ガンビア:アムネスティ調査員が無条件釈放

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2007年10月12日
国・地域:ガンビア
トピック:危機にある個人
アムネスティ・インターナショナルは本日、ガンビアで拘禁されていた調査員2人と一緒に拘禁された現地のジャーナリスト1人が、無条件で釈放されたことを発表した。3人のいずれも起訴はされなかった。

「彼らが人権活動をしていたというだけで拘禁されたという事実は極めて遺憾である」。アムネスティのアフリカ部エルビン・バン・デル・ボルト部長はそのように語った。「我々は釈放を歓迎するが、ガンビアの人権活動家に対するあらゆる制限は直ちに撤廃しなければならない。」

タニア・ベルナサとアヨベル・アメンはバンジュール発16時(グリニッジ標準時)の飛行機に乗り、ロンドンに翌日の朝到着する予定である。

アムネスティは、2人のアムネスティ調査員とともに拘禁され、現在ガンビアに留まっている現地ジャーナリストのヤヤ・ダンパの安全について、依然憂慮している。

アムネスティはガンビア政府に対し、ダンパが、アムネスティに関係していることを理由に標的とされないよう、保証することを求めた。

2人のアムネスティ調査員は、ガンビアでの人権侵害を調査するために10月2日から滞在していた。調査していた人権侵害には、恣意的で違法な拘禁、報道の自由に対する攻撃、そして拘禁中の拷問などが含まれる。また、バンジュールで現地の人権擁護活動家やジャーナリストに対するワークショップも開催していた。当局はアムネスティの調査団派遣について、あらかじめ通告を受けていた。

AI Index: AFR 27/004/2007
2007年10月12日

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