はマリ、アイスランド、モンゴルからチュニジア、フランス、米国、ウクライナ、タイにいたるまで、世界35カ国以上で行なわれる。

大規模な強制移転やその他の人権侵害がダルフールの人道危機を深刻にしている。スーダン政府は、スーダン国軍とともに人権侵害を行っているジャンジャウィド民兵を支援し続けており、ダルフールの深刻な人権侵害に責任がある。反政府武装勢力もまた重大な人権侵害や国際人道法違反の責任がある。ダルフールの民間人を保護する国連とアフリカ連合の混成軍派遣の必要性について国際的に圧倒的多数の合意があるにもかかわらず、スーダン政府はそのような軍部隊の配備を拒否し続けている。

現在の紛争が始まって以来、過去4年間に20万人以上が亡くなり、250万 人が住居を強制的に移転させられた。今年初めから状況はさらに悪化しており、紛争は国境を超えてチャド東部まで広がっている。

世界ダルフールデーに関する情報:
(英語)http://www.dayfordarfur.org/index.asp.

ダルフール危機に関するアムネスティのサイト:
(英語)http://web.amnesty.org/pages/sdn-index-eng.

AI Index: AFR 54/017/2007
2007年4月25日
 

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