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イスラエル/被占領パレスチナ地域/パレスチナ自治政府:イスラエル兵士によって荒らし尽くされたガザの家々

2009年1月23日
国・地域:イスラエル/被占領パレスチナ地域/パレスチナ自治政府
トピック:地域紛争
18日に停戦が宣言されたにもかかわらず、イスラエルの砲艦は毎朝ガザの海岸に向けて砲撃している。ガザのアムネスティ・インターナショナル事実調査チームは21日、イスラエルの砲艦からのこうした砲撃の結果、9人が負傷したという情報を得た。

アムネスティ・インターナショナルの「Livewire blog」ブログの第5回掲載分で、チームは22日、最近の3週間に及ぶ紛争の間、イスラエル軍兵士によって家屋を強制的に奪われ、軍事拠点として使用された家族たちを訪問した様子をつづっている。

訪問した数々の家で、チームは寝袋や医療キット、弾薬の空き箱、空の薬きょうなど捨てられたイスラエル軍の支給品を見つけた。兵士たちが家屋を占拠していた明らかな証拠である。

チームが訪れたすべての家で、部屋は荒らされており、家具はひっくり返されるか壊されていた。そこに住んでいた家族の衣類や書類、また個人の所持品は、床にばらまかれ傷つけられていた。ある場合には小便がかけられていた。

ガザ北部のサヤファのある家では、排泄物で一杯のいくつかの段ボール箱が家に残されていた。兵士たちが使用できるトイレがあったにもかかわらずである。壁にはヘブライ語で「次はもっと痛めつけてやるからな」というような荒っぽい脅し文句が落書きされていた。占拠したすべての家で、兵士たちは見張りや狙撃位置として使用するために家の外壁を壊し穴を開けていた。

クリス・コブスミスは、軍事専門家でアムネスティ・インターナショナルのチームの構成員であり、約20年間、英国陸軍に在職した士官であった。彼は自分が見たものや、イスラエル軍兵士の振る舞いと、規律がほとんど保たれていない状態に、愕然としたという。
「ガザの人びとは家を略奪され、故意に破壊され、神聖を汚された。その上、イスラエル軍兵士はゴミや排泄物の山のみならず、弾薬や他の軍装備品を残していった。これはプロの軍隊のする行為ではない」と、彼は述べた。

たいていの場合、家族たちは逃げ出すか、兵士たちによって追い出された。しかしながら、家族が去るのを兵士が妨害し、彼らを「人間の盾」として利用した場合もある。

アブ・アブダラーがアムネスティ・インターナショナルのチームに語ったところでは、ガザ北部のジャバリアの東、ハイ・アルサラムにある彼の家を奪った兵士たちは、彼と彼の妻、9人の子どもたちを地下室に2日間にわたって閉じ込めたという。「私たちには飲む水もありませんでしたが、兵士たちは私たちが外に出て水を得ることを許しませんでした。私は子どもに飲ませるために小さな容器でトイレのタンクから水をくまなければなりませんでした。私は何度もトイレに行っては泣きました。子どもたちに私が泣くのを見せたくなかったのです」

アムネスティ発表国際ニュース
2009年1月23日

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