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中国: 各国指導者とIOCは人権活動家・胡佳の釈放要求を

2008年4月 3日
国・地域:中国
トピック:危機にある個人
アムネスティ・インターナショナルは、本日、人権擁護活動家である胡佳(Hu Jia)を国家政権転覆扇動罪で有罪にした中国当局の決定を非難した。胡佳は、自らの表現の自由を行使し、中国における人権侵害について発言していたために処罰されるものである。アムネスティは、胡佳が良心の囚人であると考え、当初から胡佳の拘禁とその妻と乳児が「自宅軟禁」されていることに反対していた。

「胡佳は即時かつ無条件に釈放され、その有罪判決は取り消されるべきである」と、アムネスティは述べた。「今回の有罪判決は、中国市民が当局に罰せられることなく自由に個人の意見を持ち、言いたいことを言うことができるという考えを踏みにじるものであり、人権問題を敢えて公に訴えようとする中国の他の活動家たちに対する警告になっている」。今回の判決は、オリンピック開幕前に人権状況を改善させるという中国政府の公約が果たされていないことを示している。

アムネスティは、各国指導者および国際オリンピック委員会(IOC)が、胡佳その他の中国の活動家らの無条件釈放を要請するよう訴える。彼らは単に、オリンピック前に表現の自由や結社の自由を平和的に行使したゆえに沈黙させられ、また投獄された人びとである。世界各国の政府の沈黙は、中国当局を勢いづかせ、オリンピック開幕前により一層の弾圧が継続される可能性がある。

背景情報:
北京愛知行健康教育研究所(Beijing Aizhixing Institute of Health Education)の共同設立者として、胡佳はHIV/エイズ問題の活動家として活動を始めた。しかし、エイズ以外のさまざまな人権問題にも取り組むなど、胡佳の活動範囲は広がっていた。2007年9月、胡佳は同じ活動家の滕彪(Teng Biao)とともに、オリンピック開催を迎える中で起きている人権侵害についての文章を発表した。2008年1月28日、警察は胡佳を「国家転覆扇動」容疑で正式に起訴した。同容疑は、中国の非暴力の活動家を沈黙させ投獄するためによく利用されている。

アムネスティ発表国際ニュース
2008年4月3日

*アムネスティ・インターナショナル日本は4月4日、胡佳氏の釈放を胡錦涛中国国家主席との会談で要
請するよう求める公開書簡を福田首相宛てに送りました。 
 
【関連する報告書】*日本語完全訳は4月末に発表予定。
・2008年4月「中国:オリンピック・カウントダウン--活動家への取り締まりが、オリンピックの伝統的遺産を危機にさらす」(英語)
・2008年4月 チベットに関する最新報告(英語)

 

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